starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

SYS TEC electronicの鉄道車両向けCANopenソリューション強化:カスタマイズ&高信頼モジュラー通信制御提供CiA規格準拠スタックと多彩OS/ハード対応で進化する鉄道通信要件に応える


ポジティブワン株式会社は、SYS TEC electronic GmbHと協力して、鉄道車両の通信と制御システム向けにCANopenソリューションを強化しました。このソリューションは、鉄道業界特有の厳しい要件に応じてカスタマイズ可能で、高い安全性と信頼性を持っています。CANopenプロトコルスタックやマネージャースタック、オブジェクトディクショナリ構築ツールなどの技術的コンポーネントが含まれ、多様なOSとプラットフォームに対応します。また、SYS TECの製品はモジュール式で、安全性と操作性を最大限に考慮した設計がされています。これにより、鉄道業界における最先端の通信ニーズに応答し、システム全体の効率化と信頼性向上を実現します。

2025年5月27日 東京都渋谷区 ポジティブワン株式会社(ドイツ・ハインスドルファーグルント州に本社を構えるSYS TEC electronic GmbH、日本総代理店)は、鉄道車両向けCANopenソリューション強化し、カスタマイズ&高信頼モジュラー通信制御提供CiA規格準拠スタック(ソースコード)と多彩OS/ハード対応で進化する鉄道通信要件に応えた製品ソリューションを提供いたします。

◆鉄道車両における複雑な通信および制御システムの高まる要求に応えるSYS TEC electronic優位性
産業用組み込みシステムのリーディングプロバイダーであるSYS TEC electronicは、鉄道車両における複雑な通信および制御システムの高まる要求に応えるため、先進的なCANopenソリューションの提供を強化していることを発表します。当社のソリューションは、鉄道業界特有の厳しい要件を満たすべく、柔軟なカスタマイズ性、堅牢な実績、そして高い安全性と信頼性を提供します。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000310680&id=bodyimage1

◆技術的詳細と製品構成
SYS TEC electronicのCANopenソリューションは、以下の主要コンポーネントで構成されています。

CANopenプロトコルスタック(SO-877):
・ CiA 301準拠: マスターおよびスレーブ機能を含むANSI-Cソースコードとして提供
・ 機能: NMTマスター、LSSマスター、SDOクライアント機能をサポート
・ マルチインスタンス対応: 単一のハードウェア上で複数のCANopenデバイスを実装可能であり、リソース効率の高いシステム構築を支援

CANopenマネージャースタック(SO-1063):
・ CiA 302準拠: CANopenマネージャー機能を提供
・ 機能: NMTマスター、LSSマスター、SDOクライアント機能を含み

オブジェクトディクショナリ構築ツール(ODBuilder II):
・ オブジェクトディクショナリの作成およびEDSファイルの生成を支援するツール
・ ソースコードの自動生成機能を備え、開発効率を大幅に向上

◆対応プロファイルとプラットフォーム
SYS TEC electronicのCANopenソリューションは、鉄道用途に関連する以下のCiAプロファイルに対応しています。

・ CiA 301: 通信プロファイル(基本機能)
・ CiA 302: CANopenマネージャー機能
・ CiA 305: レイヤ設定サービス(LSS)
・ CiA 401: 汎用I/Oデバイスプロファイル
・ CiA 402: モーション制御プロファイル(最大8軸対応)
・ CiA 417: リフトアプリケーションプロファイル(カスタム対応、一部顧客実績あり)
※ CiA 309(CANopen over TCP/IP)には対応しておりません 。

ライセンスには多くのサンプルが含まれ、他のマイコンでも利用可能です 。対応OS: NoRTOS、FreeRTOS、SafeRTOS、Linux、Windows、SCIOPTA、ThreadX、embOS、RTX5など、多様なOSに対応 。ドライバ: ドライバに関するドキュメントが提供されるため、お客様自身での開発も可能です 。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000310680&id=bodyimage2

◆豊富な導入実績
・ 鉄道車両向けモジュラー通信システムへの採用実績
sysWORXX CANopen I/Oモジュール(IO-X1~X6)およびUSB-CANmodulシリーズが、SYS TEC electronicの「Transport &Railway Technology」リファレンスで紹介されるモジュラー列車通信システムに組み込まれ、ドア制御や情報表示システムなどのサブコンポーネントとして採用されています 。

・ 提供ソリューション概要(CANopenランタイム・ソースコード提供、ランタイムライセンス不要)
CANopenプロトコルスタック(SO-877-VP)
CiA 301/302準拠、NMT/LSS/SDO機能、マルチインスタンス対応

