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新聞紙をリサイクルした断熱材デコスファイバー、「エコリーフ」を更新 国内の建築用断熱材で唯一CO2排出量を公表 グリーンビルディングの広がりから環境性能に関する問い合わせ増加


株式会社デコス(本社:山口県下関市、代表取締役:安成信次)が製造・販売・施工を手掛ける、新聞紙を主原料としたセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」は、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が管理運営するSuMPO環境ラベルプログラムにより、5月30日(木)、有効期限の到来に伴い、エコリーフ認定を2019年と同数値にて更新しました。
 建築業界において、建築時のCO2排出量の見える化のニーズが高まる中、国内の建築用断熱材で唯一、CO2排出量を公開しており、近年では、環境性能を重視した大型物件においても採用が続いています。


「デコスファイバー」の製品環境情報はこちら… https://ecoleaf-label.jp/epd/1590


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000299890&id=bodyimage1

エコリーフとは…
商品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通した環境負荷を定量的に開示、公開している環境ラベルです。カーボンフットプリントは、地球温暖化対策に主眼を置き、温室効果ガスの排出量をわかりやすく表示する環境ラベルですが、エコリーフは温室効果ガスの排出量だけではなく、多くの環境負荷指標を用いて、製品の環境負荷を多面的に評価できるようになっています。

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環境性能の高い「グリーンビルディング」に求められる、建材のCO2排出量の可視化
 国が世界に向けて2050年までのカーボンニュートラルを約束する中、住宅・建築分野においても脱炭素化の動きが広がっています。CO2排出削減に向け、エアコンや照明など省エネ性能の高い設備や断熱性など完成後の住宅や建築物の省エネ化の取り組みは一般的になりましたが、近年では、完成後ではなく「建設時のCO2排出量」削減の取り組みも始まっています。大型建築物の木造化や国産材の使用といった工法や材料の検討とともに、CO2排出量の少ない環境性能の高い建築資材にも注目が集まっており、国も建築資材の製造から廃棄に至るまでのCO2排出量の算出・公表を推進しています。
 欧州・米国では多数の建材・設備に置いて、エコリーフのような、全ライフサイクルにおける環境影響を可視化した環境認証の取得・データ蓄積が進んでいるものの、日本国内においてはデータが不足しているのが現状です。しかし近年では、国内でも環境性能の高い「グリーンビルディング」が普及し始めたことで、建設・不動産業界では、建設時におけるCO2排出量の算定ができる(=製造時のCO2排出量を公表している)建材への需要は高まっています。国内で唯一製造時のCO2排出量を公開するデコスファイバーにも、環境性能に関する問い合わせが増加しています。



国内最小値を誇るデコスファイバーのCO2排出量削減の3つの取り組み
 当社では、2011年、デコスファイバーは建築用断熱材として日本で初めてCO2排出量を計算し、CFP(カーボンフットプリント)宣言の認定を取得しました。2014年には、前回認定時から更に約16%を削減して更新しています。木造住宅建設において一般的に広く国内で用いられる断熱材(グラスウール24K)と比較した場合、デコスファイバーを使用することで、建設時の断熱材のCO2排出量を約56%削減できます(当社調べ)。
 当社ではデコスファイバーの製造において、以下のような取り組みを行い、国内最小値を誇る製造時のCO2排出量を実現しています。また、デコスファイバーを広く活用してもらうことで、少しでも建設業界のCO2排出削減に寄与したいと考えています。

(1) 製造時に熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)を使用せず、電気エネルギーのみで製造
 石油燃料を使用せず、電気エネルギーのみを用いて製造され、熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)など
 も一切使用しないため、他の断熱材に比べ製造時のエネルギー消費量を抑えることができます。
(2)製造段階で排出される廃棄物も 100%リサイクル活用
 生産段階において工場から排出される廃棄物も 100%リサイクル活用されています。リサイクルが困難な
 廃棄物は石炭の代替となる固形燃料「RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)とし、
 セメント工場で再利用しています。
(3) CO2排出削減のため輸送にはJR貨物を利用
 埼玉県と山口県の工場から全国への発送にはトラックのCO2排出量を抑えるため、JR貨物を利用する
 「モーダルシフト」を採用しています。

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脱炭素への取り組みの歴史とこれまでの実績
累計施工実績30,000件超(仮設住宅を除く)
2011年 建築用断熱材日本初のカーボンフットプリント(CFP)認証取得
2012年 CFPを活用したカーボン・オフセット製品 試行事業採択
     建築用断熱材日本初、「CO2実質排出ゼロ・カーボン断熱材」を実現
2013年 第15回グリーン購入大賞 大賞・経済産業大臣賞受賞
2016年 熊本地震木造応急仮設住宅に563戸採用
    「熊本木造応急仮設住宅への功績」JBN全国工務店協会より感謝状
2019年 建築用断熱材日本初、エコリーフ タイプIII環境宣言(EPD)
2020年 熊本豪雨災害木造応急仮設住宅に612戸採用
2024年 能登半島地震木造応急仮設住宅に620戸採用(6/20現在)


断熱材とは…
壁や屋根に施工することで断熱性能を高め、冬は暖かく夏は涼しい家をつくる建材です。家庭から出るCO2のうち、冷暖房によって排出されるのは、約20%と言われています。脱炭素社会に向け、冷暖房による消費エネルギーを抑えながら快適な室内温度をつくりだす住宅が求められています。2025年度からは、新築住宅の省エネ義務化が始まります。すべての新築住宅において一定の断熱性能を確保しなければなりません。脱炭素社会に向けて高まる意識や異常気象なども背景に、国内の断熱材ニーズは今後更なる拡大が見込まれています。


セルロースファイバー断熱材とは…
新聞紙を主原料とする綿状の木質繊維系断熱材です。綿状にすり潰した新聞紙にホウ酸・ホウ砂、はっ水材を加えて混ぜて作られ、断熱性だけでなく、調湿性・吸音性・防火性などにも優れているのが特長です。石油燃料を使用せず、電気エネルギーのみを用いて製造され、熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)なども一切使用しないため、他の断熱材に比べ製造時のエネルギー消費量が圧倒的に低いエコでクリーンな断熱材です。

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<会社概要>
企業名    :株式会社デコス
代表者    :代表取締役 安成信次
本社所在地  :山口県下関市菊川町田部155-7
設立     :1974年 8月 30日
資本金    :30,000,000 円
従業員数   :24名
事業内容   :断熱材製造販売・施工、FC事業
ホームページ :https://www.decos.co.jp/


【報道関係者 お問い合わせ】
デコス 広報事務局
担当:川崎(090-2401-4914)福土(080-6538-6292)
E-mail: pr@netamoto.co.jp  TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788



配信元企業:株式会社デコス
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