
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、士業・法曹業界の人がデータを“活かす”ことに特化したAI連携型のデータ基盤「AI孔明TM on IDX」を正式に発表しました。
弁護士・司法書士・行政書士・特許事務所など、多くの士業オフィスでは、日常的に契約書の作成・修正・管理を行っています。昨今ではクラウドベースの契約書作成ツールや、申請支援ソフトなども広く導入され、業務の効率化が進んでいるように見えます。しかし、実際の現場では「過去に作成した契約書を横断的に検索できない」「同様の修正履歴を確認したいが、探し出せない」といった“文書の活用”に関する悩みが根強く存在しています。
その背景には、「文書がソフトウェアの中に閉じ込められている」という重大な問題、すなわちベンダーロック(Vendor Lock-in)の構造があります。
■ ベンダーロック:士業に潜む“気づかれにくい”課題
ベンダーロックとは、特定のソフトやクラウドサービスにデータが依存し、外部での活用や他のシステムとの連携が制限される状態を指します。
例えば、多くの契約作成ソフトでは、完成した文書が専用フォーマットやクラウド内に保存され、エクスポートしても検索性が低いPDFや画像形式でしか出力できません。そのため、「誰が、いつ、どの条項を、なぜ修正したのか」「同じようなケースの契約はあったか」といった業務的に重要な問いに答える手段が失われています。
この“検索できない契約書”こそが、生成AI時代において致命的な足かせとなっているのです。
■ 解決策:AI孔明TM on IDXが実現する“ナレッジとして使える契約データベース”
このような課題に対し、AI孔明 on IDXは根本的な解決策を提供します。IDXは、文書の保存・共有・管理ができる法人向けデータ基盤であり、WordやPDFといった汎用フォーマットの契約書、顧問対応メモ、相談履歴、照会文書などを構造化保存。さらに、AI孔明によって、それらの文書をベクトル化(意味に基づく検索が可能な状態)し、生成AIによる要約・比較・事例抽出・対話Q&Aを可能にします。
たとえば、以下のような業務がAIによって効率化されます:
● 「このNDAは、過去に使ったA社との契約とどう違う?」
● 「同業種・同業態で使用した賃貸借契約書は他にあるか?」
● 「この契約の解除条項、過去にトラブルのあった修正履歴があるか?」
■ “属人性の解消”と“知見の資産化”という二重の効果
士業の現場では、契約書の修正意図や顧問先の過去対応履歴が担当者の記憶やメール履歴にしか残っていないことがよくあります。これが“属人リスク”を生み、新人育成やナレッジ継承を困難にしています。AI孔明 on IDXを活用することで、これらの知見を「AIが覚えている」状態に変えることができ、新人スタッフでも、契約文書に対して的確な判断材料をAIから得ることができます。結果として、業務品質の平準化、対応スピードの向上、クライアント満足度の向上へとつながります。
■ 「AI導入したのに使えない」──その理由は“データ”にあった
現在、多くの士業事務所が、AI契約レビューツールや法務支援AIに注目しています。しかし、実際に導入したところ「期待したほど使えない」「事務所業務には合わない」と感じている声も少なくありません。その最大の理由は、「使える形で契約文書が保存されていない」=つまり、ナレッジとしてAIに活用できる素材がないことにあります。
AI孔明 on IDXは、その文書資産を「意味で活用できる状態」に変換し、自社データを自社の生成AIで使えるように整備する“法律ナレッジのAI変換エンジン”です。
■ 今すぐできる:3本の契約書から始めるPoC(試験導入)
「とはいえ、いきなり全社導入は不安」という方向けに、AI孔明 on IDXではPoC支援(お試し導入)をご用意しています。過去の契約書3本をアップロードするだけで、AIが条項の差異、修正履歴、懸念ポイントを抽出し、自然言語で解説。PoC終了後は、そのままナレッジDBとしての継続利用も可能です。
■ まとめ:士業が“AIを本当に活かす”ための第一歩
AI時代において、重要なのは「どのAIを使うか」ではなく、「どのようなデータを、どう持っているか」です。AI孔明 on IDXは、士業における契約文書や顧客対応履歴という知的資産を“意味で使えるデータ”に変換し、生成AIとの融合を可能にする唯一の国産プラットフォームです。
今こそ、「契約書を作る」から「契約書を活かす」時代へ。
AI孔明 on IDXが、士業のナレッジ活用を根本から変革します。
【無料PoC・資料請求・業界別相談】はこちら:
https://www.idx.jp/aikoumei/one/
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明TM』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000319039&id=bodyimage2】
配信元企業:AIデータ株式会社
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