AACSB、新たな価値提案により経営学大学院の革新と大胆なリードを提唱

方針説明書と「イノベーションへの道」ガイドが、経営学大学院が企業、生涯学習者、地域社会に提供する価値を高めます。

フロリダ州タンパ（米国）,2023年4月24日 /PRNewswire/ -- AACSB International（The Association to Advance Collegiate Schools of Business、AACSB）は、経営学大学院向けの新しい価値提案の概要を示す方針説明書とイノベーションガイドを発表しました。この説明書は、経営学大学院が次世代のグローバルリーダーを育成できるよう「大胆にリードし」、企業や分野横断的な協業を行うことを奨励しています。また、経営学大学院が提供する価値と、ビジネススクールが大学、企業、経済、社会に好ましい影響を与える多くの方法も紹介しています。

本書は、ビジネスと生涯学習者のニーズに加え、ビジネス教育のエコシステムに影響を与える市場促進要因についても徹底的な分析を基に作成されました。経営学大学院に求められているのは、以下の6つの主要テーマに対する取り組みです。

* 質の高いビジネス教育や人脈づくりへの公平なアクセスの確保
* 革新への問題解決能力を高めてビジネスを変革
* ビジネスのスピードに対応した、時機を得たカリキュラムと資格の創出
* 学習者のニーズに合わせた学習方法と結果の達成
* 企業や地域社会にインパクトを与える知識創造の追求
* 好ましい変化をもたらす社会的インパクトのあるリーダーの育成


AACSBの理事長であり、ノースカロライナ大学グリーンズボロー校の ブライアン・スクール・オブ・ビジネス・アンド・エコノミクス学部長のMcRae C. Banks氏は、「ビジネス教育、そして高等教育は、今まさに大きな変革期を迎えており、経営学大学院は進化するビジネスニーズに対応しながら、提供する価値を高められる立場にあります」と述べています。「経営学大学院は新しい知識のゆりかごであり、ビジネスの変革に必要な分析力と問題解決能力を学生に提供します。」

この変化を乗り切るため、AACSBは大学院が自らの能力、機会、パートナーシップを評価し、サービスを提供する市場で差別化を進められる領域において大胆にリードする方法を発見する枠組みを作成しました。

「AACSBの次期副理事長、AACSB革新委員会の委員長を務め、ジョン・ホプキンス大学ケアリー・ビジネススクール学長でもあるAlex Triantis氏は、「我々の世界はこれまで以上に機動力に優れたリーダーを必要としています」と述べ、「経営学大学院はステークホルダーの期待に沿うよう革新を続けており、ビジネスリーダーや起業家を目指す生涯学習者に公平な教育へのアクセスを提供すると同時に、その知識と知見を共有することが重要です」と付け加えました。

経営学大学院が大胆にリードする方法についての詳細については、Let's Lead Boldy（大胆にリードする）Elevating the Value of Business Schools（経営学大学院の価値を高める）以下のAACSBの報告書をダウンロードしてくださいPathways to Innovation（イノベーションへの道筋）An Exploratory Guide for Business Schools（経営学大学院のための探索的ガイド）。

AACSB Internationalについて

1916年に設立されたAACSBは、世界最大のビジネス教育機関であり、教育者、学習者、企業を結びつけ、次世代の優れたリーダーを育成しています。100以上の国と地域で活動しているAACSBは、ビジネス教育界へのエンゲージメントを促進し、イノベーションを加速させており、大きな影響力を持っています。AACSBと世界中の経営学大学院がどのようにビジネス教育を大胆にリードしているかについては、aacsb.eduをご覧ください。

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