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織田政権や豊臣政権が築いた城郭は何が画期的だったのか? 『織田・豊臣城郭の構造と展開 下』(著者:中井均)5月27日発売



戎光祥出版株式会社(東京都千代田区/代表取締役:伊藤光祥)は、『織田・豊臣城郭の構造と展開 下』(著者:中井均)を2022年5月27日に発売いたします。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000259100&id=bodyimage1


安土城・大坂城・聚楽第・伏見城など、織田・豊臣政権によって築かれた城郭にはどのような特徴があるのでしょうか?また、それまでの時代の城郭と比べて何が違うのでしょうか?
上下巻の下巻にあたる本書では、倭城や滴水瓦、織田・豊臣城郭の展開や地域的伝播、近世城郭への変化の問題に迫るとともに、大坂城、伏見城、江戸城、彦根城、郡山城、丸岡城等、多くの事例から課題に切り込みます。
長年にわたって城郭研究をリードしてきた第一人者が、考古学・文献史学・縄張り研究の成果を精緻に分析し、織豊期城郭研究に新たな地平を切り拓く1冊です。

【目次】
序章 織田・豊臣城郭と近世城郭

第一部 倭城と滴水瓦
第一章 日韓城郭比較試論――特に倭城の構造を中心として
第二章 滴水瓦に関する一考察――なぜ城郭建築に多く葺かれたのか
第三章 滴水瓦の伝播と展開――特に文禄・慶長役を中心として

第二部 織田・豊臣城郭の展開
第一章 織豊系城郭の成立要素――南九州を事例として
第二章 織豊系城郭の地域的伝播と近世城郭の成立
第三章 織豊期の城郭と大和
第四章 筒井城から郡山城へ
第五章 加納城の構造――特にその平面形態について
第六章 丸岡城天守台の造営年代
第七章 越中における前田氏関連の城郭
第八章 城郭史から見た堀越城
第九章 城郭史からみた兵庫城

第三部 近世城郭への変化
第一章 近世山城井戸考――備中松山城大池を理解するために
第二章 近世城郭における堀内障壁について
第三章 織豊系城郭としての江戸城
第四章 到達点としての彦根城
第五章 淀城天守の再検討――天守台の発掘調査成果を中心に
第六章 近江の御茶屋御殿

終章 研究の課題と展望

【商品情報】
書名:『織田・豊臣城郭の構造と展開 下』(戎光祥城郭叢書2)
著書:中井 均
定価:8,800円+税
体裁:A5版・上製・カバー装
ページ数:378ページ
ISBN:978-4-86403-427-2
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/642/

【著者紹介】
中井均(なかい・ひとし)
1955年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。
(財)滋賀県文化財保護協会、米原町・米原市教育委員会、長浜城歴史博物館館長を経て、2011年度に滋賀県立大学人間文化学部准教授。2013年度より同教授。2020年度退官。金沢大学、大阪大学などで非常勤講師も務める。専門は日本考古学で、特に中・近世城郭の考古学的研究、近世大名墓の考古学的研究。現在、滋賀県立大学名誉教授。
主な著作に、『織田・豊臣城郭の構造と展開 上』(著書:戎光祥出版)、『中世城館の実像』(著書:高志書院)、『信長と家臣団の城』(著書:KADOKAWA)、『近江の城 ―城が語る湖国の戦国史―』(著書:サンライズ出版)、『城館調査の手引き』(著書:山川出版)、『東海の名城を歩く 岐阜編』『同 愛知・三重編』『同 静岡編』(編著:吉川弘文館)、『図解 近畿の城郭』I~V(監修:戎光祥出版)、『中世城館の考古学』(編:高志書院)、『歴史家の城歩き』、『歴史家と噺家の城歩き』(共著:高志書院)、『古地図で楽しむ近江』(編著:風媒社)、『覇王信長の海 琵琶湖』(共著:洋泉社)など多数。

【会社概要】
社名:戎光祥出版株式会社
代表:代表取締役 伊藤光祥
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8F
ホームページ:https://www.ebisukosyo.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/ebisukosyo
Facebook:https://www.facebook.com/774833955871080/



配信元企業:戎光祥出版株式会社
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