29日（水）、HMV&BOOKS TOKYO（渋谷）にて、水谷豊の初監督映画「TAP -THE LAST SHOW-」のDVD化を記念して、水谷豊監督とHIDEBOHによるトークショー、そしてHIDEBOH＆ダンサーズによるタップダンスパフォーマンスを実施。発売日でもあったこの日、「TAP -THE LAST SHOW-」DVDを購入したファン50名を前に行われました。
約40年温めてきた物語を、自ら監督を務めて映画化した水谷監督が「40年経って、やっとここにたどり着いた。特別な年になったことは間違いない」と振り返り、「僕にとっては“TAPイヤー”」と2017年を表現した。水谷監督は、普段の役者として現場にいるときと監督としている時の違いについて、「僕は見てるだけなので、体力を使わないので疲れないんですけど（笑）、ただ、監督はカメラの外から見るので、客観的に全てが見えてくるんですね。スタッフ一人一人の動きや、役者の時は見えてこなかったものが見えてくる。役者が何を考えているかも見えてくるんです。外から見ていると、役者って結構、大変な仕事なんだなって（笑）。普段、自分がやってると感じないんですけどね。」と回答。
その後、HIDEBOHさんとHAMACHIさん、清水さんによるダンサーズが圧巻のタップダンスを披露。観客と間近の距離で迫力のダンスが繰り広げられると、拍手や掛け声で盛り上がる会場に、水谷監督も、「素晴らしいですね。いいですね。サンキュー！」と、久々に観る姿に興奮する一幕も。
最後に、お客さんに向けた挨拶では、「2017年11月29日、僕にとっての記念日が一つ増えました。だいたい、記念日って誕生日か結婚記念日くらいのものですが、もうひとつ、大切な日ができました。今日は「相棒」の放送日なので（笑）、みなさん、9時までにおうちに帰って、DVDをすぐ見たいでしょうが、1時間くらい我慢していただけたらと思います（笑）。」と会場の笑いを誘い、イベントを締めくくった。
ストーリー
その昔、左足に大怪我を負った天才タップダンサー・渡真二郎（水谷豊）。ある夜、酒に溺れ自堕落な日々を過ごしていた彼のもとを旧知の劇場オーナー・毛利喜一郎（岸部一徳）が訪れる。長い歴史を誇る劇場「THE TOPS」の最後を飾るショウの演出の依頼であった。気乗りのしないまま参加したオーディションの途中で、席を立った渡の足を引き止めたのは、ある青年のタップの音だった。MAKOTO（清水夏生）の踏むプリミティブなパワーに溢れたリズムに、渡の止まっていた時間が再び動き始めた……。 これからトップに昇り詰めようという若手ダンサーとのパワフルで自由な舞台制作に意欲を燃やす渡。MAKOTOをはじめ、渡の厳しいオーディションを勝ち抜いたメンバーも加わって、「ラスト・ショウ」に向けて、ハードなレッスンが始まる。 幾多のトラブルを乗り越えて、迎えた最後の夜。今ひと際輝く、不世出のアーティスト・渡がステージを見守る中、「ザ・ラスト・ショウ」の幕が上がった――。
キャスト
水谷 豊 北乃きい ／ 清水夏生 西川大貴 HAMACHI 太田彩乃 佐藤瑞季 さな 六平直政 ／ 前田美波里 岸部一徳
スタッフ
監督：水谷 豊 脚本：両沢和幸 音楽：佐藤 準 タップダンス監修振付：HIDEBOH
（C） 2017 TAP Film Partners
TAP -THE LAST SHOW-
2017/11/29発売 DSTD20033 4,700円+税 134分 2017年6月公開
発売元 テレビ朝日・東映ビデオ 販売元・東映
