ソフォス、「ランサムウェアの現状2024年版」を公開。ランサムウェア攻撃による身代金支払額は過去1年で500%増加
- 2024年05月09日 13:00:00
- マネー
- Dream News
- コメント
<<報道資料>>
ソフォス株式会社
ソフォス、「ランサムウェアの現状2024年版」を公開。ランサムウェア攻撃による身代金支払額は過去1年で500%増加
~ランサムウェア攻撃を受けた割合はわずかに低下したが、復旧コストは273万ドルに達する ~
サイバー攻撃を阻止する革新的なセキュリティソリューションのグローバルリーダーであるソフォス(日本法人:ソフォス株式会社(東京都港区 代表取締役 中西智行 )は本日、年次調査レポート「ランサムウェアの現状2024年版」(https://assets.sophos.com/X24WTUEQ/at/f7pxb9f8ws4fqzx78rv9g5p7/sophos-state-of-ransomware-2024-wpja.pdf) (国別データ:日本https://assets.sophos.com/X24WTUEQ/at/rv6rpbqp6knjvbvqbc4mz48/sophos-state-of-ransomware-2023-ja-wp.pdfhttps://assets.sophos.com/X24WTUEQ/at/rv6rpbqp6knjvbvqbc4mz48/sophos-state-of-ransomware-2023-ja-wp.pdf) を公開し、昨年のランサムウェアの身代金の平均支払額が500%増加したことを報告しました。身代金を支払った企業や組織が報告した平均支払額は200万ドルに達しており、2023年の40万ドルから5倍に増加しました。しかし、身代金の支払いは、ランサムウェア攻撃による影響を修正するコストの一部に過ぎません。身代金を除く平均復旧費用は273万ドルに達し、ソフォスが2023年に報告した182万ドルから100万ドル近く増加しています。
身代金は高額になっていますが、今年の調査では、ランサムウェア攻撃を受けた組織の割合は59%となり、2023年の66%からわずかに減少しました。企業の売上高と比例して、ランサムウェアの被害を受ける可能性は高くなりますが、最も規模の小さい企業(売上高が1,000万ドル未満)であっても、依然として定期的に攻撃の標的になっています。昨年はこれらの企業の半数弱 (47%) がランサムウェアの被害を受けました。
また2024年の報告書によると、要求される身代金の63%が100万ドル以上、30%は500万ドル以上であり、ランサムウェアを操る攻撃者は巨額の支払いを求めています。残念ながら、要求される身代金が増加している傾向は、売上高が最も高い企業だけに見られるわけではありません。売上高が5,000万ドル未満の企業半分近く(46%)が、昨年100万ドルの身代金を要求されました。
ソフォスのフィールドCTOであるJohn Shierは、今回の調査結果について次のように述べています。「攻撃を受ける割合は若干下がりましたが、このデータに満足して油断することは決してできません。ランサムウェアは今でも企業や組織に最も大きな影響を与えている重大な脅威であり、サイバー犯罪者の経済活動の中心です。ランサムウェアがなければ、これらの攻撃を支える認証情報を窃取したり、企業のネットワークに侵入したりするサービスが、これほどまでに多様化し大量に生まれることもなかったはずです。ランサムウェア攻撃を受けた場合の被害が非常に大きいのは、あらゆる組織が被害を受ける可能性があるためです。ランサムウェアを取り巻く現在の環境では、攻撃者のスキルに関わらず、あらゆるサイバー犯罪者に何らかの利益が得られる仕組みになっています。数百万ドルの身代金を目的とする犯罪組織も存在しますが、低額な身代金を狙った攻撃を行っている組織もあります」
2年連続で最も多く特定された攻撃の根本原因は、脆弱性の悪用であり、32%の組織がこの問題の影響を受けています。次に多かった根本原因は、認証情報の侵害(29%)と悪意のあるメール(23%)でした。 これは、ソフォスの最新の「アクティブアドバーサリーレポート」で公開しているソフォスのインシデント対応チームが実際に対応した最新の事案とも一致しています。
脆弱性が悪用されて攻撃を受けた場合、認証情報が侵害されて攻撃が開始された場合よりも、バックアップが侵害される割合(75%)、データが暗号化される割合(67%)、身代金を支払う割合(71%)が高くなっており、組織が受ける影響が深刻になる傾向があります。また、財務面や運用面における影響も非常に大きくなっており、平均復旧コストは、認証情報の侵害から攻撃が開始された場合には258万ドルであるのに対し、脆弱性が悪用された場合には358万ドルに達しています。また、復旧を完了するまでに1か月以上を要する割合も高くなっています。
本レポートで公開された主な調査結果を以下に紹介します。
・身代金を支払った組織で、最初に要求された額面を支払ったのは4分の1以下(24%)でした。回答した組織の44%が最初に要求されたよりも少ない金額を支払ったと回答しました。
・実際に支払った身代金の平均額は、最初に要求された身代金の94%でした。
・5分の4以上(82%)のケースで、身代金を拠出するために複数の資金源を利用していました。全体としては、身代金の総額の40%は自社の資金から支払っており、23%は保険会社が支払っています。
