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シュナイダーエレクトリック、クラウド&サービスプロバイダー市場における効率性とサステナビリティのインパクトを捉えた451リサーチによる新たな調査結果を公表



このリリースは、フランス リュエイユ・マルメゾンにて2020年10月8日に配信されたリリースの抄訳です。

●世界800社以上のデータセンターサービスプロバイダーへのインタビューに基づき、サステナビリティ戦略についての現状を調査
●過半数の57%がサステナビリティ戦略を競合との差別化要因とみなし、その推進は顧客からの期待に起因すると回答する一方、既にサステナビリティ戦略の牽引とインフラの効率化を実施していると回答したのは43%のみ
●報告書では、リソースとテクノロジーの採用におけるギャップと、サステナビリティ戦略を実行できないリスクに言及

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、S&P Global Market Intelligenceのテクノロジー調査部門である451 リサーチに新たな調査を委託し、クラウド&サービスプロバイダー業界に対する効率性とサステナビリティの影響力を捉えた調査結果を公表しました。報告書は、サステナビリティに関する見解や、現在展開中または将来展開すると考えられる戦略的な取組みについて、全世界800社以上のデータセンターサービスプロバイダーを対象に実施した調査結果を盛り込んでいます。また、コロケーションプロバイダーがサステナビリティ対策を達成するために必要なことについても言及しています。

シュナイダーエレクトリックのクラウド&サービスプロバイダー部門の代表であるマーク・バイディンガー(Mark Bidinger)は、以下のように述べています。「451リサーチの報告書は、効率性とサステナビリティがコロケーション市場に与える影響のスナップショットを提供しています。マルチテナント型データセンターの運営者は、リソースとテクノロジーの採用におけるギャップや対策を講じない場合のリスクを精査するためのツールとしてこの報告書を利用できるでしょう。」

451リサーチは、この報告書「マルチテナント型データセンターとサステナビリティ:理想と現実」の作成にあたり、コロケーションおよびホールセールデータセンターにおけるサステナビリティ戦略について機能的な責任を負う IT 意思決定者を対象に調査を実施しました。 回答者は、米国、中国、インド、オーストラリア、フランス、英国、メキシコ、ブラジル、日本、シンガポール、サウジアラビア、スウェーデン、デンマークなど世界各国に拠点を置き、企規模は従業員10人から1万人以上まで、データセンター容量は1MW未満から150MWを超えるものまで様々です。

451リサーチのシニアリサーチアナリストであるダニエル・ビーゾ(Daniel Bizo)氏は「データセンターの効率性とサステナビリティは、データセンター部門ではすでに主要なテーマとなっており、今回の調査では、世界中のマルチテナント型データセンターサービスプロバイダーの優先順位が高いことが判明した」と述べました。また「最終的には、気候変動の影響がより顕著になるにつれて、顧客、規制当局、一般市民からの期待はより強くなると予想されます。デジタルサービスに対する需要の高まりとともに世界のデータセンター・インフラストラクチャが成長し、その環境への影響への関心も高まっています。」とも語っています。

サステナビリティに関する重要ポイント
報告書は、グローバルなコロケーションプロバイダーのサステナビリティ戦略の到達度を共有しています。
主なポイントは以下の通りです。
●回答者の大半(57%)が、3年後には効率性とサスティナビリティが競争上の差別化要因として非常に重要になると考えており、現在の26%から大幅に増加
●回答者のうち、インフラストラクチャのためにサステナビリティ戦略の牽引と効率性の改善を実施中と答えたのは43%のみ
●効率性とサスティナビリティプログラムの主要な推進要因は、 顧客の期待(50 %)、長期的な運用の回復力(40 %)、規制ガイドライン(36%)
●プロバイダーの97%が、顧客の一部または全顧客が持続可能な慣行への契約上のコミットメントを求めていると回答
●調査対象となった事業者のうち、運営システムを監視していると答えたのは56%にとどまり、残りの事業者はこれらの指標(利用率、エネルギー消費量、PUEなど)を追跡するための報告書を作成していないと回答。また、約3分の1はすべてのサイトで二酸化炭素強度(carbon intensity)を追跡

サステナビリティ向上のための要因のトップは、データセンターの電源と冷却
サステナビリティに関し、レポートではマルチテナント型データセンター事業者に共通するテーマに言及しています。(以下はその一部)
●サステナビリティの改善に向けた重点分野:
o 既存のデータセンターの配電の最適化
o データセンターの配電インフラのアップグレード
o 既存のデータセンターの冷却効率の最適化
o データセンターの冷却インフラのアップグレード

●レジリエンスに関する指標は、データセンターが電力、水、その他のリソースをどれだけ有効活用しているかを示す、サステナブルなベストプラクティスの重要な要素。DCIMとソフトウェアを使用してシステム運用とリソース効率を予測・監視するとともに、データセンター施設のライフサイクルを延長・最適化するためには、効果的な製品のメンテナンスと近代化が不可欠。

詳細なレポートのダウンロード(無料)  ※英語
451リサーチの報告書「マルチテナント型データセンターとサステナビリティ:理想と現実」(Multi-tenant data centers and sustainability: ambitions and reality) をリンクよりダウンロードいただけます。

シュナイダーエレクトリックは、全社の運営、パフォーマンス、意思決定、戦略に至るまで、サステナビリティへの統合的なアプローチを取ることを約束しています。サステナビリティ戦略の詳細についてはこちら

Schneider Electricについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。
私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。
世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
私たちは、最もローカルなグローバル企業です。 社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。
www.se.com/jp





配信元企業:シュナイダーエレクトリック
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