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Nutanix、ワンクリックで利用できるクラウド災害復旧サービス 「Xi Leap」の国内提供を開始



RPOとRTO両方のSLAを提供し、国内企業の事業継続性の強化をサポート

ニュータニックス・ジャパン合同会社 (本社:東京都千代田区、社長:町田栄作、以下Nutanix) は本日、クラウドベースのDisaster Recovery as a Service (DRaaS) であるXi Leapの国内提供開始を発表しました。日本はアジアで最初のXi Leapサービス提供国となります。
https://www.nutanix.com/jp/products/leap 

Xi Leapは、完全クラウドベースのディザスタリカバリ (DR) サービスで、Nutanix環境下のアプリケーションとデータを迅速かつインテリジェントに保護します。Xi Leapは、オンプレミスとリカバリサイトにおいて同じプラットフォームを利用することで、複数の環境にまたがる複雑な構成、ポリシー、データモデルの変換の必要性を排除します。

日本では、DR対応が不可欠です。環太平洋火山帯に属する日本は、その位置、地形、地質、気象などの自然的条件から、台風、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などによる災害が発生しやすい国土となっています(1)。

日本政府も懸念を募らせており、経済産業省が発表した報告書「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」(2)では、日本が経済と技術のリーダーシップを維持し、災害への対策と事業継続性を向上させるためには、ITインフラの刷新が必須であると述べています。

政府が巨額の防災投資を行っているにもかかわらず、日本企業のハードウェアへの高い依存と産業集中により、日本企業はいまだリスクにさらされています。最近の調査によると、過去2年間で自然災害が相次ぎ、工場、オフィスビル、流通網、サプライチェーンなどに被害を受けた日本企業の割合は全体の75%に上っています(3)。しかし、BCP (事業継続計画) を「策定している」と答えた日本企業の割合は15.0%に留まっており、約半数の45.3%の企業は「策定していない」と回答(4)しているなど、想定されるリスクへの対応が不十分である現状が明らかとなっています。

このように、企業は予期せぬサービス停止、事業運営の中断や大きな経済的影響から組織を保護するために、アプリケーションやサービスを常時利用可能な状態で提供しなければならないというプレッシャーにさらされています。新型コロナウイルスの流行が示したように、こうした期待に応えることはますます難しくなっています。

しかし、多くの組織では、DR専用のセカンダリデータセンターの運用に関連するコストと複雑さに悩まされています。クラウド型のDRソリューションは、コストの面からも魅力的ですが、データセンターとパブリッククラウドの間でワークロードを移行する際の複雑さが導入の妨げになっています。

Xi Leapはこうした懸念を軽減するソリューションです。完全クラウドベースのDRサービスで、企業のクリティカルなビジネスアプリケーションとデータを保護します。NutanixのITインフラストラクチャー管理ソフトウェアであるPrismを使用すると、保護対象の仮想マシンを選択するだけです。ワンクリックでアプリケーションとデータのフェイルオーバーやフェイルバックも可能です。

日本のお客様が事業継続性と災害復旧への対応状況を向上させ、戦略的な活動へフォーカスできるよう、西日本リージョンのデータセンターを新たに追加します。専用のDRサイトやハイパーバイザー等が不要なため、DR対応の実現に伴う複雑な作業を大幅に軽減するとともに、TCO削減にも寄与します。Nutanixは、業界で唯一目標復旧時間 (RTO) と目標復旧時点 (RPO) の両方のサービスレベル契約 (SLA) を提供しています。

Nutanixのエンジニアリング担当SVP兼クラウドパートナー担当ゼネラルマネージャーであるManoj Agarwalは、次のように述べています。「DR機能の実装は一見簡単なようで、実際は難しいものです。大切なデータが失われないように管理することは、あらゆるIT部門にとって重要です。Xi Leapは、こうした課題を包括的に解決する製品であり、Nutanixのレプリケーション技術が実装されたDRソリューションを活用して自社データをアップロードできるだけでなく、インフラストラクチャー全体を一元的に可視化できます。世界的にも最も変動が激しく、予測が難しい地域である日本において、日本のお客様が日常業務ではなく、付加価値の高い顧客サービスにリソースを集中できるよう、安心感と予測可能性を提供します。」

国内市場向けのXi Leapの構成および希望小売価格について
Xi Leapサービスは、クラスタ内の仮想マシン全体を保護する際に最適なクラスタプライシング および 仮想マシン1つ1つを個別に保護する際に最適な仮想マシンプライシングの2つの価格モデルで国内展開を行います。

クラスタプライシングでは、クラスタのサイズ (クラスタ内の物理CPUコア数、メモリ搭載量) によって価格が決定されます。一方、仮想マシンプライシングでは各々の仮想マシンのスペック (vCPU数、vRAM量) で価格が決定されます。

国内でのメーカー希望小売価格は以下のとおりです。

● クラスタプライシング
- 32core/256GBを搭載するクラスタの場合:希望小売価格 20万円~/月
- 上記価格内に合計12vCPU/20GBメモリ/400GBストレージまでのライブ仮想マシン3台をXi Leap上で常時起動できる権利が含まれます
- (月額 $5000以上の契約の場合は合計20vCPU/40GBメモリ/600GBストレージでライブ仮想マシン5台まで)
● 仮想マシンプライシング
- 仮想マシン (2 vCPU, 4GB vRAM, 1:2 CPUオーバーサブスクリプション) 1台あたり 希望小売価格 8,000円~/月

