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TPCマーケティングリサーチ株式会社、プラスチック製食品容器・包装材市場について調査結果を発表


この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、
プラスチック製食品容器・包装材市場について調査を実施、その結果を発表した。

【調査結果】
◆2021年度におけるプラスチック製食品容器・包装材市場は、前年度比2.5%増の6,837億円となった。同年度は、新型コロナウイルス感染拡大を背景に、“食品宅配”と“簡便調理”に貢献する容器・包装材が市場拡大を牽引。各社の動向をみると、中央化学は汁漏れしにくい内嵌合を採用した嵌合容器を拡販し、フードデリバリーを展開する飲食店に採用実績を上げている。また、シーピー化成は優れた断熱性、保温性を有する嵌合容器「CBFNビルト」を提供し、出来立ての美味しさを維持できる点で支持を集めている。

◆“簡便調理”に寄与する包装材としては、自粛疲れに悩む消費者が増加する中、レンジアップに対応したパウチやバリアフィルムの需要が拡大。メーカー別にみると、凸版印刷はレンジアップ後にそのまま食器として使用できるパウチ「いただきパウチ」を展開し、簡便調理ニーズを取り込んでいる。さらに、東洋製罐グループホールディングスは専用化粧箱なしでレンジアップ可能なパウチ「TRAVIS」の拡販を進め、カレールーなどに採用が広がっている。

◆プラスチック製食品容器・包装材市場は2022年度以降も継続的に拡大し、2030年度には9,223億円まで拡大する見通し。同市場は、資源循環に向けた国際協調が進展する中、“環境負荷低減”に寄与する製品が市場拡大に貢献すると考えられる。これを受け、各社はバイオプラスチックおよびモノマテリアル化に関連した研究開発に注力。例えば、三菱ケミカルグループは軽量で優れた強度、透明性を持つバイオマスOPSシートを開発している。また、大日本印刷はポリプロピレンのみを使用した「DNPモノマテリアル包材」を開発し、パッケージの製造・廃棄工程におけるCO2削減を実現している。

【調査実査日】
2022年11月~2023年2月

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000276107&id=bodyimage1

<資料名>
2023年 プラスチック製食品容器・包装材の市場分析調査
―“食品宅配”、“簡便調理”、“環境負荷低減”に貢献する容器・包装材が市場拡大を牽引―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/chemical/mr410230601
発刊日:2023年2月22日   頒価:108,900円(税込)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com



配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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