すべての出来事に“ウラ事情”がある『本当は怖い江戸徳川史――すべての出来事に“ウラ事情”がある!』著者堀江宏樹が、キンドル電子書籍で配信開始。
- 2023年01月16日 18:00:00
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■『本当は怖い江戸徳川史――すべての出来事に“ウラ事情”がある!』著者堀江宏樹
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赤穂浪士四十七士の運命を決めた「ある病」、
黒船とともに持ち込まれた「恐ろしいもの」、
徳川家臣団「鉄の絆」の原点とは?
――すべての出来事に“ウラ事情”がある!
…………………
【著者より】
〝近くて遠い〟江戸時代。
「二六〇年間、戦(いくさ)は起こらなかった」
「大ピンチの家康一行を助けたのは、伊賀忍者」
「黒船の大迫力に皆、恐れおののいた」……
こんな今までのイメージも、
その背景や人間模様を見てみると、
そこには、もう一つの真実が隠れているのです。
…………………
人の心を揺るがしたのは……
◇「お七火事」――なぜ、公的には何も記録されていないのか
◇ ある日突然、大坂城の堀に「未確認生物」が!!
◇ 恐怖の「死体リサイクル」店・山田浅右衛門
◇ 将軍が愛した「美少年」のタブー
その時、その地で何が起きていたのか?
■目次
・はじめに――「都合が悪いこと」は常に隠される
●1章 江戸幕府を開いた男の知られざる〝裏の顔〟
誰が踏み台にされて「泰平の世」はつくられたのか?
・家康は金で人心を掌握していた
・家臣団の「鉄の絆」の原点
・日本史上有数の大富豪となるカラクリ
・切り取られた「蘭奢待」、そこに家康の本当の顔が!
・権力者たちを虜にした伝説の名品をどう扱ったのか
・秘密裡に行なうために……
・「天下人」の心をつかんだのは誰だ
・老年になって訪れた〝第二の青春〟
・書き残された〝特別な関係〟
・真実か?フィクションか?「神君伊賀越え」とは
・家康一行の逃亡を手助けしたのは
・なぜ、「服部半蔵」が登場するようになったのか
・徳川家康、人生最大の「しくじり」伝説
・伝説は、時の将軍によって消されてしまった!
・なぜ、こんなに話が盛られたのか
●2章 いつの時代も「恐怖」が世の中を動かす
天災と、疫病と、怨霊と……
・大惨事!黒船とともに「持ち込まれたもの」
・たった3カ月の間に、至るところに広がって……
・供養塔に刻まれた庶民の苦悩
・天災か?人災か?「浅間山の大噴火」
・一瞬で飲み込まれてしまった村々
・人々が〝天罰だ〟と感じた理由
・大坂城の堀に現われた「未確認生物」
・人の顔をした魚
・死が「見えてしまった」ことの意味
・江戸史上最恐の祟り神――「佐倉惣五郎」
・藩主のご乱心とある男の「呪い」
・「悲劇の主人公」ができ上がるまで
●3章 欲望がうずまく「歴史の深い闇」
史実には「きれいごと」ばかりが残される
・幕府の目を欺き続けた、日本近代医学の父「シーボルト」
・「持ち出し厳禁」の品物が次々と……
・とばっちりで裁かれた気の毒な日本人たち
・「大黒屋光太夫」――奇跡の生還を果たした人物の真実
・漂流の末にたどり着いた場所は?
・スパイなのか、英雄なのか
・恐怖の「死体リサイクル」店主・山田浅右衛門
・武家社会に横行する「御様御用」の習慣とは
・「刀の切れ味なら、山田に聞け!」
・誤訳だらけの『ターヘル・アナトミア』
・挿絵と実際の臓物が同じだった!
・「早く出したい」杉田玄白と「もっと推敲したい」前野良沢
●4章 今なお、心をザワつかせる「江戸の謎」
あの人物は消されたのか? それとも……
・「徳川埋蔵金」に翻弄された悲劇の幕臣・小栗忠順
・慶喜からの突然の解雇通告
・「首実検」まで受けた小栗父子
・「近藤勇の首と胴体」にまつわるミステリー
・突然消えた「晒し首」
・なぜか「胴体」までも行方不明に
・大石内蔵助を「昼行灯キャラ」にした浅野内匠頭
・奇書に記された浅野の評判
・家臣なのに赤穂城から12キロメートルも離れて住む〝謎〟
・「赤穂事件」を起こした四十七士の本音
・「赦しを与えられない」二人
・〝持病〟が引き起こした悲劇
・公的書物は何もない「お七火事」の真相
・江戸庶民の「恋」に対する憧れ
・江戸の街、最大の禁忌「大火事」と「半鐘」
●5章 絶対に触れてはいけない「江戸のタブー」
男と女がいる限り続く〝愛憎劇〟
・驚愕!「江戸の花」に生きた遊女たちの最期
・吉原遊女たちが守らされたルール
・埋葬するにもランクづけがあった!
・「ふるあめりかに袖はぬらさじ」――伝説の遊女・喜遊の辞世
・渋沢栄一も目の敵にした「らしゃめん」
・「ムスメガール」とフェイクニュース
・将軍家茂と皇女和宮の結婚に葬られた「御内証の方」
・「公武合体」の犠牲になった一人の女性
・大奥から解放されることが、なぜ許されたのか
・愛される妻になるための「夜の手引書」
・徳川慶喜の孫娘の証言
・姫君たちが必ず学んだこと
・政略結婚の犠牲になった、慶喜の正室「美賀君」の悲惨
・「性に奔放な夫」と「心を病んだ妻」
・妻の死に直面した時、慶喜は
●6章 幕末乱世に「翻弄された人々」
そこに見え隠れする黒い影
・戦いたくても戦えなかった「大政奉還」
・何度も頓挫した計画
・なぜ、そんなにも急いでいたのか
・幕府転覆未遂事件――「由井正雪の乱」
・歴史に刻まれた「慶安の変」とは
・学者なのに「自筆書がない」という不思議
・「ええじゃないか騒動」の〝黒幕〟は誰か?
・「御札ふり」が広がっていった理由
・まるで「予言書」のような日記
・幕末の乱世に散った「彰義隊」
・設立当初の目的は何だったのか
・江戸時代265年の終わりの半日
■著者 堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。
日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、
軽妙な筆致で取り上げている。
綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある。
主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』『本当は怖い世界史 戦慄篇』『愛と欲望の世界史』
『眠れなくなるほど怖い世界史』(以上、三笠書房《王様文庫》)、『乙女の日本史』『乙女の美術史 日本編』
『乙女の美術史 世界編』(以上、KADOKAWA)、『三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町』(幻冬舎)などがある。
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