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「ICF Business Acceleration Program2021」受賞者決定 イノベーションとビジネスで社会課題解決を目指すスタートアップを支援


株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎孝、以下 MRI)が運営する未来共創イニシアティブは、12月10日、イノベーションとビジネスで社会課題を解決するアイデアを競う「ICF Business Acceleration Program2021」の最終審査会を開催し、最優秀賞・三菱総研賞・オーディエンス賞の各受賞者を決定しました。

MRIは、多様なステークホルダーが参加するプラットフォーム“未来共創イニシアティブ”(以下 ICF)(https://icf.mri.co.jp/)を運営しています。ICFは、オープンイノベーションの発想に基づく共創活動を通じて社会課題解決と社会実装に繋げ、より大きな(コレクティブな)インパクトを創り出すことを目指しています。

CF Business Acceleration Program(以下 BAP)は、このICFの活動の中核プログラムの一つです。スタートアップなどからビジネスアイデアを募り、社会課題解決に結びつける試みです。2016年以来、ICFの前身組織である未来共創イノベーションネットワーク(INCF)により、通算6回開催し、延べ700件以上のビジネス提案応募を受け付け、優れたビジネスプランやユニークなアイデアを表彰、支援してきました。

本年度、7回目となるBAP2021では、ICFが重点的に取り組む6テーマ(ウェルネス、水・食料、エネルギー・環境、モビリティ、防災・インフラ、教育・人財育成)を中心に、ポストコロナ時代の“ニューノーマル”に向けたアイデアを募りました。応募総数126件の中から、書類審査とプレゼンテーション審査を経て、インパクトの大きい社会課題を解決するビジネスプランを提案した7チームを「ファイナリスト」に選出し、約2カ月にわたってビジネスの加速を図るためのメンタリングを実施しました。

12月10日の最終審査では、ファイナリスト7チームが審査会場でリアルのプレゼンテーションを行い、ICFのアドバイザー5名および当社審査員による厳正な審査の結果、以下のとおり受賞者が決定されました。

MRIは、受賞者やファイナリストをはじめ、本プログラムに応募された皆さまをさまざまな形で継続的に応援し、ビジネスによる社会課題解決を目指してまいります。



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ファイナリストと審査員

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(左)最優秀賞を受賞したリスク計測テクノロジーズ株式会社 (右)三菱総研賞(未来パートナー賞)を受賞したTRUNK株式会社



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(左)三菱総研賞(未来デザイン賞)を受賞したマイクロ波化学株式会社 (右)オーディエンス賞を受賞したSmart119株式会社

受賞者
最優秀賞
提案者: リスク計測テクノロジーズ株式会社
提案タイトル: 声によるメンタルヘルスの高頻度データとプラットフォーム構築
受賞理由: コロナ禍で増大する従業員のメンタル不調を事前に予測する方法を開発した。エッセンシャルワーカーをはじめ、あらゆる業種への適用が期待される提案

三菱総研賞 未来パートナー賞
提案者: TRUNK株式会社
提案タイトル: リモート環境でのスキルアップアルバイト事業
受賞理由: 学生アルバイトに着目した本提案は、リカレント教育全体の発展に繋がる可能性が高い。MRIが手掛けるHR事業分野の社会実装に向け、共創が期待できると評価

三菱総研賞 未来デザイン賞
提案者: マイクロ波化学株式会社
提案タイトル: マイクロ波による産業電化・カーボンニュートラルの加速
受賞理由: 本提案による産業分野の省エネへのインパクトは大きく、未来社会の課題解決に向けた中長期的なポテンシャルの高さに注目

オーディエンス賞
提案者: 株式会社Smart119
提案タイトル: 未来型救急情報サービスSmart119による救急搬送の効率化の提案
受賞理由: オンライン視聴者の投票で第1位

ファイナリスト
(上記の各受賞者を含む)(社名五十音順)
株式会社MIJ labo  「肉用牛の画像解析とデータベース化と畜産プラットフォームの構築」
合同会社サンク・サンク  「更年期女性健康啓発+データ収集=ビジネス創出+労働生産性向上」
株式会社Smart119  「未来型救急情報サービスSmart119による救急搬送の効率化の提案」
TRUNK株式会社  「リモート環境でのスキルアップアルバイト事業」
株式会社Proxima Technology 「体験から自発的に成長する最適制御AI『Smart MPC』による省エネ化」
マイクロ波化学株式会社 「マイクロ波による産業電化・カーボンニュートラルの加速」
リスク計測テクノロジーズ株式会社 「声によるメンタルヘルスの高頻度データとプラットフォーム構築」

ファイナリストによる提案の社会インパクト
以下『ICF-BAP2021ファイナリストインパクト戦略』では、各ファイナリストのプロダクト・サービスが与える社会インパクトを短期~長期的視点で定量的・定性的に可視化しています。

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最終審査委員一覧
審査委員長
小宮山 宏 株式会社三菱総合研究所 理事長

審査委員(順不同)
リチャード・ダッシャー氏 スタンフォード大学 アジア・米国技術経営研究センター 所長
鎌田富久氏 TomyK Ltd. 代表(株式会社ACCESS 共同創業者)
椙山泰生氏 京都大学 名誉教授(椙山女学園大学 現代マネジメント学部 教授)
校條浩氏 NSV Wolf Capital マネージング・パートナー



配信元企業:株式会社三菱総合研究所
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