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Kithara RealTime Automotive - Windows向けリアルタイム自動車データ通信ソリューションの販売開始


ポジティブワン株式会社は、ドイツのKithara Software社が開発した「Kithara RealTime Automotive」の国内販売を発表しました。このソリューションは、Windows OS向けのモジュール式リアルタイム拡張で、FlexrayやCAN、LINなど自動車の主要なデータ通信プロトコルに対応し、高精度なリアルタイムデータ通信を可能にします。Windows 10/11やWindows Server 2016, 2019, 2022をサポートし、C、C++、Delphi、C#のプログラミング言語で開発が可能です。Kithara RealTime Suiteはモジュール構造で提供され、開発者ライセンスと12ヶ月間のアップデートも付属します。自動車産業における高精度なデータ処理や車載通信の開発に最適なソリューションとして紹介されています。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000305788&id=bodyimage1

2024年10月23日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区、ドイツ・ベルリン本社Kithara Software社日本総代理店)は、Kithara Software社の「Kithara RealTime Automotive」の販売を開始いたします。これは、Windowsオペレーティングシステム向けのモジュール式リアルタイム拡張ソリューションであり、特にFlexray、CAN、CAN FD、LIN、およびBroadR-Reach(100BASE-T1、1000BASE-T1)を使用したリアルタイムデータ通信に焦点を当てています。

◆Kithara RealTime Automotive の特徴
・ 多様な自動車プロトコル対応: FlexRay、CAN/CAN FD、LINなどの主要な自動車データ通信プロトコルに対応し、リアルタイムでのデータ通信を可能にします。
・ 高精度なリアルタイム: 20 kHzを超える高精度なリアルタイムタイマーを搭載し、正確で迅速なデータ処理を実現します。
・ 幅広いOSサポート: Windows 10/11(32ビット/64ビット)およびWindows Server 2016、2019、2022をサポート。
・ 多言語対応: C、C++、Delphi、C#などのプログラミング言語に対応し、DLLに変換してリアルタイムコンテキストで直接実行します。

主なモジュール
1. 基本機能モジュール
・ Base/Kernel Module: リアルタイムコードの実行、メモリ管理、デバイスハンドリングなどをサポートし、マルチコアプロセッサやNUMAマルチプロセッサPCに対応。
・ Library Module: C標準ライブラリをリアルタイムで提供し、機械学習用の外部ライブラリをサポート。
・ System Module: システムイベントの傍受やクラッシュ時の対応(例: FailSafe-Handler/“BlueScreen-Handler”)を提供。

2. タイマーとマルチタスキング
・ Timer Module: 高精度な短時間遅延とEtherCAT Distributed Clocks(DC)、IEEE 1588との同期をサポート。
・ RealTime Tasking Module: 最大20 kHzの高周波数タイマールーチンを開発可能で、最大255の優先度レベルを提供。

3. 自動車バスシステムとのリアルタイムデータ通信
・ FlexRay Module: FlexRay通信をリアルタイムで実現し、Windows PCをFlexRayノードとして活用可能。
・ CAN Module: CAN(Controller Area Network)通信に対応し、主要なメーカー(Peak、Eberspächer、EMS Dr. Wünsche、Ixxat、Kvaserなど)のハードウェアをサポート。
・ LIN Module: LIN(Local Interconnect Network)によるリアルタイム通信を提供。
・ Serial/UART Module: UART16550互換のハードウェアを使用したシリアル通信をリアルタイムでサポート。

システム要件
・ 対応OS: Windows 10/11(32/64ビット)、Windows Server 2016/2019/2022
・ ハードウェア: AMDまたはIntelの32ビット/64ビットCPU、マルチコア、Hyper-threading対応
・ コンパイラ: Visual Studio、C++ Builder、Delphi、Visual Studio C#など

Kithara RealTime Automotiveの提供内容
モジュールの組み合わせ: Kithara RealTime Suiteはモジュール構造で提供されており、カスタマイズが可能です。
開発者ライセンス: モジュール購入時に開発者ライセンスが付属し、12ヶ月間のアップデートが提供されます。
Kithara RealTime Automotiveは、リアルタイムでの自動車データ通信を可能にするための理想的なソリューションです。組み込みシステムや車載通信の開発に最適で、自動車産業における高精度なデータ処理を支援します。

■ Kithara Software社について
Kithara Software GmbHは、ドイツ・ベルリンに本社を置く、Windowsオペレーティングシステムにおけるリアルタイムソリューションのスペシャリストです。同社のリアルタイム拡張「Kithara RealTime Suite」は、ハードウェアに依存するプログラミング、通信、自動化、およびマシンビジョンのための包括的なシステムライブラリを提供します。このソフトウェアは、生産・製造、自動車エレクトロニクス、計測・制御エンジニアリングなど、先進的なアプリケーションの技術的基盤となっています。機械製造やテストリグ開発など、特定の用途においても主要な要素となり、Kithara Softwareは世界中の企業の革新的プロジェクトを支援しています。

【ポジティブワン株式会社について】
ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションを提供する企業です。海外の有力な技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウェアやISO準拠のツールを提供し、システムコンサルティングからハードウェア、ソフトウェアのシステム受託開発まで、幅広くサポートしています。私たちはお客様のプロジェクト成功に向けた包括的なソリューションを提供し続けます。

【お問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933
FAX:03-4360-5301
URL:https://www.positive-one.com/






配信元企業:ポジティブワン株式会社
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