
精神科デイナイトケアを行う榎本グループ(港区虎ノ門 理事長:榎本 明)の西川口榎本クリニックで5月29日(木)に無料講演会を開催。
【講演会概要】
●ゲストスピーカー(1):田村勝弘
川越少年刑務所(教育専門官・社会福祉士)
・基調講演:受刑者の社会復帰と再犯防止
●ゲストスピーカー(2):湯浅静香
碧の森代表(元受刑者・現役大学生・キャリアコンサルタント)
・基調講演:現役大学生が語る受刑経験とその先にある未来
●斉藤 章佳
(西川口榎本クリニック副院長/精神保健福祉士・社会福祉士)
・鼎談&質疑応答
■日時:2025年5月29日(木)13:30~16:00
■場所:西川口榎本クリニック3階(埼玉県川口市並木3-12-6)
■定員:70名(申し込み先着順)
■参加費:無料
■申込み〆切:2025年5月24日(土)
■対象者:この問題に関わる関係者・家族
【お申込みはこちら】
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■拘禁刑と少年犯罪
近年減少傾向にあった少年犯罪ですが、2022年を境に増加傾向にあり、その理由として、SNSなどの普及による窃盗や薬物、特殊詐欺などの少年の犯行形態が多様化している事が考えられる。
一般的に、このような罪を犯した刑法犯は刑事施設に拘置され、懲役に関しては所定の作業を行わせると定められている。しかし、懲役犯は作業が刑の本質的要素であるため、どの受刑者も一定の時間を割かなければならないなど、改善更生や社会復帰のために必要な指導等を行う時間を確保することが困難な場合がある。
このような状況を鑑み、令和4年に成立した刑法等の一部を改正する法律により、令和7年6月より拘禁刑が施行される事になった。
拘禁刑とは個々の受刑者の特性に応じて、改善更生・再犯防止のために必要な作業や指導を行うことにより、円滑な社会復帰に向けた動機付けを行い、再犯の防止を目指すものである。
しかし、出所後に就職支援や福祉的支援などのサポートが無ければ安定した生活を送ることが困難になり、再度罪を犯す者も出てくるため、関係機関や民間団体と連携して、本人に寄り添った柔軟な処遇や社会復帰支援を行う事で再犯の防止を目指していく。
榎本クリニックではそのような受刑者を支援し、窃盗や薬物などの依存症患者にはさらに継続的なプログラムを行う事でより一層の改善を目指している。
■榎本クリニックについて
榎本グループは、池袋を初め、新大塚、飯田橋、御徒町、大森、小岩、大船、西川口に計8つのクリニックを展開。
精神科ケアの現場が郊外にしか無かった頃から、都心部を中心に精神科デイケア・デイナイトケアに特化し、通院での精神科地域医療では全国最大規模で展開。
■講師:斉藤 章佳(さいとう あきよし)氏プロフィール
西川口榎本クリニック副院長(精神保健福祉士/社会福祉士)
・1979年滋賀県生まれ。大卒後、我が国最大規模といわれる依 存症施設である榎本クリニックにソーシャルワーカーとして、20年以上にわたりアルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・性犯罪・児童虐待・DV・クレプトマニアなど様々なアディクション臨床に横断的に携わる。その後、2024年10月から現職。
専門は加害者臨床で現在まで3000名以上の性犯罪加害者の治療に関わり、性犯罪加害者の家族支援も含めた包括的な地域トリートメントに関する実践・研究・啓発活動に取り組んでいる。また、都内更生保護施設では長年「酒害・薬害教育プログラム」の講師をつとめている。小中学校では薬物乱用防止教育をはじめ、大学でも早期の依存症教育に積極的に関わっており、全国での講演も含めその活動は幅広くマスコミでも度々取り上げられている。東京都痴漢被害実態把握調査委員、一般社団法人痴漢抑止活動センターアドバイザーなど。
著書
「性依存症の治療」 金剛出版.2014(共著)
「性依存症のリアル」 金剛出版.2015(共著)
「男が痴漢になる理由」 イースト・プレス.2017
「万引き依存症」 イースト・プレス.2018
「小児性愛という病-それは、愛ではない~」 ブックマン社.2019
「しくじらない飲み方-酒に逃げずに生きるには」 集英社.2020
「セックス依存症」 幻冬舎新書.2020
「行為依存と刑事弁護」 日本加除出版.2021(共著)
「盗撮をやめられない男たち」 扶桑社.2021
「行為プロセス依存症の診断・治療と再発防止プログラム作成の手引き」 診断と治療社.
2022(共著)
「50歳からの性教育」 河出書房新社.2023(共著)
「男尊女卑依存症社会」 亜紀書房. 2023
「子どもへの性加害-性的グルーミングとは何か」 幻冬舎新書.2023
「つながりを、取り戻す。」 ブックマン社.2023(共著)
「性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ」 ブックマン社.2024(共著)
監修に漫画「セックス依存症になりました。」(津島隆太作集英社.2020)がある。
「性的同意は世界を救う」時事通信社2025(共著)がある。
社名 医療法人社団 明善会
URL : https://www.enomoto-clinic.jp/
所在地 :〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-13 Prime Terrace KAMIYACHO 3F
設立 :1992年8月
理事長 :榎本 明
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社フェイスブレインコンサルティング
●所在地 東京都港区浜松町2-2-15 ダイヤビル2F
●TEL :03-6675-3985
●FAX :03-6866-8937
●E-mail:info@fbc-pr.co.jp
●担当 :山口
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000320958&id=bodyimage2】
配信元企業:医療法人社団 明善会
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