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2021年の８月に新型コロナウィルスによる肺炎のため亡くなった俳優・千葉真一さんは、映画「柳生一族の陰謀」、「魔界転生」などの作品にて剣豪・柳生十兵衛の役を演じ、強靭さと深い人間性をともにそなえた人物として実に多くの人を魅了していきました。
そして、千葉さんは長年において十兵衛を演じつつ、実在の柳生十兵衛ならびに彼が修めた武術・新陰流についての研究にも取り組んでおられました。
今回の書籍『柳生十兵衛と千葉真一』では、生前の千葉真一さんとは、武道を通じて交流をもっていた当会の小山が著者・構成をつとめ、千葉真一さんが、当たり役となった柳生十兵衛から何を学び、そして十兵衛役を演じる中で何を伝えていたのか、さらには、その柳生十兵衛とは、実際にはどのような人物であったのかということを多彩な切り口で語っています。
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巻頭においては、「柳生十兵衛を演じきることのできるただ一人の男」として多くの方が認める千葉さんならではの、柳生十兵衛に対しての思いや魅力について語った生前のロングインタビューを掲載。「どのようにして柳生十兵衛という剣豪を知ったのか。そこから何を感じたのか。十兵衛を演じる中でどのような努力・工夫をしたのか。さらには自身の生き方の中でどのように十兵衛からの教えを生かしたのか」などが語られていきます。
その上で実在の柳生十兵衛という剣豪、新陰流という武道に関して、当会・小山があらためて実演もまじえつつ平易に解説していきます。さらに「千葉真一さんが柳生十兵衛から学び得ていた精神」を紹介。そして、それが現代に生きる私たちに多くの示唆をあたえるものであることを述べていきます。
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また今回、テレビ時代劇『柳生あばれ旅』にて千葉真一さんとともにＷ主演（柳生十兵衛の弟・柳生又十郎役）をつとめた俳優・勝野洋さんに特別インタビューをし、千葉さんとの共演の中で学んだことやエピソードなどが語られていきます。
以上により、「柳生十兵衛と千葉真一」という剣を通じて自身を磨いてきた二人の武人の魅力ならびに教えを凝縮した一冊となっています。
さらに、12月11日（日）には、東京・青山ブックセンター本店にて今回の書籍に関連するトークイベント「剣の道が持つ価値とは。今の時代、今の時期だからこそ知るべき『柳生十兵衛の精神と千葉真一の心』」も開催。このイベントでは、当会・小山が「斬り合いをしない現代においてでも、剣を通じて育む生き方や考え方に大きな価値があること」をテーマにお話ししていきます。
【書籍情報】
『柳生十兵衛と千葉真一』
著者：小山将生
発行：体育とスポーツ出版社
価格：1,650円（税込み）
発売：11月25日（金）
【イベント情報】
「剣の道が持つ価値とは。今の時代、今の時期だからこそ知るべき『柳生十兵衛の精神と千葉真一の心』」
開催日：12月11日（日）
場所：青山ブックセンター本店
登壇：小山将生、高尾美有（ＭＣ）
【本件に関してのお問い合わせ先】
新陰流協会「お問い合わせページ」
https://shinkageryu-kyokai.jp/contact.html
配信元企業：新陰流協会
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