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リテルヒューズ、車載高電圧電源システムの保護に向けたTVSダイオードシリーズを発表


新しい車載グレードのTVSダイオードは、単一デバイスでBDU、HVAC、PTCシステムのGaN/SiC MOSFETおよびIGBTを保護し、部品コストを削減

日本・東京、2026年5月19日 - 持続可能な社会と安全な暮らしを支える工業技術を提供するグローバル企業リテルヒューズ・インク(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人Littelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は本日、高電圧過渡電圧サプレッサ(TVS)ダイオードの新シリーズ「TPSMC」「TPSMD」「TP5.0SMDJ」を発表しました。本シリーズはバッテリー遮断ユニット(BDU)、高電圧HVACシステム、PTC(正温度係数)ヒーターなどの車載高電圧パワーエレクトロニクス用途に向けて特別設計されており、トランジェント保護を目的とした同社TPシリーズのポートフォリオを拡充するものです。

EVの高電圧化およびワイドバンドギャップ半導体への移行が進む中、GaN/SiC MOSFETやIGBTなどのパワー半導体は、負荷遮断、誘導負荷スイッチング、その他の高エネルギートランジェントによる過電圧ストレスにさらされる機会が増えています。従来の低電圧および中電圧TVSソリューションでは、必要な耐圧性能を確保するために複数デバイスを直列接続する必要があり、このためPCB面積の増加、設計の複雑化、部品コスト上昇の要因となっていました。

新しいTPSMC、TPSMD、およびTP5.0SMDJシリーズは、最大400Vの逆方向スタンドオフ電圧(VRWM)と高ピークパルス電力を単一の車載グレードTVSダイオードで実現することで、この課題に対応します。これにより、保護回路の構成を簡素化できるとともに、システム効率および堅牢性の向上に寄与します。

主な特徴
・最大400Vの高い逆方向スタンドオフ電圧(VRWM)により、車載高電圧回路を単一デバイスで保護
・最大300Aのピークサージ電流および最大5kWのピークパルス電力に対応し、過酷なトランジェント環境下でも高い保護性能を発揮
・高速応答(通常1ピコ秒未満)により、効果的なトランジェントクランピングを実現
・AEC-Q101準拠およびPPAP対応により、車載品質の要求に対応
・DO-214AB(SMC)表面実装パッケージの採用により、基板面積の最小化とレイアウトの簡素化を実現
・IEC 61000-4-2規格(最大30kV ESD耐性)に準拠し、堅牢なシステムレベル保護を実現
・複数デバイスを用いた構成に比べて、部品点数と部品コストを削減

車載高電圧電源システムに最適化
TPSMC、TPSMD、およびTP5.0SMDJシリーズは、車載高電圧サブシステムに最適化されたTVSダイオードであり、設計者に以下のメリットを提供します。
・直列接続が必要なTVSデバイス数を削減
・導通損失を低減するために、定格の低いGaN/SiC MOSFETおよびIGBTが利用可能
・システム全体の効率向上とコスト削減を両立

リテルヒューズのプロダクトマーケティングディレクターであるCharlie Caiは、「これらの高電圧TVSダイオードは、次世代車載電源アーキテクチャ向けに開発されました。BDU、HVAC、PTCアプリケーションにおいて、単一デバイスによる過渡保護を実現することで、お客様は設計を簡素化し、部品コストを削減できるだけでなく、より低い定格のパワー半導体が選択できることでシステム全体の効率と性能を向上できます」と話しています。

【画像 https://www.dreamnews.jp/press/349732/images/bodyimage1

すべてのシリーズは、単方向および双方向の両タイプが利用可能です。

主な用途
・車載電子機器
・バッテリー遮断ユニット(BDU)
・高電圧HVACコンプレッサー
・PTCキャビンおよびバッテリーヒーター
・高電圧DC配電

FAQ(よくあるご質問)
Q1. なぜ従来のTVSではなく高電圧TVSダイオードを使用するのでしょうか?
高電圧TVSダイオードは単一デバイスで十分なスタンドオフ電圧を提供できるため、複数の低電圧デバイスを直列接続する必要がありません。これにより、PCB面積とコストの低減、設計の簡素化が可能です。

Q2. これらのTVSダイオードはどのパワー半導体の保護を目的としていますか?
高電圧車載用パワーエレクトロニクスで使用されるGaN/SiC MOSFETおよびIGBTの保護に最適化されています。

Q3. これらのデバイスはどの車載規格に準拠していますか?
TPSMC、TPSMD、およびTP5.0SMDJシリーズは、AEC-Q101準拠、PPAP対応であり、IEC 61000-4-2 ESD要件に適合しています。

Q4. TPSMC、TPSMD、およびTP5.0SMDJシリーズの違いは何ですか?
TPSMCは1500 W、TPSMDは3000 W、TP5.0SMDJは5000 Wのピークパルス電力に対応しています。

Q5. これらのTVSダイオードは既存のリテルヒューズ製品と互換性がありますか?
はい。既存のリテルヒューズのTVSおよび回路保護ポートフォリオとシームレスに統合できるよう設計されています。

提供形態
車載グレードのTVSダイオードシリーズ「TPSMC」「TPSMD」「TP5.0SMDJ」は、テープ&リール(3,000個単位)で提供されます。リテルヒューズの正規代理店はlittelfuse.comでご確認いただけます。

詳細情報
・詳細については製品ページをご覧ください。
TPSMC:https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/overvoltage-protection/tvs-diodes/automotive-tvs-diodes/tpsmc
TPSMD:https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/overvoltage-protection/tvs-diodes/automotive-tvs-diodes/tpsmd
TP5.0SMDJ:https://www.littelfuse.com/ja-jp/products/overvoltage-protection/tvs-diodes/automotive-tvs-diodes/tp5-0smdj
・製品紹介動画(日本語版): https://www.youtube.com/watch?v=0PAUTyXaQEU



リテルヒューズについて
リテルヒューズは、持続可能でつながりのある、より安全な世界の実現に貢献する、電子部品製造会社です。全世界で20か国以上に展開し、約16,000人の従業員とともに、革新的かつ信頼の高いソリューションの設計、提供を通じて、お客様とのパートナーシップを築いています。当社の製品は、産業機械、輸送機械、電子機器など、100,000社を超えるエンドユーザーにご利用いただいており、日々の暮らしのあらゆる場面で活躍しています。詳細についてはLittelfuse.comをご覧ください。

【画像 https://www.dreamnews.jp/press/349732/images/bodyimage2



配信元企業:Littelfuseジャパン合同会社
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