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脱炭素時代の新たな一手「炭素の固定化」 国内初、デコスファイバーが建築用断熱材として炭素固定量を発表  住宅1棟分で杉の樹154本相当の二酸化炭素を吸収・固定


株式会社デコスは新聞紙を主原料とした断熱材「デコスファイバー」の炭素固定量を発表しました。デコスファイバーを住宅1棟あたり1.2トン使用すると、40年生の杉154.13本分のCO2固定に相当し、カーボンニュートラルの一環として注目されています。製品は製造から廃棄までCO2排出を抑える環境性能が高く、省エネ設備や木材利用に代わる新たな脱炭素化手段として話題です。デコスは今後も木造建築を推進しつつ、断熱材の役割を強化する意向を表明しています。

●新聞紙を主原料としたセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」の製造・販売・施工を手がける株式会社デコス(本社:山口県下関市、代表取締役:安成信次)は、国内の建築用断熱材として初めて炭素固定量を算出、5月8日(木)に発表いたしました。
 カーボンニュートラルの実現に向けてCO2排出量の削減が求められるなか、「大気中の二酸化炭素を閉じ込める=炭素の固定化」という新たな観点に注目が集まっています。デコスファイバーを住宅1棟あたり1.2トン使用することで、40年生の杉154.13本が1年間に固定するCO2量に相当することが明らかになりました。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000321638&id=bodyimage1

●●●●デコスファイバー1袋(15kg)●●●●●●●●杉の木 約2本分(16.955kg)

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●●●●●●●●●●●●●●デコスファイバーの使用による炭素固定量

建築業界でもCO2排出量の「見える化」が加速
 国が掲げる「2050年カーボンニュートラル」に伴い、住宅・建築分野でも脱炭素化の取り組みが進んでいます。エアコンや照明など省エネ設備の導入、断熱性能の向上といった運用段階での省エネ化に加え、「建設時のCO2排出量」削減への意識も高まっています。
 木造化や国産材利用などの構法に加え、製造から廃棄までのライフサイクルでCO2排出の少ない環境性能の高い建材が注目されています。
 当社では2011年に、建築用断熱材として国内で初めてCFP(カーボンフットプリント)認定を取得し、CO2排出量を数値化しており、またグラスウール24Kと比較し、建設時のCO2排出量を約56%削減できる実績も公表しています。


 今回、新たなステップとして「炭素の固定化」量も公表、脱炭素化に向けた次の一手として、その認知拡大を図ります。
炭素を「削減」から「固定」へ――“カーボンストック”という新しい考え方
 「炭素の固定化」とは、大気中のCO2を何らかの形で大気に戻さずに保持する取り組みで、脱炭素社会に向けた効果的な手段とされています。植物は光合成により二酸化炭素を吸収し、炭素として蓄える役割を果たしています。同様に、木材や紙製品も炭素を固定化する能力を持ちます。2021年に林野庁が制定した「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示ガイドライン」では、都市部の建物を“第2の森林”と捉える動きが示されました。
デコスファイバーは再生新聞紙を原料の約80%に使用しており、木材由来の炭素固定材としての役割を担っています。紙製品の炭素含有率は35%とされ、デコスファイバー1袋(15kg)で16.955kgの炭素固定が可能、住宅1棟あたりでは1,356.4kgの固定量、40年生杉の木154.13本分の年間CO2固定量に相当します。今後も、木造建築の推進とともに、断熱材による炭素固定の可能性を提案してまいります。

脱炭素に向けた取組について詳しくはこちら … https://www.decos.co.jp/datsutanso


デコスファイバーとは…
新聞紙を主原料とする綿状の木質繊維系断熱材(セルロースファイバー断熱材)です。木質繊維系断熱材は、断熱性だけでなく、調湿性・吸音性・防火性などにも優れており、熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)なども一切を使用せず、電気エネルギーのみを用いて製造され他の断熱材に比べ製造時のエネルギー消費量が圧倒的に低いのが特長です。中でも当社のデコスファイバーは製造時CO2排出量国内最小、国内の建築用断熱材で唯一エコリーフを取得するなど、環境性能の高い断熱材です。


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000321638&id=bodyimage3

<会社概要>
企業名    :株式会社デコス             設立 :1974年 8月 30日
代表者    :代表取締役 安成信次         資本金 :30,000,000 円
本社所在地  :山口県下関市菊川町田部155-7    従業員数 :25名
事業内容   :断熱材製造販売・施工、FC事業
ホームページ :https://www.decos.co.jp/

【報道関係者 お問い合わせ】
デコス 広報事務局
担当:川崎(090-2401-4914)福土(080-6538-6292)
E-mail: pr@netamoto.co.jp  TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788



配信元企業:株式会社デコス
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