・過去1年間にランサムウェアの被害に遭った組織のうち94%が、同時にバックアップの侵害も試みられたと回答しています。州政府や地方自治体の場合にはこの数値が99%にまで上昇しています。57%のインシデントで、バックアップの侵害が成功しています。
・データが暗号化されたインシデントの32%では、データも窃取されています。このデータは昨年の30%からわずかに上昇しており、攻撃者は、組織を恐喝して金銭を得る能力を高めています。
Shierは、現在のランサムウェア攻撃の現状を踏まえて以下のような対策の重要性を説いています。「リスクの管理は、サイバー防衛担当者の重要な業務です。脆弱性の悪用と認証情報の侵害は、ランサムウェア攻撃で最も一般的な2つの根本原因です。これらの問題は、適切な対策を講ずることで予防できるにもかかわらず、いまだに多くの組織を悩ませています。企業は、こうした根本原因のリスクレベルを厳格に評価し、直ちに対処しなければなりません。リソースが制限されている組織が防衛力を高めるためには、攻撃を完了するまでに要するコストと時間を増大させることが有効です。ネットワークに侵入するために攻撃者が膨大な作業を行わなければならないようにすることで、組織は防御対策の効果を最大限に高めることができます」
ソフォスは、ランサムウェアなどのサイバー攻撃から組織を保護するために、以下のベストプラクティスを推奨しています。
・Sophos Managed Riskなどのツールを使用して、リスクプロファイルを把握します。これらのツールは、組織の外部にある攻撃対象領域を評価し、最もリスクの高いエクスポージャーに優先順位を付け、自社の状況に合った修復方法を提供します。
・変化し続けるランサムウェアの手法を特定して攻撃を阻止するために設計されているSophos Intercept Xなどのエンドポイントプロテクションを導入します。
・自社のチームまたはMDR(Managed Detection and Response)プロバイダーの支援を得て、24時間体制で脅威を検出、調査、対応できるようにして防御を強化します。
・インシデント対応計画を構築および維持し、定期的なバックアップを実施して、バックアップからデータを復元するテストを実行します。
「ランサムウェアの現状2024年版」レポートのデータは、5,000人のサイバーセキュリティとITリーダーを対象に2024年の1月から2月にかけて独立した調査機関が実施した調査に基づいています。回答した組織は、北アメリカ/南アメリカ、EMEAアジア太平洋地域の14か国を拠点としています。従業員数が100~5,000人、売上高が1,000万ドル未満から50億ドル以上の範囲の組織を対象に調査が行われました。
世界全体の調査結果や業界別のデータについては、Sophos.comの「ランサムウェアの現状2024年版」レポート(https://assets.sophos.com/X24WTUEQ/at/f7pxb9f8ws4fqzx78rv9g5p7/sophos-state-of-ransomware-2024-wpja.pdf)をご覧ください。
●ランサムウェアの詳細情報
・2024年上半期のアクティブアドバーサリーレポートでは、サイバー攻撃者の最新のTTP(戦術、手法、手順)を紹介しています。
https://news.sophos.com/en-us/2024/04/03/active-adversary-report-1h-2024/
・「ジャンクガン」ランサムウェア:大量に出回る粗悪なランサムウェアでは、進化するランサムウェアのビジネスモデルについて解説しています。
https://news.sophos.com/ja-jp/2024/04/17/junk-gun-ransomware-peashooters-can-still-pack-a-punch-jp/
・「ソフォス脅威レポート2024年版:現在主流のサイバー犯罪」では、マネージドサービスプロバイダ (MSP) を標的とするランサムウェア攻撃者について解説しています。
https://news.sophos.com/ja-jp/2024/03/12/2024-sophos-threat-report-jp/
・パッチが適用されていない脆弱性のランサムウェア攻撃における役割
https://news.sophos.com/ja-jp/2024/04/03/unpatched-vulnerabilities-the-most-brutal-ransomware-attack-vector-jp/
・ランサムウェアグループで広がるリモートから暗号化する手法
https://news.sophos.com/ja-jp/2023/12/20/cryptoguard-an-asymmetric-approach-to-the-ransomware-battle-jp/
● Sophos X-Opsのブログ(https://news.sophos.com/ja-jp/category/threat-research/)をサブスクライブし、Sophos X-Opsと画期的な脅威リサーチ(https://www.sophos.com/ja-jp/x-ops)の詳細をチェックしてください。
●ソフォスについて
