
今回のリニューアルでは、参加者の興味に応じてルートを組み立てる個別対応を導入し、「日中交流史」「歴史建築」などのテーマ別ルートを新たに整備。さらに、上海出身の校長・熊剣欣が自らルートを再設計し、各スポットの背景やつながりを整理した解説資料を体系化しました。
従来の「観光同行」に近いサービスから、約4時間かけて上海の街を深く歩き、建築・人物・歴史を一つのストーリーとして読み解く体験型プログラムへと発展させています。
上海を訪れる人の多くが足を運ぶ外灘、豫園、南京路。どれも上海を代表する場所ですが、有名スポットを巡り、写真を撮るだけでは見えてこない上海があります。
イーチャイナアカデミー上海校が目指しているのは、観光地を効率よく回ることではありません。
普段なら何気なく通り過ぎてしまう建物や路地に足を止め、
「なぜこの建物がここにあるのか」
「この街では、かつてどんな人たちが暮らしていたのか」
「上海と日本は、どのようにつながっていたのか」
を知りながら歩くCity Walkです。
■ 2026年、City Walkを4つの方向で刷新
2026年のリニューアルでは、主に次の4点を強化しました。
- 参加者の興味に合わせた個別ルート設計
建築、文学、日中交流史、ローカルフードなど、参加者の関心に応じてルートを調整します。
- テーマ別ルートを新たに整備
「日中交流史」「歴史建築」など、一つのテーマから上海を深く理解できるコースを用意しました。
- 校長自らルートと解説資料を再構成
上海出身の熊校長が実際に街を歩きながらルートを見直し、建物や人物、街の成り立ちを関連づけて紹介できるよう解説内容を整理しました。
- 「観光同行」から「学びのプログラム」へ
名所を案内するだけではなく、街の中に点在する建物・人物・出来事をつなげながら理解する、約4時間のCity Walkとして体系化しました。
■ 上海の街には、建物そのものが語る物語がある
上海は近代以降、世界各地から人、資本、文化が集まりながら、現在の都市の形をつくってきました。
その歴史は、博物館の中だけに残っているわけではありません。
現在も使われている銀行、住宅、ホテル、教会、劇場、路地の中に、それぞれ異なる時代の痕跡が残っています。
例えば虹口は、20世紀前半に多くの日本人が生活した地域です。商社マン、銀行員、新聞記者、教師、医師とその家族などが暮らし、日本人居留地区が形成されました。
街を歩けば、当時の日本人社会や日中交流の痕跡を今も見ることができます。
旧・西本願寺は、日本の浄土真宗本願寺派の海外布教拠点として建てられ、宗教施設だけでなく、日本人コミュニティの集会や教育活動の場としても使われていました。
また、内山完造が上海で開いた内山書店は、単なる書店ではなく、魯迅をはじめ日中の文化人が交流する文化サロンのような場所でもありました。
背景を知らなければ、そのまま通り過ぎてしまう場所も、歴史を知ることでまったく違って見えてきます。
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■ 外灘にも残る、日本との意外なつながり
City Walkでは、外灘のような有名観光地も、「写真を撮る場所」としてではなく、建築や歴史を読み解く場所として歩きます。
例えば外灘24号は、かつて横浜正金銀行上海支店として使われていた建物です。1924年に竣工し、現在も外灘に残る、日本と上海の近代史を伝える建築の一つです。
また、黄浦路には旧日本領事館の建物も残っています。南側の赤レンガ建築「赤楼」は1911年竣工で、日本人建築家・平野勇造が設計しました。
「外灘は何度も来たことがある」という人でも、建物の背景を知ってから歩くと、同じ景色の見え方が変わります。
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■ 4時間だからこそ、「点」ではなく「線」で上海を見る
このCity Walkは、約4時間をかけて一つのエリアをじっくり歩きます。
短時間で観光スポットを次々に回るのではなく、建物から建物へ、街から街へと歩きながら、歴史をつなげて理解していくことを重視しています。
