2018年上半期に出前注文の伸びたメニューを調査 「チーズタッカルビ」の出数が前年同期比で約50倍に ピザや丼など派生メニューも
- 2018年07月25日 11:00:00
- マネー
- Dream News
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<調査結果サマリ>
1. 2018年に上半期に最も伸び率が高かった出前メニュー
チーズタッカルビ
「チーズタッカルビ」は、「タッカルビ」にチーズをからめた新大久保発祥のメニューです。
2017年上半期と比較して商品出数の伸びは4920%でした。商品出数の伸びた要因としては、
(1) 外食・中食市場におけるブーム
(2) 出前館でのチーズタッカルビ提供店舗の増加
(3) メニューアレンジのしやすさ
の3点が考えられます。
2. チーズタッカルビ系出前メニュー
チーズタッカルビはメニューアレンジがしやすいこともあり、「チーズタッカルビ丼」や「チーズタッカルビピザ」として出前メニューに登場しています。また、中華料理店ではチーズタッカルビから派生した「チーズ回鍋肉」といった二次メニューもでてきていました。
<調査結果詳細>
2018年上半期(1月~6月)の出前館における出前注文数を商品ごとに調べたところ、2018年上半期に最も商品出数の伸び率の高かったメニューは「チーズタッカルビ」で、伸び率は4920%でした。
「チーズタッカルビ」とは、韓国料理のタッカルビをチーズで和えた新大久保発祥のメニューです。タッカルビは鶏肉と野菜をコチュジャンベースのタレで炒めたもので、それにチーズをからめたものが「チーズタッカルビ」です。レシピサイト「クックパッド」の2017年食のトレンド大賞の1位に選出されたほか、大手牛丼チェーンやコンビニ、ファミレスなどで「チーズタッカルビ」が提供されるようになり外食・中食市場において一大ブームとなりました。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000178146&id=bodyimage1】
出前館では、2017年上半期の「チーズタッカルビ」の出前注文数は「タッカルビ」よりも少なかったですが、上記のようなブームの影響により、チーズタッカルビを提供する店舗の数とチーズタッカルビ関連商品の数が増えたため、注文数が大幅に伸びたと考えられます。特に2017年7月から韓国料理店以外で「チーズタッカルビ」メニューを提供する店舗が出たことにより商品数・商品出数が増え始め、2018年1月に「アオキーズピザ」、2月に「伝説のすた丼屋」がそれぞれ「チーズタッカルビ」メニューを出したことで商品出数が大きく伸びました。
6月に「チーズタッカルビ」の提供店舗が減ったことで出数が落ち込みますが、7月に入り再度店舗が増え、7月23日時点ですでに過去最高の商品出数となりました。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000178146&id=bodyimage2】
2018年上半期の店舗当たり商品出数が最も多かった「チーズタッカルビ」メニューは、横浜にある韓国料理専門店の「韓飯」の「チーズタッカルビ」でした。同店の「チーズタッカルビ」は1人前から販売しており、2~3人前の多い同商品の中では注文しやすい量だったことも出数が多かった要因とみられます。
また、「チーズタッカルビ」はチーズが入っていることからピザメニューとの親和性が高く、先述の「アオキーズピザ」のほか、ローカルピザチェーンや個人店でも「チーズタッカルビピザ」が多く見られました。どんぶり専門店では「チーズタッカルビ丼」、中華料理店では「チーズタッカルビ」から派生した「チーズ回鍋肉」など「チーズタッカルビ」をもとにした新しいメニューも出てきています。このようなメニューのアレンジのしやすさも「チーズタッカルビ」が伸びた要因と考えられます。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000178146&id=bodyimage3】
今後も『出前総研』では、最新の出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行って参ります。
※本リリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載されている価格はすべて税込価格です。また、価格は地域によって異なる場合があります。
【調査概要および参考データ】
● クックパッド2017年食トレンド大賞(2018年食トレンド予測)
● 2018年上半期に伸びた出前メニュー
2017年1~6月と2018年1~6月の出前館の商品出数を元に独自算出方法で集計
● 「チーズタッカルビ」の商品出数推移
商品名に「チーズタッカルビ」「チーズダッカルビ」を含むメニューの2017年1月~2018年6月の注文実績
【出前総研 概要】
これまでの『出前館』運営により蓄積してきた経験と知見を活かし、自ら情報を発信していくことにより、日本の出前・デリバリーを含めた中食産業、外食産業を中心とした「食」産業の活性化に貢献していくことを目的に開設された機関です。出前・デリバリーを含む中食に関する領域を総合的に調査・研究し、情報発信しております。また、日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』の運営によって得た様々なデータや、その経験を活かしたメニュー開発、プロモーションや配送等の出前・デリバリーに関連するコンサルティング活動も同時に行っております。
(『出前総研』:https://dri.themedia.jp/)
【運営会社:夢の街創造委員会株式会社 概要】
■設立:1999年9月9日
■資本金:11億1,330万円(2016年8月末現在)
■所在地:(大阪本社)〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-6-8 御堂筋ダイワビル8階
(東京本社)〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館11階
■代表者:代表取締役社長 中村 利江
■WEBサイト:http://www.yumenomachi.co.jp/
■主な事業概要:日本最大級の宅配ポータルサイト『出前館』https://demae-can.com/の運営
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