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EUサイバーレジリエンス法(CRA)対応の組み込み向けリアルタイムOS「SCIOPTA」国内提供開始。堅牢なメッセージパッシングとSBOMにより、製造業のサイバーセキュリティ対策と法への準拠を強力支援


2026年9月18日、東京都渋谷区 - ポジティブワン株式会社(スイス、SCIOPTA Systems GmbH、日本総代理店)は、EUサイバーレジリエンス法(CRA:Regulation (EU) 2024/2847)の要件に完全対応した高信頼性リアルタイムOS(RTOS)およびミドルウェア製品「SCIOPTA」の日本市場向け提供を発表いたします。

【市場でのニーズ】
2027年12月に全面適用が迫るEUサイバーレジリエンス法(CRA)により、デジタル要素を含む製品に対する水平的なサイバーセキュリティ要件が厳格化されています。欧州市場へIoT機器、産業用制御システム、自動車、医療機器などを展開する日本のシステムメーカーにとって、開発初期段階からのセキュリティ設計(セキュア・バイ・デザイン)の組み込みと、サプライチェーンの透明性確保が急務となっています。サイバー攻撃の高度化に伴い、従来のOSアーキテクチャに内在する脆弱性を根本から解決し、法令に準拠しつつ実装コストを削減できる、強力なセキュリティ基盤を備えたRTOSへのニーズが急速に高まっています。

【製品のメリットハイライト】
・サイバーセキュリティに直結する「メッセージパッシング」の優位性
従来のRTOSで多用されるセマフォや共有メモリによるタスク間通信は、開発者の実装ミスによる競合状態やデータ破壊を引き起こしやすく、サイバー攻撃(バッファオーバーフローや不正なメモリアクセスなど)の脆弱性の温床となります。一方、SCIOPTAは決定論的な「メッセージパッシング」アーキテクチャを採用しています。タスク間で直接メモリを共有せず、OSが隔離・保護された領域で安全にメッセージの受け渡しを行うため、不正アクセスやメモリ汚染をアーキテクチャレベルで根本から排除します。MMU/MPUと組み合わせることでモジュール間の完全な分離(アイソレーション)を実現し、サイバーセキュリティに対して極めて強い耐性を発揮します。

・サプライチェーンの透明性確保
CRAが義務付ける要件に対応するため、すべての納品物に対してSPDXフォーマットの機械可読なソフトウェア部品表(SBOM)を提供します。これにより、メーカーやインテグレーターは必要なデューデリジェンスを容易に実行し、脆弱性の管理・特定を迅速に行うことができます。

・安全な提供と完全性の担保
カーネルおよびミドルウェアのパッケージは、真正性と完全性を保証するため、PGP署名を付与しHTTPS経由で安全に提供されます。すべてのコンポーネントに対してSHA256ハッシュが提供され、流通経路における改ざんリスクを排除します。

・認証取得済みの開発ライフサイクル
TÜV SÜDによる機能安全認証(IEC 61508 SIL3、EN 50128 SIL4、ISO 26262 ASIL D)を取得しています。監査された成熟した開発プロセスの証拠は、CRAの適合性評価を行う上で強力かつ信頼性の高い基盤となります。

【製品の仕様】
・OSアーキテクチャ:フルプリエンプティブ・リアルタイムオペレーティングシステム
・タスク間通信:直接的なメモリ共有を排除したセキュアなメッセージパッシング方式
・メモリ保護機能:MMU(メモリ管理ユニット)およびMPU(メモリ保護ユニット)の完全サポート
・セキュリティ証明:SPDXフォーマットに基づくSBOM標準提供、SHA256ハッシュ検証、PGP署名付き提供
・取得済み機能安全規格:IEC 61508 SIL3(産業)、EN 50128 SIL4(鉄道)、ISO 26262 ASIL D(自動車)
・対象デバイス:IoTエンドポイント、車載ECU、エッジコンピューティング、高信頼性が求められる産業・医療用コントローラ

【SCIOPTA Systems社の紹介】
SCIOPTA Systems GmbHは、スイスに本社を置く高信頼性および機能安全向けリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)の専門メーカーです。独自のセキュア・バイ・デザイン思想(メッセージパッシング・アーキテクチャ)に基づき、IEC 61508、ISO 26262、EN 50128といった厳格な国際規格に準拠したソフトウェアソリューションを提供しています。自動車、鉄道、産業、医療機器など、世界中のミッションクリティカルな分野でシステム開発を支え、次世代のサイバーセキュリティ要件にもいち早く対応しています。

【会社概要】
ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)は、最先端技術を活用したエンベデッドソリューションを提供する技術パートナーです。エンベデッド・ボードコンピュータ、SoM(System on Module)、組込み開発ツール、組込みOS・ミドルウェア、スマートカード(NFC/EMV)関連テストツール、オートモーティブ関連テストツールを取り扱い、開発現場の「設計・実装・検証・規格対応」を支援します。
また、システムインテグレーション、組込みハードウェア受託開発、ドライバ開発、アプリケーション開発など、ハードウェアからソフトウェアまで一貫した受託開発に対応します。
さらに、SCIOPTA Systemsの日本総代理店、PHYTECの日本正規代理店として、機能安全(IEC 61508/ISO 26262/EN 50128)を見据えた提案も行っています。

本社:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
設立:2004年1月

公式サイト:http://www.positive-one.com
SoM製品:https://www.chinchillasmart.com

本件に関するお問い合わせ先
ポジティブワン株式会社
メール:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301

【画像 https://www.dreamnews.jp/press/357243/images/bodyimage1



配信元企業:ポジティブワン株式会社
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