*上記2つのプライスモデル以外に、Xi Leap側で常時起動する仮想マシン向けにも別途構成に合わせた価格を用意しています。
**上記の希望小売価格は全て税抜き表示で、日本国内のお客様にのみ適用されます。また、市況および為替の変動に合わせ、またはNutanixの製品に関する条件に従って、変更・調整される場合があります。実際の価格は、お客様が購入されるNutanixパートナーによって決定されます。Nutanixには、パートナー様がエンドユーザに請求する価格を管理、指示、または変更する権利はありません。

お客様企業からのエンドースメント
株式会社日経統合システム 代表取締役社長 大塚 敏生 様
「相次ぐ自然災害、新型ウイルスのパンデミックなど、想定を超えるようなリスクが顕在化してしまう状況のなか、事業の継続の要となるDR対応の重要性は増しています。「Nutanix Xi Leap」は、大切なデータとアプリを管理・保護するDRサイトを構築するための作業や手間を大幅に軽減できるソリューションとして大いに期待しています。」

パートナー企業からのエンドースメント
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 常務執行役員 寺田 育彦 様
「この度の日本リージョンの開設により、お客様が災害復旧への対応を向上させ、BCP対策を強化することが可能となります。CTCグループが保持する幅広いカスタマーベースに対して本サービスを提供させていただくことで、お客様のビジネスをより一層加速させていただきます。」

SB C&S株式会社 常務執行役員 ICT事業本部長 草川 和哉 様
「この度の「Nutanix Xi Leap」の提供開始を心より歓迎いたします。昨今の新型コロナウイルスやさまざまな災害を多くの企業・自治体が経験する中、不測の事態に備えるIT環境のニーズが高まりつつあります。シンプルなDRサービスの提供開始により日本のお客様がワンクリックというシンプルな操作で、迅速かつ効率的にBCP対策を向上させられるよう支援いたします。弊社は「APAC Distributor of the Year」を受賞したディストリビューターとしてのノウハウや実績を活かし、お客様に最適なNutanixソリューションをご提供いたします。」

ダイワボウ情報システム株式会社 代表取締役社長 松本 裕之 様
「ダイワボウ情報システムは、Nutanix Xi Leapの提供開始を大変喜ばしく思います。昨今の感染症拡大においても事業継続計画の策定は多くの企業が直面した大きな課題です。しかし、クリティカルなアプリケーションやデータの保護を実現するためには様々な投資と多くの労力が必要です。この課題に対しNutanix Xi Leapを活用することで、シンプルで包括的なDR対応を実現し、多くのお客様のビジネスを迅速にサポートできると確信しております。」

東京エレクトロン デバイス株式会社 取締役 執行役員常務 CN BUGM 上小川 昭浩様
「Nutanix Xi Leapは、お客様のクリティカルなビジネスアプリケーションとデータの保護をシンプルな操作で実現し、より強固なDR対策に寄与するものと確信しています。当社は引き続きお客様の事業継続・強化の一躍をご支援すべく尽力してまいります。」

日商エレクトロニクス株式会社 常務執行役員 坂井 俊朗 様
「日商エレクトロニクスは、Nutanix Xi Leapの販売を歓迎いたします。日商エレクトロニクスが持つネットワークとセキュリティの技術を合わせて本サービスを提供させていただくことで、多くのお客様に柔軟なDR対応を提供いたします。」

株式会社ネットワールド 代表取締役社長 森田 晶一様
「この度の「Nutanix Xi Leap」の提供開始アナウンスを心より歓迎致します。これまで弊社ではテクニカル・ソリューション・ディストリビューターとして企業における事業継続のためのソリューションや技術サポートを幅広く提供してきており、今回の「Nutanix Xi Leap」の登場により益々重要度が増してくる災害時のBCP対策が拡充されます。弊社は今後もNutanix社と協業を推進し、テクニカル・ソリューション・ディストリビューターの特色を生かしながら、パートナー様への最適なITインフラの提供に注力してまいります。」

レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社 代表取締役社長 ジョン・ロボトム様
「レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは、日本でのNutanix Xi Leapの提供開始を心より歓迎いたします。レノボのNutanixアプライアンス製品「ThinkAgile HXシリーズ」のDR対策として、新たにハイブリッドクラウド環境による事業継続の選択肢が増えることは、日本のお客様にとって有力な選択肢が増えるもの確信しております。弊社としてこれまでの貴社との実績と協力関係を活かし今後もより多くのお客様へ安心、安全、信頼を提供してまいります。」

Xi Leapに関するウェビナーのスケジュールについてはこちらをご参照ください。
https://event.nutanix.com/457754241 

Xi Leap概要(上)BCPに対する企業の意識(下)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000216342&id=bodyimage1

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000216342&id=bodyimage2

出典:帝国データバンク、事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査(2019年)

(1) http://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h18/bousai2006/html/honmon/hm01010101.htm
(2) https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
(3) https://jp.reuters.com/article/us-japan-companies-poll/most-japan-firms-affected-by-typhoons-want-abe-govt-to-spend-more-reuters-survey-idUSKBN1XH2XR
(4) https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190604.html

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

(C) 2020 Nutanix, Inc. All rights reserved. NutanixおよびNutanixのロゴマークは米国およびその他の国におけるNutanix, Inc.の登録商標、あるいは出願中の商標です。本リリースに記載されているその他すべてのブランド名は、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標です。



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