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米食品機器メーカーのOliver Packaging社、InforのクラウドERPにAIを統合し、高齢者向け食事プログラムや医療機関、学校への重要な食料供給に活用


~ 食品機器と食品パッケージング装置の大手メーカーが、統合ソリューションを活用して30倍の早さで在庫を最適化し、顧客と従業員の満足度を向上 ~

業務特化型クラウドカンパニーである米Infor(以下インフォア)は、2023年2月22日、最高品質の食品機器と食品パッケージング装置を提供する、アメリカの大手メーカーであるOliver Packaging &Equipment社が、非営利組織Meals on Wheels Americaを含む高齢者向け食事プログラムや、医療機関、学校、食料品店などへの必要不可欠な食料供給において、Infor CloudSuite Industrialと人工知能(AI)の統合ソリューションを活用していることを発表しました。

米ミシガン州ウォーカー(グランドラピッズ)に本社を置くOliver Packaging社は、この統合ソリューションによって、従来の30倍の早さで在庫を最適化し、顧客と従業員の満足度を高めることに成功しました。

Oliver Packaging社の社長であるミッチ・サマーフィールド(Mitch Summerfield)氏は、次のように述べています。
「パンデミックの影響で、食品包装の需要が高まるとともに、サプライチェーンにも変化が生じました。Infor CloudSuite Industrialを導入したことで、そうした変化に対応し、利益率、NPS(※1)(ネットプロモータースコア)、納期遵守率、従業員満足度など、あらゆる面で事業を大幅に改善することができました。現在では、主要なプロセスにColeman AIが組み込まれているため、必要な製品をより正確に予測し、さらなる事業成長へとつなげることができます。」

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000277028&id=bodyimage1

顧客の購買パターンが絶えず変化するなか、Oliver Packaging社では、そうした変化を検知し、適切な製品を適切なタイミングで提供して、収益とカスタマーエクスペリエンスを向上させるより良い方法が求められていました。

そこで、Infor CloudSuite IndustrialにInfor Coleman AIを統合し、顧客の注文内容や金額において通常と異なる変動を迅速かつ正確に特定することができる、異常検知アルゴリズムを導入しました。検知された異常は機械学習を用いて日々処理され、ユーザーフレンドリーなダッシュボードを通じてOliver Packaging社のチームに配信されます。ダッシュボードでは販売やオペレーションの変動に関するレビューと分析が確認でき、ビジネス上の重要なリアルタイムの意思決定を行うことが可能です。

Oliver Packaging社は、90日ほどの期間でAIソリューションを導入したことで、変化する顧客ニーズにあわせた在庫の最適化にかかる時間を30分の1に短縮できたことに加えて、次のメリットが得られました。

・顧客注文の異常を特定するための作業負担を90%削減
・わずか2か月間で130万ドルの収益差異(顧客の15%において、通常よりも注文金額が減少または増加)を確認
・必要な商品の在庫がない場合に高価な代替品を発送したり、配送を早めたりする必要性が減り、コストの削減を達成
・顧客に対して営業が迅速に連絡をとって新しい要望に応えることができ、顧客維持率が向上
・代替品ではなく、最適な製品を提供することができ、顧客満足度が向上

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Oliver Packaging社が90日足らずでソリューションを導入できたのは、Infor OSテクノロジープラットフォームによって、データ収集、分析、利用のプロセスを自動化したからです。Infor CloudSuite Industrialの顧客注文データは、自動で収集され、Infor Data Lake内で管理されており、統合されたサービスを使って、AIに基づくインサイトを構築、展開、利用することができます。また、Infor OSのプラットフォームには、機械学習やAIソリューションのツールだけでなく、データ統合、データ管理、レポートと分析、業績管理のツールが搭載されているため、Oliver Packaging社は、たった数週間でデータ駆動型アプリケーションを運用開始することができました。

データ駆動型企業である同社は、Infor CloudSuite Industrialによるクラウドへの移行における費用対効果を綿密に追跡しています。

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サマーフィールド氏は、続けて次のように述べています。
「ERPの統合には課題がつきものですから、そうした課題を解決するために、業界に精通した適切なパートナーを持つことが非常に重要です。現在、当社ではシステムによって業務が大幅に改善し、必要な製品をより正確に予測できるようになったことで、利益が飛躍的に向上しました。4年前とは比べものにならないほどの進化を遂げています。」

4年前、Oliver Packaging社は、インフォアと導入パートナーのDecision Resources(DRI)社< https://www.decision.com/ >とともに、クラウドへの移行を行いました。それ以来、顧客は適切な製品を適切なタイミングで入手し、従業員は業務効率化の利点を享受しているため、顧客と従業員両者の満足度が上がっています。その結果、Oliver Packaging社では次の成果を得ることができました。

・納期遵守率が55%向上
・NPSが15ポイント上昇
・従業員エンゲージメントが15ポイント上昇

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こちらの動画では、Infor Coleman AIが統合されたInfor CloudSuite Industrialが、どのようにOliver Packaging社の異常検知と予測による在庫の最適化を実現し、顧客へのサービス、生産性、利益の向上を支援するのかご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=lJ2YhU5lMRQ

インフォアのエンタープライズAIソリューションについて詳しくはhttps://www.infor.com/ja-jp/technology/enterprise-artificial-intelligenceをご覧ください。

インフォアの産業用製造業向けERPソリューションについて詳しくはhttps://www.infor.com/ja-jp/industries/industrial-manufacturingをご覧ください。

※当リリースは、2023年2月22日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
https://www.infor.com/news/oliver-packaging-applies-infor-ai-critical-food-supplies

●Oliver Packaging &Equipment社について
Oliver Packaging &Equipment社は、1890年から、さまざまな市場向けに高品質で革新的な食品機器と食品パッケージング装置を開発・製造しており、レストラン、食料品店、ベーカリー、高齢者コミュニティ、学校、医療機関、矯正施設に誇りをもってサービスを届けてきました。同社の最新技術を取り入れた最先端の自立式カウンタートップ用ブレッドスライサーや、完全一体型の食品パッケージング装置は、北米、欧州、オーストラリアで日々使用されています。業界のリーダー企業として、Oliver Packaging社はどんな時も、どの製品でも、比類のない精度、品質、細部へのこだわりを保証します。詳しくは< www.oliverquality.com/ >(英語)をご覧ください。

※1 NPS(ネットプロモータースコア)とは、広く使われている市場調査の指標で、企業や製品、サービスを友人や同僚に勧めたい度合いのみを質問するアンケート調査から算出されます。

●インフォア、インフォアジャパンについて
インフォアは、業界特化型のビジネスクラウドソフトウェアにおけるグローバルリーダーです。各注力業界向けに、業界特化の機能が網羅されたソリューションを展開しています。ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションとサービスは、セキュリティおよびタイムトゥバリュー(Time-to-Value)の短縮により、持続可能な運営にメリットをもたらすよう設計されています。世界175か所以上の地域で6万社以上の組織が、インフォアの17,000人の従業員のサポートにより、ビジネスの目標を達成するよう取り組んでいます。また、Koch社の一員としての財務的な強みやオーナーシップ、長期的な視点は、お客様との永続的で有益な関係性の構築のための力となっています。さらに詳しくは< http://www.infor.com >(英語)をご覧ください。

インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< https://www.infor.com/ja-jp/ >をご覧ください。

※本文に記載の文字商標および図形商標は、インフォアおよびその関連会社、子会社の商標および登録商標です。その他のすべての商標は各所有者に帰属します。



配信元企業:インフォアジャパン株式会社
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