■背景
近年のクラウドサービスの浸透により、社内のデータ管理をクラウド化する企業が増えてきています。パブリッククラウドプロバイダーの多くは、クラウドサービスの形態（IaaS/PaaS/SaaS）ごとにクラウド事業者とサービス利用者それぞれのセキュリティ責任範囲を明確にした「責任共有モデル」を採用しており、サービス利用者自らもセキュリティの責任を持つことになります。しかしながら、多くの企業においてセキュリティ人財不足の課題を抱えており、自社リソースだけで取り組むことが難しい状況が見られます。
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JTPでは、そのような課題をお持ちの企業を対象に、マネージドセキュリティサービスプロバイダー（MSSP）として本サービスを提供することにより、効果的なセキュリティ対策の実現をご支援し、クラウドセキュリティの負担を軽減します。
■本サービスについて
マルチクラウド環境では、複数あるクラウドプロバイダーに対しセキュリティポリシーを一貫して適用するために、それぞれのクラウドプロバイダーごとの知識が必要になるとともに、クラウドの保護範囲はオンプレミスより広範囲かつ細かいため、セキュリティ対策が複雑化する傾向があります。本サービスでは、マルチクラウド上のワークロードやアプリケーションをJTPがワンストップで監視・運用し、複数のクラウド環境を使用する企業のセキュリティリスク軽減を支援します。
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＜特徴＞
・ベンダーニュートラルで、マルチクラウドに対応
特定のクラウドベンダーに依存せず、中立的な立場でお客様のビジネス状況に合わせた柔軟なセキュリティマネジメントを提供します。
・攻撃経路になり得るクラウド特有の課題を集中管理
クラウド上の脆弱性有無の検証に加え、オンプレミスに比べ保護範囲が広範囲で細かく、設定機会も多いために設定ミスの温床になりやすいクラウドの状態を管理することで、クラウド環境に必要なセキュリティ対策を実施します。
・パブリッククラウド環境にあるお客様のIT資産保護を支援
専門のセキュリティチームがリアルタイムにモニタリングを行い、有事の際は、即座に対応します。また、定期的にレポートをお客様へ提出し、セキュリティリスクを可視化します。
・システム基盤の運用保守も対応
クラウド運用サービス「Kyrios」では、セキュリティコンポーネントと合わせて、システム基盤全体の運用保守のご支援も可能です。
＜基本メニュー＞
●セキュリティ監視
クラウド環境のセキュリティの状態を24時間365日体制で監視します。重大インシデント発生時には、即座にお客様へご報告し、原因分析を行います。
●セキュリティログ分析
SIEM（Security Information and Event Management：セキュリティ情報イベント管理）活用によりログを一元的に集約し、相関を分析することで、クラウド上のインシデントを予見・予測します。
●パッチ・シグネチャ適用
攻撃パターンを定義したデータベース（トラステッド・シグネチャ）の適用により、最新のセキュリティを保ち、Webアプリケーションの脆弱性を狙う攻撃から保護します。
●月次サマリーレポート
アラート調査に加え、ログから監視レポートを作成し、脅威が認められた項目については改善案を提示します。
●サービスデスク
お客様からのお問い合わせへの対応に加え、最新の脆弱性情報を収集・提供し、必要に応じて対策を実施します。
詳しくは、下記のWebページをご確認ください。
・マルチクラウド対応セキュリティ運用サービス
https://www.jtp.co.jp/services/kyrios/multi-cloud-soc/
・クラウド運用サービス
https://www.jtp.co.jp/services/kyrios/operation/
今後もJTPのセキュリティ事業としてクラウド技術や人的対策に注力し、お客様のビジネス発展に寄与してまいります。
【JTP株式会社について】
JTP株式会社は、日本に進出する海外のITベンダーやライフサイエンスメーカー向けに、テクニカルサポート、トレーニングなどの技術サービスを提供する会社として、1987年に設立されました。ミッションに「Connect to the Future」を掲げ、幅広い企業のニーズに対してITシステム設計・構築・運用・保守サービスや、サイバーセキュリティサービス、人材育成コンサルティングサービスのほか、人工知能の導入によりビジネスにおける顧客接点の最適化を実現するソリューション「Third AI」を提供しています。
【本リリースに関する問い合わせ】
JTP株式会社 コーポレート本部
E-mail：pr@jtp.co.jp
配信元企業：JTP株式会社
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