
表面実装部品(Surface Mount Components)の世界市場は、2025年に約64億米ドルと推定され、2026~2032年には年平均成長率(CAGR)8.7%で拡大し、2032年には約1,153.91億米ドルに達すると予測される。表面実装部品は、プリント基板(PCB)表面に直接実装する電子部品で、SMDとも呼ばれる。2025年の平均販売数量は約426.667億個、平均販売単価は約0.15米ドル、業界平均粗利益率は約35%と推定され、一般的な粗利益率は25~45%の範囲にある。
図. 表面実装部品の写真
表面実装部品の世界市場規模
Global Reportsが公開した最新調査レポート「表面実装部品の世界市場規模、シェア、企業ランキング、売上、需要動向予測(2026~2032年)」によると、表面実装部品の世界市場規模は、2025年の約6400百万米ドルから拡大し、2026年には約69951百万米ドルに達すると見込まれています。今後も年平均成長率(CAGR)8.7%で成長を続け、2032年には約115391百万米ドルに達すると予測されています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/press/363318/images/bodyimage1】
【画像 https://www.dreamnews.jp/press/363318/images/bodyimage2】
表面実装部品の構造と小型化需要
表面実装部品は、従来のスルーホール実装と異なり、部品リードを基板の穴に通す工程を必要とせず、SMT(表面実装技術)によってPCB上へ高密度に配置できる。製品はSMCとSMDに大別され、抵抗器、コンデンサ、インダクタなどの受動部品、トランジスタ、ダイオード、ICなどの能動部品、スイッチやコネクタなどの電気機械部品で構成される。パッケージもSOP、QFP、SOICなどのリード付きタイプからQFN、LGA、BGA、さらに0201、0402、0603、0805、1206などのチップ型へ広がっている。
SMD・SMT技術を支える高密度実装
表面実装部品市場の成長を支える最大の要因は、電子機器の小型化と高機能化である。0402や0603などの小型パッケージは、限られたPCB面積により多くの機能を搭載するために重要となる。特にIoT端末、5G通信機器、ウェアラブル機器では、基板サイズ、消費電力、熱設計を同時に最適化する必要があり、SMDの高密度実装能力が製品設計の自由度を左右する。
2026年の電子部品市場では、AI関連機器やデータ通信インフラの設備投資も実装部品需要を支える要因となっている。さらに、SMT生産ラインでは画像認識、AI検査、実装機の自動補正などが進展し、微細部品の位置ずれやはんだ接合不良を低減する方向で製造工程の自動化が進んでいる。小型化が進むほど部品配置精度や熱管理、はんだ接合信頼性への要求が高まるため、部品メーカーと基板設計・実装メーカー間の協調が重要となる。
車載エレクトロニクスが新たな需要を形成
表面実装部品は、コンシューマーエレクトロニクスに加え、通信機器、車載エレクトロニクス、産業オートメーション、医療電子機器などへ用途を拡大している。特に自動車では、ADAS、インフォテインメント、車載通信、電動パワートレインなど電子システムの搭載量が増加しており、表面実装部品には小型化だけでなく、耐熱性、耐振動性、長期信頼性が求められる。EVの普及も電力制御やバッテリー管理関連の電子部品需要を押し上げる要因となる。
サプライチェーン再編と企業競争
上流では半導体ウエハー、セラミック基板、金属合金、導電性ペーストなどの材料メーカーが位置し、中流では表面実装部品メーカーが設計、製造、試験、パッケージングを担う。下流にはEMS、OEM、受託組立企業が存在し、民生機器から自動車、通信、産業、航空宇宙・防衛、医療まで幅広い需要を形成する。
主要企業にはVishay Intertechnology、Susumu、KOA Speer Electronics、Viking Tech、Yageo、Panasonic、Walsin Technology、Bourns、TE Connectivity、Samsung Electro-Mechanics、Murata Manufacturing、Kyocera、Littelfuse、China Resources Microelectronicsなどが含まれる。地域別では中国、日本、韓国、東南アジアを含むアジア太平洋が主要な電子機器生産拠点となっている。
一方、2025年以降の米国関税政策の変化や地政学的緊張は、表面実装部品の調達コスト、物流経路、サプライヤー構成に影響を与えている。今後は、部品の小型化・高密度化に加え、車載・産業用途向けの信頼性、熱管理、供給安定性が重要な競争軸となる。表面実装部品市場では、部品単体の性能向上とSMT工程全体の最適化を一体化した供給体制が、次世代電子機器の高機能化を支える重要な基盤となる。
Global Reportsの最新調査レポート「表面実装部品の世界市場規模、シェア、企業ランキング、売上、需要動向予測(2026~2032年)」をもとに、表面実装部品市場の市場規模、成長動向、主要企業の競争環境などについて整理します。
【レポート詳細・無料サンプルの取得】
https://www.globalreports.jp/reports/111773/surface-mount-components
Global Reports
お問い合わせフォーム:https://www.globalreports.jp/contact-us
住所:東京都中央区勝どき五丁目12番4-1203号
TEL:050-5840-2692(日本)/0081-5058402692(グローバル)
E-mail:info@globalreports.jp
URL:https://www.globalreports.jp
会社概要
Global Reportsは、東京を拠点に世界各地の産業情報を統合し、企業の意思決定を支援するレポートを提供しています。160カ国以上の市場をカバーし、65,000社を超える企業の事業成長をサポート。最新トレンドと競争環境の分析に基づき、信頼性の高い情報を迅速かつ正確に提供します。今後も、信頼と実績を礎に、高品質かつ実践的な情報提供を継続してまいります。
配信元企業:Global Reports
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
