渋谷PARCO「WHITE CINE QUINTO」オープニング映画『草間彌生∞INFINITY』絶賛公開中!草間彌生の1970年代コラージュ作品映像解禁!
- 2019年11月25日 11:00:00
- マネー
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渋谷PARCO「WHITE CINE QUINTO」オープニング映画
『草間彌生∞INFINITY』絶賛公開中!
草間彌生の1970年代コラージュ作品映像解禁!
11月22日(金)から、公開されたドキュメンタリー映画『草間彌生∞INFINITY』。
新しくオープンした渋谷PARCO「WHITE CINE QUINTO」(ホワイト シネクイント)
を始め、全国で話題を呼んでいます。
本作は、70年以上にわたる芸術活動の中で、独自の芸術を表現し続け、
世界で最も有名な芸術家の1人となった草間彌生。
第2次世界大戦下の日本で暮らした過去、芸術への情熱を理解されなかった家庭環境、
芸術界における人種差別や性差別、自身の病など、数々の困難を乗り越えながら
様々な分野で輝かしい功績を残し、今もなお創作活動に全てを捧げる人生を送る彼女。
幼少期からアメリカへ単身で渡るまで、そしてニューヨーク時代に
苦悩しながら行った創作活動と、
当時それらの作品が国内外でどのように評価されたのか、
知られざる過去をアメリカ人女性監督、ヘザー・レンズが捉えたドキュメンタリー作品です。
この度、解禁される映像は、草間彌生が1973年、日本に帰国して、
心身面での問題があった為、アートセラピーを導入している病院に出会い、
自ら入院したて制作を続けていた頃の作品群の映像。
その時期多数のコラージュ作品を制作。植物の種や昆虫たち小さい生物などの
モチーフを扱ったダークな作品。
ちょうど父親を亡くした頃であり、生と死のサイクルを描いたものばかりだった。
今回解禁された映像の作品名は、「君は死して今」「みどり色の死」「ねぐらにかえる魂」他。
1968年に世界的アーティストの1人として知られる草間彌生。
絵画や彫刻、インスタレーション、パフォーマンスアート、詩や文学……
様々な分野で輝かしい功績を残し、現在もなお創作活動に全てを捧げて生きている。
草間彌生がどのようにして芸術の道へ進み唯一無二の表現者になったのか──
芸術への情熱を理解されなかった幼少期、単身アメリカへ渡った挑戦、
苦悩と困難の連続だったニューヨークでの創作活動、
作品が認められるまでの道のり、大切な人達との出会いと別れ、強迫神経症という病……
波瀾万丈のひと言では足りないほどの超絶人生を送ってきたアーティストの
人生に迫る衝撃の本作の一部を垣間見る映像が解禁となりました。
●公式YoutubeのURL。
https://youtu.be/vaXynwMvpVg
*11月25日(月)AM11時公開
Artist Yayoi Kusama drawing in KUSAMA - INFINITY.
(C) Tokyo Lee Productions, Inc. Courtesy of Magnolia Pictures.
Yayoi Kusama, Infinity Mirrored Room-Love Forever, 1966/1994.
Installation view, YAYOI KUSAMA, Le Consortium, Dijon, France, 2000. Image
(C) Yayoi Kusama. Courtesy of David Zwirner, NewYork;Ota Fine Arts,
Tokyo/Singapore/Shanghai;Victoria Miro, London;YAYOI KUSAMA Inc.
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000205896&id=bodyimage1】
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000205896&id=bodyimage2】
●草間彌生
1929年3月22日、長野県松本市に4人兄弟の末っ子として生まれた草間彌生は、
10歳の頃から水玉や網目を用いた幻想的な絵画を描き始める。
やがて、アメリカモダニズムの母と呼ばれるジョージア・オキーフの絵に興味を持ち、
美術界で生きるための助言を求めた手紙を出し、
そしてオキーフとの文通を経て1957年に単身渡米。
翌年ニューヨークへ活動の拠点を移す。
渡米前には「いま以上にいい絵が描けるはずだ」と
描き溜めていた2000枚の絵を河原で焼き捨てた。
覚悟と信念を持って日本を後にした。
どこまでも続く太平洋を飛行機から見て「パシフィック・オーシャン」を創作。
その作品は水玉と並んで草間彌生の代表作となる“無限の網”のきっかけとなった。
1959年にニューヨークで初の個展を行い、ソフト・スカルプチャー、
空間を使った展示方法、鏡や電飾を使った革新的なアート作品を次々発表するが、
性差別と人種差別がはびこっていた時代、他のアーティストに刺激を与えることはあっても
世の中は彼女の作品を認めなかった。
日本人しかも女性芸術家が生きていくにはあまりにも厳しい時代だった。
1960年代後半はベトナム戦争に対する反戦運動を主催、
美しい裸体を戦場に送る意味を問いかけた“裸のハプニング”によって、
故郷から痛烈なバッシングと迫害を受けることになる。
どんなに革新的な作品を発表しても
男性芸術家のような支援を得ることはできず、1973年に日本へ帰国。
しかし、日本の美術界からは完全に拒絶され、
体調を崩し以前のようには絵を描くことができなくなり、自ら精神病院へ入った。
その後、病院を拠点としながらも新しい挑戦として、コラージュ作品などを制作する。
日本では誤解されニューヨークでは忘れ去られ、
70年代後半から80年代にかけて美術史の表舞台からは消えたように思われた。
ニューヨークでは美術館も画廊も20年以上も展示しなかったが
「これほどの天才を何とか正当に評価させたい」というキュレーターによって、
1989年ニューヨークで「草間彌生回顧展」を開催。
また1993年にはヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加。
それをきっかけに再び美術界で尊敬を集めるようになる。
今や草間彌生の作品はあらゆる文化圏で受け入れられ、世界各地で展示されている。
2013年以来、500万人もの観客を集めている芸術家は世界で彼女だけ、
その躍進はとどまることを知らず現在に続いている。
<イントロダクション>
70年以上にわたり独自の芸術を表現し続け、
2016年にTIMES誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出された草間彌生氏。
そんな彼女がまだ無名だった頃、芸術家としての高みを目指し、単身で渡米。
本作で捉えるのは幼少期の芸術への目覚めから、アメリカへ移住するまでの日々。
そして激動の1960年代ニューヨークで苦悩しながら行った創作活動と、
当時それらの作品が国内外でどのように評価されたのか、
アメリカで活動するアーティストへ与えた影響といった、
草間氏の知られざる過去が映される。
監督:ヘザー・レンズ
脚本:へザー・レンズ、出野圭太
出演:草間彌生ほか
原題『KUSAMA: INFINITY』/2018年/アメリカ/76分/カラー/音声:5.1ch
(C) 2018 TOKYO LEE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:kusamayayoi-movie.jp
配給:パルコ
宣伝:ライトフィルム 宣伝協力:ブラウニー、プレイタイム
配信元企業:株式会社パルコ
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