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オムディアによれば、2023年に路上のコネクテッド・カーは18%に伸び、新たな収益源としての可能性が生まれる


ロンドン(英国), 2023年7月26日 /PRNewswire/ -- オムディア(Omdia)は2023年7月25日、「Global Connected Car Outlook」という自動車市場に関する最新の見通しを発表しました。これによれば、路上のコネクテッド・カーの伸びは2023年に18%となるとのことです。GoogleやAppleといった企業は、今後10年間にこの市場から得られる収益機会の獲得と発展を目指しています。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000284863&id=bodyimage1


Global Connected Car Outlook

オムディアの調査によると、今後10年のうちに有料テレビのセットトップボックス(STB)やタブレットといった一般消費者向け機器の設置台数を上回る、9億台を超えるコネクテッド・カーが普及することが明らかになりました。コネクテッド・カー車内の前部や後部には多数の画面が設置され、動画やゲームができるよう年を追うごとに大型化しています。

他の製品カテゴリーでのアプローチに見られるように、プラットフォームを所有するGoogle社やApple社は、それぞれの車載ソフトウェアソリューションにおいて、車内環境における主要なゲートキーパーになることを目指しています。Amazon社は、メディア消費向けに絶大な人気を誇るFire TVエンターテインメント・ソリューションも車載化しようとしています。この試みに対して、自動車OEMメーカーは独自のソフトウェアソリューションを開発し、運転者を自社のエコシステム内に囲い込むことで車両とソフトウェアの両面において消費者体験全体支配を目論んでいます。

今後数年間で、すべての新車に接続性能が標準装備されるようになり、業界が新たなビジネスモデルで収益を上げることに重点を置くようになったことによって、車内でのサービスやサブスクリプションが可能になると見られています。クラウドゲームサービスからシートヒーター、さらには自動車そのものに至るまで、アドオン・サブスクリプションによる収益化戦略はすでに導入されています。

市場の見通しについて、オムディアの主任アナリスト David Tett

は「消費者が車内サービスに追加料金を払いたいと思うかどうか、特に平均乗車時間が15~30分であることを考慮すれば、消費者が車内サービスに追加料金を払う意思を持つどうかについては、依然として不透明な状況が続いています。これまでは収益化が困難でしたが、ネイティブの車載サービスは今後数年間で収益化の機会をもたらすと期待されています。このような可能性は、多くの関係者が自動車を将来の成長に向けた重要な分野とみなしていることの現れです」と述べました。

▽OMDIAについて
Informa Tech傘下のOmdiaは、テクノロジー調査・アドバイザリーグループである。同社はテクノロジー市場に関する深い知識と実用的な洞察を組み合わせ、企業がスマートな成長の意思決定を下すことを支援する。より詳しい情報はwww.omdia.com を参照のこと。

▽メディア問い合わせ先
Fasiha Khan / T: +44 7503 666806 / E: fasiha.khan@omdia.com

写真: https://mma.prnasia.com/media2/2161031/Global_Connected_Car_Outlook_Infographic.jpg?p=medium600







配信元企業:Omdia
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