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テクロック、第8回「事業再構築補助金」に採択 ~海外の販路拡大にむけて新・硬度計の開発に着手~


ものづくりにおける測定をDX化するソリューション『測定DX(R)』を提供する株式会社テクロック(本社:長野県岡谷市、代表取締役社長:原田 健太郎、以下 テクロック)は、中小企業庁が実施する第8回事業再構築補助金に採択されました。
本採択を受け、テクロックでは海外未開拓市場への販路拡大に向けて2024年4月より新たな硬度計の開発に着手、販売への取り組みを行います。対象の新製品は2024年夏に日本および海外に向けて発売を予定しています。

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■補助金採択の背景
弊社は1950年の創業以来様々な精密測定機器を製造・販売し続け、寸法測定、硬さ測定、荷重測定など、あらゆる測定に対応した測定機器を取り揃えており、特に、測長機であるダイヤルゲージの技術を応用して1965年に誕生した硬さ測定器は世界マーケットシェアNo.1を誇ります。最大の特徴は、多種多様な測定物に対応した世界で最も幅広いラインナップ(アナログ、デジタルを合わせて計約70種類)であり、ゴム硬さ規格の大幅な改訂にも対応しております。
弊社の硬度計は海外市場においてもトップシェアを維持している状況ですが、海外未開拓市場への販路拡大と普及を目的に、この度、事業再構築補助金申請に至りました。今回の採択を受けて開発された新しい硬度計を軸に、製造工場などものづくり現場の増加などから需要が見込まれるアジアの成長国(インド・タイ・中国)の新市場開拓を目指します。

<新・硬度計の機能>
・精度保証範囲の拡大
従来の硬度計は測定指示値0~100の中で精度保証範囲が20~80まででしたが、今回の新硬度計では精度保証範囲が5~95と大幅に拡張されます。
これまでは、精度保証範囲外の測定値が出た場合は硬度計の硬さのタイプを変更して再測定する必要がありました。しかし、新硬度計では一つのタイプで精度保証可能な測定範囲が広がり、柔らかいものも硬いものも広範囲に測定が出来ることで、汎用性が格段に高まります。
一つのタイプの測定許容範囲が拡張されれば、複数のタイプの硬度計は不要となり硬度計を入れ替える手間も減り、作業の効率性アップにも貢献します。

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・多種多様な測定物に対応
従来の硬度計の標準機であるタイプAは、タイヤなどの一般ゴムの硬度を測定する用途で用いられます。
今回、測定範囲が広がることにより硬度の下側、つまりより軟質な素材の硬度測定が可能になるため、今までは測定出来なかった食品や布類などの測定物に対応が出来るようになります。
今までのゴムやプラスチック以外の新しい産業への硬度計の導入が今後大きく期待出来るといえます。

■会社概要
社名:株式会社テクロック
本社所在地:長野県岡谷市成田町2-10-3
代表取締役社長:原田 健太郎
設立: 昭和25年7月21日
HP:https://teclock.co.jp/ja/

※本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



配信元企業:株式会社テクロック
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