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Libera MONACO 3: リアルタイム中性子データ取得および原子炉出力評価のマルチチャンネルソリューション販売開始


ポジティブワン株式会社は、スロベニアのInstrumentation Technologies社の日本総代理店として、Libera MONACO 3を発表しました。このシステムは、中性子データをリアルタイムで取得し、原子炉の出力特性を評価するために設計されており、特に核研究用原子炉での使用を考慮しています。Libera MONACO 3は、マルチチャンネル取得が可能で、4つの独立した入力チャンネルを持ち、パルス、キャンベル、電流モードでの動作が可能です。これにより、原子炉の出力範囲を正確に評価できます。また、ユーザーフレンドリーなGUIを搭載し、ライブチャートやスペクトル分析が可能です。高電圧サポートも特徴で、実証実験を通じてその性能が確認されています。

2024年10月22日、東京都渋谷区 - ポジティブワン株式会社は、スロベニアに本社を置くInstrumentation Technologies社の日本総代理店として、Libera MONACO 3を発表しました。本システムは、リアルタイムで中性子データを取得し、原子炉の出力特性を評価するために設計されたマルチチャンネルソリューションです。特に核研究用原子炉での利用を念頭に置いています。本システムは、炉内および炉外のガス検出器(核分裂チャンバーやイオン化チャンバーなど)からの信号を処理します。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306151&id=bodyimage1

◆主な特長
・ マルチチャンネル取得
・ Libera MONACO 3は、4つの独立した入力チャンネルを持ち、リアルタイムでデータを処理します。これにより、連続的なモニタリングと分析が可能です。

◆幅広い動作モード
本システムは、パルス、キャンベル、電流モードの3つの動作モードに対応しており、同時に信号を処理できます。これにより、原子炉の出力範囲全体を正確に評価できます。

◆ユーザーフレンドリーなGUI
本システムには使いやすいグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が搭載されており、ライブチャートやスペクトル分析、自動検出器操作曲線の生成が可能です。これにより、直感的な操作が実現し、原子炉のモニタリングと分析が効率的に行えます。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306151&id=bodyimage2

◆高電圧サポート
Libera MONACO 3には内部高電圧供給機能があり、±1 kVの電圧と1 mAの電流を供給可能です。これにより、検出器の適切な動作が保証されます。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306151&id=bodyimage3

◆多様なモードでのデータ取得
カウントモードではCPS(Counts per second)を表示し、変動モードではk⊃2;係数、電流モードでは測定された電流が報告されます。これにより、原子炉の異なる運転状態を包括的に評価できます。

◆実証実験
Libera MONACO 3は、IJS TRIGA MARK II原子炉(スロベニア・リュブリャナ)での検証試験を通じて、その性能が証明されました。出力範囲0~250 kWにおいて、3つのモードすべてで一貫した線形性を示し、原子炉の動的範囲をカバーできることが確認されました。

◆産業化への道のり
Libera MONACO 3の開発プロジェクトは4年間にわたり、核物理学、電気工学、計測機器の専門家から成る学際的チームにより進められました。複数回の試験と改良を経て、高性能の計測器として確立され、核研究用および核融合炉向けにグローバルに展開可能なシステムとなりました。

本プロジェクトの成功は、原子炉の運転効率を向上させるだけでなく、科学者やエンジニアが中性子フラックスの挙動をより深く理解するためのツールを提供するものです。

【Instrumentation Technologiesについて】
本社はスロベニアのソルカン(Solkan)に位置するInstrumentation Technologies社は、粒子加速器向けの最先端の計測機器および制御システムの開発・製造において、長年にわたる実績を誇ります。当社は、加速器技術の独自の課題に対応するため、ハードウェアおよびソフトウェアの両方を融合させた高度な制御システムを提供しています。

さらに、加速器の分野で培った豊富な経験を活かし、医療技術(MedTech)、IoT、スマートシティ、通信、航空宇宙、および大学研究といった他の先端技術分野においても、コンサルティングおよび開発サービスを提供しています。

Liberaシリーズの装置は、Instrumentation Technologies社によって開発・製造されています。1998年に設立された同社は、ガレージスタートアップから始まり、LiberaおよびRed Pitaya製品で知られる確立された企業へと成長しました。さらに、バイオセンサー、計測機器、プロセス制御のためのセンター・オブ・エクセレンス(COBIK)を立ち上げ、技術革新に注力しています。

加速器コミュニティでは、Libera製品は技術革新、品質、信頼性において優れていると高い評価を得ており、粒子加速器のビームパラメータを測定するための強力なハードウェアおよびソフトウェアとして利用されています。Libera装置は再構成可能でモジュール化されているため、さまざまなエンドユーザーのニーズに応えることができます。

Instrumentation Technologiesは、粒子加速器向けの最先端の計測機器および制御システムの開発・製造において、長年にわたる実績を誇り、加速器技術の独自の課題に対応するため、ハードウェアおよびソフトウェアの両方を融合させた高度な制御システムを提供しています。また、医療技術(MedTech)、IoT、スマートシティ、通信、航空宇宙、大学研究といった先端技術分野においても、コンサルティングおよび開発サービスを提供しています。

【ポジティブワン株式会社について】

ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)は、最先端技術を活用したエンベデッドソリューションを提供し、海外の有力技術企業との提携により多様化する顧客ニーズに応えます。OEMハードウェア、ISO準拠の品質向上ツール、システムコンサルティング、エンベデッドからPC、スマートフォン、サーバーを含むシステム受託開発まで、多岐にわたるサービスを展開しています。お客様のプロジェクト成功に向け、確かな技術力でご支援いたします。

【本件に関するお問い合わせ先】

ポジティブワン株式会社
東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館 22F
URL: https://www.positive-one.com
メールアドレス: poc_sales@positive-one.com
電話番号: 03-3256-3933
FAX番号: 03-4360-5301



配信元企業:ポジティブワン株式会社
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