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なぜ自決しなければならなかかったのか、三島はすべて書いていた『入門三島由紀夫――「文武両道」の哲学』


株式会社ビジネス社(東京都新宿区 代表取締役:唐津隆)は、新刊書籍「入門三島由紀夫――「文武両道」の哲学」を2020年11月21日に発売いたしました。ぜひ、貴メディアにてご紹介いただけますと幸いです。

◆「生命尊重」の時代は終わった!
文弱だった青年が肉体改造を経て日本中が驚く最期を遂げたのはなぜか?
なぜあの事件を誰も読めなかったのか?
◎強烈な割腹自殺で戦後日本を全否定してみせた三島由紀夫。しかし終わりの見えないコロナ禍を生きぬくには三島の「文武両道の哲学」こそが劇薬となる。
『葉隠入門』『行動学入門』『文化防衛論』『太陽と鉄』など三島作品とその行動の両面にスポットをあてた三島由紀夫入門。
◎新型コロナウイルスの災厄は、様々な問題を突きつけているが、本文で述べたように、とりわけ日本人にとっては、戦後七十五年間も永らく続いてきた「生命至上主義」のあり方に、大いなる疑問を呈してみせたのではないか。生命さえあればいい、生き延びさえすればよい。何よりも健康が第一である。そんな風潮の瀰漫のなかで、われわれは老いも若きも「心の死」を体験しつつある。三島の「文武両道」の哲学こそ、だから今よみがえるべきであると確信する(あとがきより)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000227919&id=bodyimage1

【もくじ】より
序 章  生命至上主義の終わり──“劇薬”としての三島由紀夫
第一章「三島由紀夫」とは何者だったのか──文武両道の四十五年
第二章  若者への遺言『行動学入門』──精神と行動の関係
第三章  天皇とは何か、『文化防衛論』──日本文化の根源
第四章  集団の発見『太陽と鉄』──精神と肉体のバランス

◆著者 富岡幸一郎(とみおか・こういちろう)
1957年東京生まれ。文芸評論家。関東学院大学国際文化学部比較文化学科教授、鎌倉文学館館長。中央大学文学部仏文科卒業。第22回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。西部邁の個人誌『発言者』(1994~2005)、後継誌『表現者』(2005~2018)に参加、『表現者』では編集長を務める。
著書に『古井由吉論:文学の衝撃力』『文芸評論集』『最後の思想 三島由紀夫と吉本隆明』(いずれもアーツアンドクラフツ)、『使徒的人間――カール・バルト』(講談社文芸文庫)、『千年残る日本語へ』(NTT出版)、『北の思想 一神教と日本人』(書籍工房早山)、『川端康成 魔界の文学』(岩波現代全書)、『虚妄の「戦後」』(論創社)、『天皇論 江藤淳と三島由紀夫』(文藝春秋)他。共編著・監修多数。

(著者)富岡幸一郎
(価格)1600円+税
〈発売日〉2020年11月21日
〈出版元〉ビジネス社



配信元企業:株式会社ビジネス社
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