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ペンタセキュリティ、中央アジアCIS地域に進出へ




IoT・クラウド・ブロックチーェンセキュリティ専門企業のペンタセキュリティシステムズ株式会社(日本法人代表取締役社長 陳・貞喜、https://www.pentasecurity.co.jp、以下ペンタセキュリティ、韓国本社、ヒューストン/米国法人)が9月27日、ウクライナ拠点企業の「MUK Group」と供給契約を結び、中央アジアCIS地域のセキュリティ市場に進出することを明らかにした。



【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000181978&id=bodyimage1


ここ数年間、ウクライナは相次いだサイバー攻撃により、2015年には約23万家口の電気が遮断された事件があり、2016年には首都のキエフに停電が発生したこともあった。2017年には、NotPetya攻撃により、民間事業体と主要社会基盤施設のデータが復旧不可の状態になるなど、大きな被害を受けた。これに、ウクライナ政府は、セキュリティ国防委員会の決定(以下「NSDC決定」)を承認し、進化するサイバー脅威に效果的に対応し、全般的なサイバーセキュリティのレベルを強化するため、公共及び民間機関のセキュリティソリューション導入を必須化した。このような傾向は、ウクライナだけでなく、周りのCIS国家にも徐々に拡大される見込みである。


MUK Groupは、ウクライナ・カザフスタン・アゼルバイジャンなどのCIS地域11カ国に支店を持っている大手IT流通会社で、情報セキュリティ専門企業のペンタセキュリティと供給契約を結び、ウクライナを始め、CIS地域の金融機関や政府機関などにセキュリティソリューションを提供する予定だ。


ペンタセキュリティは、アジア・パシフィック地域のマーケットシェア1位のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)のWAPPLES(ワッフル)を通じ、グローバル・コンサルティング企業のフロスト&サリバン(Frost&Sullivan)が主管したICTアワードで「アジア・パシフィック地域最高のセキュリティ企業」に選定されたことがある。優秀な製品を通じて、グローバル競争力を認められたペンタセキュリティはシンガポール・日本・台湾・ブラジル・マレーシアなどの海外市場に事業を拡張しており、今回の供給契約を通じてCIS市場にも進出を本格化する。


MUK Groupの流通網を通じてCIS市場に普及される予定のWAPPLES(ワッフル)は、ペンタセキュリティが独自開発した論理基盤検知エンジンのCOCEPTM(Contents Classification and Evaluation Processing)を搭載しており、まだ知られていない新型攻撃にも対応可能で、米国の性能測定機関であるトリーグループ(Tolly Group)が施行したテストにより、WAFの主要性能(TPS、CPS、誤検知率など)が他社製品と比べ、優れている性能を認められた。最近、自動化ツールによる不正アクセス防止機能を通じてセキュリティを強化し、設定やログDB管理の二分化、バックアップと復旧機能などのアップグレードを通じて、安定性がさらに強化された。


一方、ペンタセキュリティは10月3日、ウクライナで開催されるMUK EXPO 2018に参加し、「ウェブアプリケーションセキュリティの重要性と優秀事例」をテーマとして講演する予定だ。ペンタセキュリティの他にも、マイクロソフト、シスコ、VEEAMなどの企業が講演者として参加する。


ペンタセキュリティの新事業本部長であるDS KIMは、「最近のサイバー攻撃が金銭的目的だけでなく、国家インフラなどの主要施設システムの破壊やデータ毀損などを目的にしながら、無差別的な様相を見せているだけに、従来より強力な対応策が必要だ」とし、「セキュリティ専門人材の確保や専担チームの構成なども重要な課題だが、何よりもその人力が活用するセキュリティソリューションの導入が優先されなければならない。」と強調した。





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