*1 ：コンシューマー製品において、水平方向や半天球だけでなく、撮影者を取り巻く空間全てをワンショットでキャプチャーできる点において（ 2013 年 10 月時点。リコー調べ）
u-blox ZOE-M8Bは、RICOH THETA Xの新しい特長の1つであるGPS内蔵を可能にしました。GPS（QZSS）とA-GPSにより、スマートフォンなどの外部装置を必要とせずに、撮影した画像に高精度の位置情報を自動的に埋め込みます。ユーザーの位置に応じてGPS信号が受信可能か否かを示すアイコンが液晶タッチ・パネルに表示されるため、位置情報が確実に取得されていることを確認してから撮影を開始することができます。この新機能により、THETA Xは半径5mという市場で最も高精度な位置情報を取得できるカメラとなり、産業用から民生用まで幅広い用途に対応します。たとえば、建築士や設計士にとっては、360度の風景画像によって現場をデジタル化し、プロジェクトのあらゆる段階を記録できる必携のツールですが、地図産業、保険業者、不動産業者などにとっても同様です。
u-blox ZOE-M8Bモジュールは、3つの衛星群の同時受信により高精度測位を提供する、超小型（4.5x4.5x1.0mm）のSiP（システムインパッケージ）GNSSモジュールです。Super-E（Super-Efficient）モードにより12mWという低消費電力を保証し、SAWおよびLNA内蔵でパッシブ・アンテナに最適です。u-blox ZOE-M8Bは、性能を損なわずに小型化する必要のあるアプリケーションをターゲットとしています。
「非常に高精度な位置情報を提供するとともに、サイズが小型で低消費電力であるため統合が容易であることから、u-blox ZOE-M8B GNSSモジュールを当社のTHETA Xに搭載することを選択しました。つまり、このモジュールは、当社のお客様にとって不可欠な高精度の測位性能を損なうことなく、小型アンテナ設計の面で当社が必要としていたものを提供してくれます」と、リコーのTHETA X GPS機能開発担当者の醍醐 謙二氏は語っています。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社（SIX:UBXN）は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラー・ネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT （Internet of Things） の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。
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