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エアカラン 2022年7月1日 ヌメア-シンガポール線 就航


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000256838&id=bodyimage1

(2022年4月13日 ヌメア)ニューカレドニアの航空会社エアカラン(日本支社:東京都千代田区、日本支社長:中田茂)は、ヌメア-シンガポール線を就航することを発表いたしました。2年に及ぶコロナ禍での危機的状況、段階的なフライトの再開、東京経由ヌメア-パリを結ぶ路線に多大な影響を与える国際情勢など、様々な状況に迅速に対応し、ニューカレドニア関係各所と協力して準備作業を進めてまいりました。長距離ネットワークとして新しい目的地シンガポールに翼を広げます。
新路線の詳細は以下のとおりです。

路線:ヌメア-シンガポール間
便数:週2~3便
就航日:2022年7月1日(金)ヌメア発
運航機材:エアバスA330neo型機
飛行時間:8時間30分

当社の戦略
コロナ禍以前より、当社はネットワークを補完し、多様化する目的に沿った新しい目的地へのサービスを通じて確実に成長していくために、日本路線に加えて、長距離ネットワークの開発に着手していました。経済、衛生、気候、および地政学的な問題に直面する現在の状況は、この多様化戦略を維持および加速させる必要性を高めることになりました。ウクライナでの戦争とその航空交通への影響により、シベリア上空を飛行する北周りルートの維持が困難になっています。この状況下において、シンガポール経由でパリとヌメアを結ぶルートは、現在の東京経由以外の選択肢として、ヌメアへの路線を補完します。
コロナ禍で運休や減便が続く中、当社はフランスからニューカレドニアへの帰国者向けや貨物便の運航を継続し、ヌメア-成田-パリ線のチャーター便を運航、状況に応じて迅速かつ柔軟に対応し、要望にお応えしてまいりました。現在、日本路線はヨーロッパ/フランス本土からの旅客や日本人観光客向け、および貨物輸送として、週4便にて運航しています。シンガポールがネットワークに加わることで、アジア路線として合わせて週7便となり、キャパシティは季節や様々なマーケットの需要に合わせて調整される予定です。
また、エアカランは引き続き、日本市場への強いコミットメントを維持し、需要の回復に合わせて、日本路線のフライトを今年末までに段階的に増便し、日本からの観光客数をパンデミック前のレベルに戻すことを目指しています。

シンガポールのハブ空港としての位置付け
東南アジアの中心部にあるシンガポール・チャンギ空港は2019年に6,830万人が訪れ、国際旅客輸送に関して世界7番目の空港にランクされました。2022年3月には、81の航空会社が46か国116の都市に週2,800便以上(旅客と貨物)を運航しています。

ヨーロッパやフランス本土への旅行の選択肢を拡大
日本路線と同様、エアカランは長年のパートナーであるエールフランス航空(コードシェア)、KLMオランダ航空、フィンエアーと協力し、シンガポール経由でフランスやヨーロッパ各地への旅行の利便性を高めます。また、アジア、湾岸地域、ヨーロッパの航空会社、特にシンガポール航空との新しいパートナーシップを通じて、幅広い選択肢を提供します。

ポテンシャルの高い観光市場の開拓
600万人のシンガポール居住者ばかりでなく、この地域の他の市場(東南アジア、中国南部、インド、中東など)との乗り継ぎに便利で質の高いハブ空港は旅行者にニューカレドニアへの旅を提供し、地域全体の魅力発信とエアカランの新しい市場における機会を創出します。
エアカランはまた、ヌメア経由の乗り継ぎ便にて、南太平洋の旅行先へ向かう乗客の利便性の向上も想定しています。一例として、シンガポールとタヒチ・パペーテ間は、エアカラン利用で最速ルートになり、シンガポールとオーストラリアやニュージーランド間を利用する旅行者にとっても新たな選択肢として期待されています。

国際貨物輸送においてTOP10の空港
航空貨物輸送はニューカレドニアとその人々にとって大変重要であり、コロナ禍において特にその重要性が証明されました。世界最大の金融・経済市場が交差するシンガポールには、国際貨物輸送においてTOP10にランクされる空港があり、アジアとヨーロッパからの貨物輸送における補完的な路線として、地域経済に新たなビジネスチャンスをもたらします。

エアカランの最高経営責任者(CEO)のディディエ―ル・タペロは「シンガポールへの就航は、当社にとって誇りであり、就航実現に満足しています。新路線の開設は航空会社として常に重要事項ですが、特に前例のない危機から脱して、私たちがこのプロジェクトを成し遂げられたことを嬉しく思います。就航実現に尽力したすべての人々に感謝します。初飛行を楽しみにしています! 」と述べました。

チャンギ・エアポート・グループ(CAG)、Managing Director Air Hub Developmentのリン・チン・キャット(Lim Ching Kiat)氏は次のように述べています。「エアカランのヌメア-シンガポール間の就航を歓迎します。東南アジアとヨーロッパの30都市以上へ週650便以上のフライトを持つチャンギ空港は、ニューカレドニアを訪れる旅行者にとって利便性の高い玄関口となるでしょう。CAGはエアカランと協力し、シンガポールの人々に新しい休暇先としてニューカレドニアをご紹介できることを楽しみにしています。」



配信元企業:エア・カレドニア・インターナショナル航空
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