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新入生のための特別講義「これからのAIと未来の働き方」~トリプルアイズ・片渕博哉が東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校で講義


株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表取締役:山田雄一郎)AIZE開発部・片渕博哉が2021年5月27日、学校法人滋慶学園 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(東京都江戸川区、学校長:小達一雄氏)の「若者のためのAI(人工知能)特別講義」の講師をオンラインで務めました。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000237365&id=bodyimage1

本セミナーは東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校に通う新入生を対象に、web講義の形式で行われました。昨年に続き2年目の同講演。昨今、音楽やダンスなどのエンターテインメント業界でもAI(人工知能)活用の動きが始まっていることから、学生に対してAIの基礎知識を学んでもらう目的で特別講義が組まれました。今回はトリプルアイズで新たに商品化された検温機型の顔認証AIなどの最新情報をふくめ、バージョンアップした内容で講演が行われました。
最近のAI関連のニュースから、AIに関する一般教養、AIが引き起こした問題や事件を紹介し、最後に今後のAI開発の展望を論説しました。



■最近のAI関連のニュースから

顔画像をリアルタイムで性別・年齢変換して楽しむアプリやダンス技術をスコア化できるスキルチェックアプリなど、学生にとって関心のある身近な事例を通して、私たちが興味を惹かれるサービスにAIが使われていることを伝えました。
さらにはトリプルアイズの顔認証出退勤サービス「AIZE Biz」を用いてAI体験が行われました。デモ画面を使い、学生は自宅のパソコンより顔認証で出勤打刻。瞬時に管理画面に打刻情報が反映されたことを確認し、その利便性に驚いている様子がうかがえました。
一方で技術の加速度的な進化によって、人間の仕事がAIに奪われてしまうのではないかといった悲観的な見方があることにも触れました。片渕は2045年頃にシンギュラリティ(技術的特異点)が訪れる説を紹介しつつ、AI時代と自分の仕事の向き合い方について、「人間からAIに代替される仕事が出てくる一方で、人間だけができる新しい業務が発生するだろう。機械と機械の間には人の手が必要。」と述べました。



■人工知能と機械学習と深層学習

続いて、AIとは何かについて、チャットボット、レコメンドエンジン、自動運転、OCR(文字認識)を例に解説。また現在「AI」と言われるもののほぼ全てが特化型AIであり、ドラえもんのような汎用型AIは完成されていないことを説明。AIの中心概念とも言える「機械学習」と「深層学習(ディープラーニング)」についても図を交えながら詳しく解説しました。この違いを理解すると、日々のニュースに対する見方が変わると述べました。



■AI開発の展望

後半ではUber運転事故やチャットボット「Tay」など、AIが引き起こした問題や事件を紹介し、実社会のAI運用では影の部分も少なからず存在することに言及し、最悪の事態も想定しつつ開発することの大切さを強調しました。
最後は、今後のAI開発の方向性について、深刻な労働力不足の時代が来ることから、AIの役割が大きくなること、その際のキーワードは「無人化」であることを説明しました。また新型コロナウィルスの流行によりリモート化が進み、医療や教育などをオンラインで受ける形が広がっていく未来についても言及し、講義を締め括りました。


最先端のAI研究に関わる若手研究者の話に、学生たちは大いに刺激を受けた様子でした。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000237365&id=bodyimage2

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校ホームページ
https://www.tsm.ac.jp/



■片渕博哉(かたぶち・ひろや)プロフィール
2016年、トリプルアイズ入社。同年、AIの研究開発から学習アーキテクトの構築をメインに、多種多様の企業案件やAIを使用した音楽配信レコメンドサービスの開発に従事。2017年には、クラウドIoTモータ管理システムを用いた大学との共同研究開発において、実証実験の仕様決定やインフラ設計、アプリケーション開発を担当。直近では、AI技術者教育サービス「CSEA」(https://csea.3-ize.com/)のリーダーとして、カリキュラムや教材の作成に従事するかたわら、囲碁AIソフト開発マネージャーや他社への講演活動も積極的に行っている。



配信元企業:株式会社トリプルアイズ
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