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100周年記念事業の第五弾、飛騨高山の観光名所である「高山陣屋」前に、地元企業とコラボしたちいさなホテル“cup of tea ensemble(カップオブティーアンサンブル)” が開業



 プロジェクトチームDONNA(ダナ)(本拠地:岐阜県高山市、メンバー:中村 匠郎、中村 篤史、早川 和彦、以下、DONNA)は、飛騨高山の観光名所である「高山陣屋」前に、8部屋限定の小さなホテル “cup of tea ensemble” をオープンします。
 同ホテルの建設にあたり飛騨産業株式会社(本社:岐阜県高山市、代表取締役社長:岡田 贊三、以下、当社)は、建材・家具・寝具などを提供。同ホテルは明日1月15日(金)に開業の運びとなりましたので、お知らせいたします。

1. 背景
 当社は2020年8月10日、創業100年を迎えました。この100周年を契機に改めて自分たちが何者なのかを自問自答することで企業理念を改めて言語化し、「企業としての事業方針」「製品・サービスの展開カテゴリー・開発方針」「社員1人1人の行動指針」など、様々なレイヤーにおける普遍的な考え方を全て包括するものとして『4つの価値観:人を想う、時を継ぐ、技を磨く、森と歩む』を制定しました。
 昨年から今年にかけて、上記4つの価値観を体現する新製品を発表しており、今後もこうした理念を象徴する記念プロダクトの開発を『100周年記念事業』として位置付け、継続して取り組む予定です。

 一方のDONNAは、Uターンを含む地元高山市出身の30代若手3名が設立したまちづくりの企画を行うチームです。「HIDAを21世紀型の持続可能な地方都市にアップデートする」というミッションを掲げてプロジェクトを推進しており、この度高山陣屋前に新しくホテルを開設するにあたって、内装の建材や客室内の家具・寝具を調達する必要性から当社にお声掛けいただいたものです。

 DONNAの手掛けるホテルは、「日本人が一杯のお茶に込めるゲストをもてなす気持ち」「ゲストにとっての “cup of tea” (自分の好み)になって欲しい」という思いを込めて “cup of tea(カップオブティー)” と名付けられていますが、今回の新しいホテルは、さらに「ホテルに関わる多くの方々がアンサンブル(合奏・合唱)を奏でて欲しい」との想いから “ensemble(アンサンブル)” が加えられ、『あるものをいかす』という明確なコンセプトが掲げられました。
 当社はこの『あるものをいかす』というコンセプトが、前述の『4つの価値観』と非常に近く、親和性が高いものであると感じ、また同じ飛騨地域の仲間としてDNNAの目指す「21世紀型の持続可能なまちづくり」にも深く共感したことから、共同プロジェクトとして取り組むことを決定。当社の『100周年記念事業』の第五弾として位置付け、この度の開業日に向けてコラボレーションを推進して来たものです。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000229433&id=bodyimage1

人を想う: 「立ち上がりたくない椅子」に代表されるように、常に使う人を思い遣り、気遣い、
      感謝しながら、心地良い時間や空間創りに貢献する。

時を継ぐ: 連綿と続く歴史と文化を背景に、先人たちの思想や知識、技術を受け継ぐ誇りと、
      確実に次代へバトンを渡すという使命。

技を磨く: その時々の時代に応じた困難な課題に対して、新たな技術革新を自ら起こす、
      果敢なチャレンジ精神。

森と歩む: 「節の家具」に代表されるように、当社の全ての事業は、森からの恵みによるものだと
       強く自覚し、豊かな森林資源と、そこに暮らす生命を育むよう、共に歩む。

≪ DONNA 共同代表 中村 匠郎 氏コメント ≫
 「この度、飛騨高山を代表する飛騨産業様の創業100周年という節目に、共同プロジェクトを実現できたことを嬉しく思います。
 『あるものをいかす』というコンセプトは、飛騨地域が持つ豊富な森林資源とその可能性、そしてパートナー企業である飛騨産業が持つ100年の歴史によって培われて来た加工技術を目の当たりにしたとき、自然と思い浮かんだ言葉です。
 この施設が、観光客だけでなく、地域住民の方々にとっても、身の回りにある豊かなものに気付くきっかけとなり、未来に繋がる持続可能なまちづくりを目指す拠点となることを願っています。」

2. 飛騨産業「4つの価値観」に基づいて採用された製品の詳細
 この “cup of tea ensemble” プロジェクトでは、「森と歩む」という価値観に基づいて間伐された枝を照明として利用したり、端材を束ねてローテーブルを製作したりと、間伐材、杉や小径木・端材などの未利用材、リペア品の活用を意識した材料調達を行なっています。
 「技を磨く」という観点では、新たな木材乾燥技術を活用したり、1本1本形状の違う枝に溝を切ってLEDを埋め込んで照明にしたりと、最新技術と手仕事を駆使して製作にあたりました。
 また、かつて販売されていた当社製品の中古品をDONNAが収集して修理を行い、その後継モデルの新品と並べてレイアウトしたり、それらは最近では使われることの少ない「柿渋」で塗装を施すことで、経年変化を楽しめるようにしたりなどによって「時を継ぐ」という価値観を表現しています。
 最終的にこれらの様々な取り組みを集結することで、滞在型宿泊施設に求められる『居心地の良い空間づくり』に貢献することで、「人を想う」という価値観を体現しています。

当社の建材・家具・寝具が以下のように採用されています。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000229433&id=bodyimage2

3. 地域とつながるホテル “cup of tea ensemble” 詳細

名称:cup of tea ensemble (カップオブティーアンサンブル)
所在地:〒506-0012 岐阜県高山市八軒町一丁目36番地
    (JR高山駅より徒歩12分、観光名所「高山陣屋」前、「古い町並み」まで徒歩2分)

部屋数:8部屋 (4人部屋(プレミアム)×2、4人部屋(スタンダード)×4、6人部屋×2)
最大収容人数:36名
企画:DONNA、飛騨産業株式会社
設計:Kraft Architects 一級建築士事務所
施工:株式会社田中工務店
クリエイティブ:H株式会社、早川和彦デザイン事務所
運営:cup of tea

4. メディア関係者向け事前内覧会の実施について
開業に先立ち、本日、現地にてメディア関係者向け内覧会を実施いたします。

日時:2021年1月14日(木)
   (1) 11:00~12:00
   (2) 14:00~15:00 の2回 (いずれも15分前より受付。内容は同じです)
場所:〒506-0012 岐阜県高山市八軒町一丁目36番地 cup of tea ensemble現地にて
   (JR高山駅より徒歩12分、観光名所「高山陣屋」前、「古い町並み」まで徒歩2分)
アジェンダ:(1) 開業の御挨拶
       (DONNA共同代表 中村 匠郎 氏より)
      (2)共用スペース、各客室へのご案内
      (3)質疑応答

5. 飛騨産業100周年記念事業について
 1920年8月10日に中央木工株式会社として創業した飛騨産業は、100周年を迎えるにあたり、今回のプロジェクトのみならず様々な記念事業に取り組んで参ります。プロジェクトの成果は、順次公式ホームページ等で発表していきますので、本事業の今後にもどうぞご期待ください。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000229433&id=bodyimage5



配信元企業:飛騨産業株式会社
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