ソフォスは、MDR (Managed Detection and Response) サービス、インシデント対応サービス、およびエンドポイント、ネットワーク、メール、クラウド セキュリティ テクノロジーの幅広いポートフォリオなど、サイバー攻撃を阻止する高度なセキュリティソリューションを提供する世界的なリーダーであり、革新的な企業です。ソフォスは、最大手のサイバーセキュリティ専門プロバイダーの 1つであり、全世界で 60万以上の組織と 1億人以上のユーザーを、アクティブな攻撃者、ランサムウェア、フィッシング、マルウェアなどから保護しています。ソフォスのサービスと製品は、Sophos Central 管理コンソールを介して接続され、企業のクロスドメイン脅威インテリジェンスユニットである Sophos X-Ops を利用しています。Sophos X-Ops のインテリジェンスは、Sophos ACE (Adaptive Cybersecurity Ecosystem) 全体を最適化します。このエコシステムには、お客様、パートナー、開発者、その他のサイバーセキュリティおよび情報技術ベンダーが利用できる豊富なオープン API セットを活用する一元化されたデータレイクが含まれます。ソフォスは、フルマネージド型のソリューションを必要とする組織に、Cybersecurity-as-a-Service を提供します。お客様は、ソフォスのセキュリティ運用プラットフォームを使用してサイバーセキュリティを直接管理することも、脅威ハンティングや修復などソフォスのサービスを使用して社内チームを補完するハイブリッドアプローチを採用することもできます。ソフォスは、リセラーパートナー、MSP (マネージド サービス プロバイダー) を通じて販売しています。ソフォス本社は英国オックスフォードにあります。詳細については www.sophos.com をご覧ください。詳細については、www.sophos.com(日本語サイト: https://www.sophos.com/ja-jp をご覧ください。
●報道関係のお問合せ先
ソフォス株式会社広報事務局
Tel: 03-6454-6930
Email: sophos@ambilogue.com
以上
配信元企業:ソフォス株式会社
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
元巨人の宮本和知氏、松井氏の長嶋茂雄さんとの約束に「こういうことを言う松井秀喜は初めて」
ニンテンドースイッチ2、発売スタート 希望小売価格4万9980円
レアル、アルゼンチンの若き至宝マスタントゥオーノ獲得に向けて本腰 契約解除金72億円に設定
【阪神】平田2軍監督、くふうハヤテ戦で実戦復帰小幡竜平に「足は問題ない」/一問一答
【中日】井上監督「我慢ならなくて」三浦瑞樹を“公開説教”「もうちょっと頭で考えなさい」
教諭が生徒の吃音嘲笑、いじめ発生の一因に 埼玉の市立中 第三者委
ラムダテスト、アセンブラとの統合で開発チームのバグトラッキングを効率化
高輪ゲートウェイシティに、地域とつながる新しいビジネスが生まれた理由
白樺リゾート池の平ホテル&リゾーツに『Earthboat 白樺湖』を2025年7月25日(金)にオープン!予約を6月2日より開始
希少なパールを使用したパステルカラーの紫陽花ジュエリーをMico宝飾店より数量限定で発売
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
元フジ渡邊渚、スケスケ水色衣装で「タイトルにはいろんな意味を…」初写真集「6・25」発売
高嶋ちさ子“休養宣言” 突然の報告「しばらくお休みさせて頂きます。インスタも更新しないかも」
73歳大物歌手、GACKTの「古古米は腰を抜かすほど美味しい」発言に「残念な人」
長嶋茂雄さん死去 89歳 プロ野球・巨人軍終身名誉監督
長嶋茂雄さん、ご遺体が自宅に戻る…一茂さん、三奈さんに付き添われ 王貞治氏も訪れる
有吉弘行、デートでリュック姿の男性をダサいと言う女性をバッサリ「それ言ってるヤツの…」
娘殺した同級生は自殺… 真相知れなかった母が伝えたい「命の重み」
松井秀喜氏、長嶋茂雄さんと「生前に約束したことがある」2人きりの対面終え明かす 緊急帰国
42歳ピアニストが30歳歌手と「付き合ってまーす!」宣言「ラブラブ」「焼きもち焼く方が…」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
小泉進次郎農相、就任一夜明け「コメ5キロ2990円」記事ポスト「仕事はやっ!」ツッコミ多数
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然

元巨人の宮本和知氏、松井氏の長嶋茂雄さんとの約束に「こういうことを言う松井秀喜は初めて」
ニンテンドースイッチ2、発売スタート 希望小売価格4万9980円
レアル、アルゼンチンの若き至宝マスタントゥオーノ獲得に向けて本腰 契約解除金72億円に設定
【阪神】平田2軍監督、くふうハヤテ戦で実戦復帰小幡竜平に「足は問題ない」/一問一答
【中日】井上監督「我慢ならなくて」三浦瑞樹を“公開説教”「もうちょっと頭で考えなさい」
教諭が生徒の吃音嘲笑、いじめ発生の一因に 埼玉の市立中 第三者委
ラムダテスト、アセンブラとの統合で開発チームのバグトラッキングを効率化
高輪ゲートウェイシティに、地域とつながる新しいビジネスが生まれた理由
白樺リゾート池の平ホテル&リゾーツに『Earthboat 白樺湖』を2025年7月25日(金)にオープン!予約を6月2日より開始
NY為替:ドル・円は一時143円を下回る