コロナ禍のオンライン検索事情を調査！ ～世界の人々はどんな娯楽をオンラインに求めているのか～

株式会社オロは、コロナ禍における世界の人々のオンライン検索事情を「SEMrush」のキーワード検索を用いて調査しましたので、その結果を本日発表いたします。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217678&id=bodyimage1】

新型コロナウイルス感染症の感染拡大より、各国で外出自粛やロックダウンなどの対策がなされました。それにより、学校の学習や仕事、運動など、さまざまな活動がオンラインで行われるようになっています。また、飲み会などの人との交流や娯楽も同じくオンライン化しています。

そこで今回、外出が自由にできない中で、世界の人々は、どんな娯楽をオンラインに求めているのかを調査しました。

オンラインと娯楽に関連するワードを、コロナが流行する前の2020年1月と各国で外出自粛要請のあった2020年4月とのキーワード検索ボリュームの増加率をSEMツール「SEMrush」を用いて調べ、各国との比較を行いました。

調査した娯楽は下記の通りです。検索ワードは全て各国の母国語で検索調査しています。
・飲み会、パーティ
・フィットネス
・ゲーム
・カジノ・ギャンブル
・動画・映画
オンラインに関連するワードは「オンライン」または「インターネット」、「ネット」を用いました。

≪調査結果≫

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217678&id=bodyimage2】

飲み・パーティ関連は、圧倒的に日本の検索増加率がトップでした。"Zoom飲み"などオンライン上で集まって飲食を共にする動きが国内で非常に盛んになったことからも、ネットで検索する人が急激に増えたことが伺えます。日本が最も検索増加率が高かったのは、日本の飲み会文化や国民性も影響している可能性や、アジア地域の感染拡大時期が欧米諸国よりも早かったことが影響している可能性もあります。最低値のアメリカでも増加率は800%を越えており、世界中で、いかにオンライン上でのコミュニケーションニーズが増えたかが伺える結果となりました。

フィットネス関連の検索増加率は、各国で大きくばらつきがあります。増加率の最大値はイタリアで2000%以上、最小値のアメリカでも検索増加率は120%を越えており、運動不足解消のためにオンラインで解決を求める人は格段に増えたようです。"フィットネス"と一言で言っても、縄跳びやエクササイズ、筋トレなど種類はさまざまなので、各種掘り下げてみると、さらに各国で違いがみえるのではないでしょうか。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217678&id=bodyimage3】

オンラインゲームに関連するワードは、日本の検索増加率が最も高い結果となりました。各国でのばらつきは、ゲームに対する文化の違いが影響しているのかもしれません。増加率の最大値は日本で約160％なので、「飲み・パーティ」や「フィットネス」に比べると増加率が小さいことがわかりますが、各国で一定の需要は増加したとみられます。ゲーム上でコミュニケーションを楽しめるゲームも発売され、世界中で人気がでていることからも、余暇時間はゲームをして過ごす人が世界中で増えた可能性が示唆されます。

カジノやギャンブル関連ワードの検索増加率は、最大値がフランスで約120%、最小値がイギリスで約40%と、一定の需要があったことが伺えますが、増加率はそこまで高くはありませんでした。カジノやギャンブルなどは、現場の臨場感を求める人が多いのでしょうか。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000217678&id=bodyimage4】

動画・映画に関するネット検索は国によっては減少している結果となりました。
検索増加率が減少しているのはアメリカとカナダで、オンライン化が進む中で、非常に興味深い結果です。また、全体的にみると増加率は最大値が50%強なので、他の項目と比べると増加幅は非常に小さいことがわかります。動画や映画はオンライン上で配信されるサービスが以前から世界中で普及しているため、「オンライン 動画」などの抽象的な検索ではなく、具体的なサービス名を検索する段階にあるのかもしれません。

全体的にみると、日本は各項目で相対的に見て比較的高めの検索増加率を示しており、一方でアメリカの検索増加率は低い傾向がみられました。アメリカは世界的にみてもデジタル化が進んでいる国であり（※）、以前からの各国のデジタル化状況が検索増加率が関わっている可能性があります。

（※）世界デジタル競争力ランキング2019 IMD（国際経営開発研究所）

最後に、SEMrushでグローバルマーケティング責任者を務めるOlga Andrienkoは、この調査に対して次のようにコメントしています。「マーケターが消費財やサービス、製品について生活者の興味関心を測る上で、インターネット上の検索データは非常に有用な情報源になります。」
全世界で500万ユーザー以上の利用実績を誇る、競合分析・SEO対策・広告戦略ができるオールインワンSEMツール『SEMrush』にご関心がありましたら、ぜひお問い合わせください。

■調査概要
調査方法：「SEMrush」を用いて、オンラインと娯楽に関するワードがGoogle検索にて期間中にどれくらい検索されたかを調査（キーワード検索ボリューム調査）
調査期間：2020年1月～2020年4月
調査対象言語：各国の母国語

■SEMrushについて
SaaSのリーディングカンパニーとして、デジタルマーケティングのあらゆる領域をカバーするプラットフォームを提供しており、全世界150か国以上、500万人以上のユーザーに利用されています。SEMrushの革新的なデジタルマーケティングプラットフォームは数多くの企業に信頼されており、Vodafone、Booking.com、eBay、HP、BNP Paribasなど、Fortune 500の25％以上の企業が導入しています。

■SEMrushに関するお問い合わせ先
株式会社オロ SEMrush担当 坂元
Mail：[e-mail]
日本公式ページ：https://semrush.jp
オロは『SEMrush』の国内総代理店です。
★現在、14日間無料トライアルをご利用いただけます。

■報道に関するお問い合わせ先
株式会社オロ 広報担当 橋口
TEL：[phone]（直通）/ Mail：[e-mail]

※Semrush Inc. 会社概要
社名　　：Semrush Inc.
設立　　：2008 年
所在地　：800 Boylston Street Suite 2475 Boston, MA 02199
代表者　：Oleg Shchegolev
事業内容：SEMrush の開発、運用、管理、サポート





配信元企業：株式会社オロ
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