CANopenマネージャースタック(SO-1063)
CiA 305/401対応。オプションでCiA 402(最大8軸制御)/CiA 417カスタム対応可能

・ ODBuilder II
GUIでOD定義→EDS/DCF/XML生成→ソースコード出力をワンステップで実現

・ sysWORXX I/Oモジュール&ゲートウェイ
デジタル/アナログI/O、Ethernetブリッジ、USB-RS232など多彩なインターフェイスを標準提供

例:sysWORXX CTR-700:
汎用性の高い産業用コントローラで、Linuxベースでプログラマブルであり、IoTゲートウェイとしても機能します。状態監視、予知保全、エネルギー管理などの幅広いIoTアプリケーションに利用可能とされており、産業用途に適した堅牢な設計が特徴です。SYS TEC electronic社は、「Transport &railway technology (輸送・鉄道技術)」を主要な産業分野の一つとして挙げており、CTR-700を含む製品がこの分野で活用されています。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000310680&id=bodyimage3

◆鉄道アプリケーションへの貢献
鉄道業界では、複数ノード管理、I/O制御、昇降装置、冗長通信など、多様なニーズが存在します 。SYS TEC electronicは、以下のような特徴でこれらのニーズに対応します。

・ 複雑な通信・制御システムの開発: 鉄道車両におけるマルチメディアサービスの増加に伴い、通信システムの要求は劇的に高まっています。当社は、限られたスペースに最適化されたコンパクトで高度に統合されたシステムソリューションを提供
・ モジュール式設計: ハウジング配置、CPUモジュール、デジタル電源、I/Oモジュールなど、お客様の個別の要件に応じたモジュール式通信・制御システムを開発します。これにより、最適な熱分布と放熱設計を確保
・ 安全性と信頼性: 当社の制御システムは、産業用アプリケーションの運用安全性を最大限に高めるために最適化されています。統合されたオンボード診断システムが、運用上重要なプロセス、温度、電圧供給を監視し、危険な状況を検知し、差し迫った危機的状態に早期に対応(予知保全)
・ 実績と信頼性: SYS TEC electronicは、カスタマイズ性が高く、鉄道アプリケーション向けの豊富な実績を有しています 。CANopenドライバやサンプルが多く提供されており、お客様はこれらを参考に設計開発を行うことが可能

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000310680&id=bodyimage4

【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F

URL http://www.positive-one.com
SoM製品関係:https://www.chinchillasmart.com

ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウエアや世界標準ISOなどに準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからPC、スマートフォン、サーバーを含んだハードウエアからソフトウエアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933 FAX:03-4360-5301



配信元企業:ポジティブワン株式会社
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    おすすめ
    1. ランタイムフリー!汎用かつ商用CiA 302準拠!動的SDO接続対応のCANopen ManagerおよびCiA301準拠CAN openスタックを含んだソースコードの販売開始!

    2. セイフティクリティカルなCANopen仕様であるCiA 304準拠:冗長通信とリアルタイム監視を実現するCANopen SRDO Add-Onソースコードの販売開始

    3. ランタイムで動的にNMTモードをマスターまたはスレーブとして定義可能なCiA302 Part2準拠CANopen Managerを実装するCANopen Flying Masterソースコード販売開始

    4. 汎用かつ商用CANopenソースコード(CiA 301準拠)の決定版:マスター&スレーブ、複数のマイコンドライバ対応、ロイヤリティフリーで提供開始

    5. SAE J1939-22 (CAN-FD)対応プロトコルスタック対応済: 次世代産業用車両・機械ネットワークのための高性能ソリューション、高速J1939プロトコルスタック・ライセンス販売開始

    6. CiA 301準拠:リアルタイム性と大量データの効率的伝送を可能にし、柔軟なデータ転送を実現するMultiplex PDO対応CANopen MPDO Add-Onソースコード提供開始

    7. CANopen PLCデバイス実装:CiA 302/405準拠、IEC 61131-3ランタイム対応Configuration Manager搭載CANopen Manager Stack販売開始

    8. 車両ネットワークの効率化と相互運用性を強化のための組み込みシステム向け通信の高信頼性のデータ伝送と効率的なエラー処理を実現する軽量プロトコル「J1587プロトコルスタック」ソースコード販売開始

    9. トレーラーとトラック間の通信を最適化:J2497プロトコルスタックが商用車両の診断・輸送効率と高耐久性を実現~J2497(PLC4TRUCKS)プロトコルスタックの商用ソースコード販売開始

    10. NXPマイコン車載ランタイムでも利用されているCANおよびCAN-FD対応リアルタイムデバイスドライバとCAN-FDプロトコルスタックのソースコード販売開始

    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.