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ソフトウェアベースの診断シミュレーションツール「DiagRA S」販売開始 - ECUなしでの診断テストとほとんどの車載通信プロトコルシミュレーション可能かつ車両診断の効率化と柔軟性を実現


2024年10月11日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区:ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州にあるRA Consulting GmbH本社の日本総代理店)は、診断アプリケーションのテストと車両診断トレーニング向けに設計されたソフトウェア「DiagRA S」の販売を開始しました。DiagRA Sは、物理的なECUやバス接続なしでリアルな診断通信をシミュレーションし、開発・テスト・トレーニングの効率を大幅に向上させます。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306256&id=bodyimage1

◆DiagRA Sの特長
・ 柔軟なシミュレーション環境 DiagRA(R) Sは、UDS(ISO 14229)、DoIP(ISO 13400)、SAE J1939など、主要な診断プロトコルに対応し、さまざまなテスト環境をシミュレーションできます。物理的なECUやバス接続が不要なため、迅速かつ低コストでのテストやトレーニングが可能

・ 自動テストのサポート コマンドラインアプリケーションでのシミュレーション実行に対応しており、自動テストを効率的に実施可能。診断リクエストやエラー発生シナリオの検証を自動化し、開発時間を短縮

・ 既存データのインポートと活用 DiagRA(R) DやSilver Scan-ToolTMで収集した診断通信ログをインポートして利用でき、既存のテストデータを再現して診断アプリケーションの検証に活用できます。PCAPやCANトレースファイルなど、多様なログファイル形式に対応

・ エラーシナリオのシミュレーション DiagRA(R) Sは、特定の故障コード(DTC)や通信エラーのシミュレーションが可能で、ECUや診断システムの応答を事前に確認できます。物理的な車両なしでリスクのない安全な環境での検証が可能

・ トレーニング用の診断通信シミュレーション 診断プロトコルや通信インターフェースの理解を深めるためのトレーニングツールとしても最適です。コストを抑えた教育環境を提供し、実務での診断作業に即した学習が可能

◆ハイライト
・ 診断アプリケーションの自動テスト:コマンドラインからの自動実行により、診断リクエストやエラーハンドリングを効率的に検証
・ トレーニングと教育:物理的な車両を使わず、ECU通信のシミュレーションで診断技術の習得をサポート
多様なプロトコルに基づく互換性テスト:さまざまな通信規格に対応した機器やアプリケーションとの互換性確認

◆DiagRA Sの仕様
1.対応する診断規格
・ ISO-TP: Raw CAN / CAN FD - ISO 15765-2, ISO 11898
・ UDS: ISO 14229-1, ISO 14229-3, ISO 14229-5
・ DoIP: ISO 13400
・ OBD: ISO 15765-4, ISO 15031 / SAE J1979、ISO 27145 (WWH-OBD)
・ その他の対応規格:
  ・ SAE J1979-2 (OBDonUDS)、SAE J1979-3 (ZEVonUDS)
  ・ ISO 9141-1 (K-LINE)、ISO 14230-4 (OBD on K-LINE)、ISO 14230-3 (KWP2000 for CAN / K-LINE)
  ・ SAE J1850 PWM
  ・ SAE J1939-21、SAE J1939-73/-84
  ・ SAE J1699 (OBDコンプライアンステスト)
  ・ ASAM MCD-2D (ODX)
  ・ ISO 22901-1

2.. 対応する診断インターフェース
・ SAE J2534-1: Version 04.04 (x86およびx64)、CANFDはSAE J2534-2に準拠
・ RP1210: (x86)
・ ISO 22900-2: D-PDU API(RA D-PDU APIのラッパー機能を使用、x86およびx64)
・ ISO 13400: DoIP対応
・ Socket CAN対応

3.対応するファイルフォーマット
診断通信トレースファイルのインポート:
・ DiagRA(R) DおよびSilver Scan-ToolTM
・ DiagLoggingファイル(emotive OTX Runtime API)
・ PCAP / PCAPNGファイル
・ SRファイル
・ CANトレースファイル(Vector (ASC)、IXXAT (TRA)対応)
・ J1699ログファイル

DiagRA Sは、広範な診断規格、インターフェース、およびファイル形式に対応しており、車両ECUの診断通信シミュレーションとテストに最適なツールです。

【RA Consulting GmbHについて】
RA Consulting GmbHは、1992年にドイツで設立された、車両診断、テスト、計測技術に特化した企業です。本社はドイツ南西部のフォルムスバッハに位置し、自動車産業を支える高品質なソフトウェアとサービスを提供しています。RA Consulting GmbHは、ISO 9001:2015認証を取得しており、高い品質基準を維持しながら、国際的なOEMやTier 1サプライヤーと密接に連携し、革新的な診断ソリューションを開発しています。

RA Consultingのソリューションは、車両の全開発サイクルを通じて利用可能で、コントロールユニットの診断、データ収集、解析において重要な役割を果たしています。長年にわたり培った経験と技術をもとに、車両の安全性、信頼性、効率性を向上させる製品とサービスを提供しており、特にDiagRA(R) Dのような診断ソフトウェアは、多くの企業で採用されています。

RA Consultingは、自動車業界の未来を見据え、継続的な技術革新と製品改善に注力しており、世界中のパートナーと共に持続的な成長を目指しています。

【ポジティブワン株式会社について】

社名: ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)

東京本社: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
関西本社: 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館 22F

URL: https://www.positive-one.com

ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションを提供します。海外の有力な技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウェアやISO準拠のツールを提供し、システムコンサルティングからハードウェア、ソフトウェアのシステム受託開発まで、幅広くサポートしています。

【本件に関するお問い合わせ先】

ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933
FAX:03-4360-5301





配信元企業:ポジティブワン株式会社
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