例えば虹口であれば、日本人居留地区の歴史、西本願寺、山陰路の里弄住宅、魯迅ゆかりの場所、内山書店、多倫路などをつなぎながら歩きます。
山陰路では、石庫門や西洋式住宅、日本式長屋の要素を持つ住宅など、異なるタイプの里弄建築を見ることができます。
また、多倫路はわずか約550メートルの通りですが、1920~30年代以降、魯迅、茅盾、丁玲、葉聖陶ら多くの文化人が活動し、近代上海の文学・文化史を感じられるエリアです。
個々の建物をバラバラに見るのではなく、その地域がどのように形成され、人々がどのように暮らし、文化が生まれたのかを一つのストーリーとしてたどります。
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■ コースは一人ひとりの興味に合わせて
今回のリニューアルで特に強化したのが、参加者ごとの個別ルート設計です。
例えば、
- 上海と日本の歴史的なつながりを知りたい
- 近代建築を中心に見たい
- 魯迅や文学の足跡を歩きたい
- 外灘の建物をじっくり見たい
- 上海の路地や里弄を歩きたい
- 歴史だけでなく、ローカルフードも楽しみたい
といった希望に合わせて、ルートを調整します。
一方で、
「上海のことはまだよく分からないので、全部お任せしたい」
という場合も可能です。
その場合は、滞在日数、中国語レベル、上海への訪問経験、興味のある分野などを確認しながら、熊校長がその人に合ったルートを提案します。
■ 上海出身の校長が、自分の街を案内する
このプログラムを企画し、ルートを考え、解説内容を整理し、実際に案内しているのは、イーチャイナアカデミー上海校の校長・熊剣欣です。
上海出身で、旅行や食べ歩きが好き。普段から街を歩き、新しい店や建物、路地を探すことを楽しんでいます。
City Walkを始めた理由は、上海には有名観光地以外にも「面白い場所」があまりにも多いと感じているからです。
何度も前を通っているのに、実は中に入れることを知らない建物。
今は普通の住宅や銀行として使われているものの、100年前にはまったく別の役割を持っていた建物。
日本人建築家が設計した建物や、日本と上海の交流を伝える場所。
背景を知らなければ、「古い建物だな」と思って通り過ぎてしまいます。
しかし、その物語を知った瞬間から、街の見え方は変わります。
「観光地を見る上海」から、「街を読み解く上海」へ。
イーチャイナアカデミー上海校では、中国語を学ぶだけでなく、その言葉が使われている上海という街そのものを深く知ってもらうことも、短期留学の大切な体験の一つだと考えています。
■ 中国語を学び、上海を知る短期留学へ
City Walkは、イーチャイナアカデミー上海校の短期中国語留学プログラムの付帯サービスとして実施しています。
午前中は教室で中国語を学び、別の時間には街へ出て、実際の上海を歩く。
授業で目にした地名や中国語の看板を街で見つけたり、歴史の中で日本と上海がどのようにつながってきたのかを知ったりすることで、中国語学習と上海での体験がつながっていきます。
短期滞在だからこそ、
「中国語を勉強して帰る」だけではなく、
「上海を見る目が少し変わって帰る」。
そんな短期留学を目指しています。
イーチャイナアカデミー上海校について
イーチャイナアカデミーは、日本人を対象とした中国語教育を行う中国語スクールです。
上海校では、上海在住の日本人向けレッスンのほか、日本から上海を訪れて学ぶ短期中国語留学も受け入れています。
短期留学では、受講者の目的や滞在日程、中国語レベルに合わせてマンツーマンレッスンや集中学習を組み合わせるほか、上海での実体験を重視したCity Walkなどのプログラムも提供しています。
学校名: イーチャイナアカデミー上海校
所在地: 上海市長寧区古北路507号申菱大厦406室
公式サイト: https://e-chinash.jp/
短期中国語留学: https://e-chinash.jp/chinese-short-term-study/
配信元企業:株式会社イーチャイナ
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