【日本初】マルチステークホルダー評価による「CSRモバイルサイト・アワード2017」を発表いたしました
- 2017年10月03日 10:00:00
- マネー
- Dream News
環境/エネルギー領域のデジタルソリューション事業を展開するRAUL株式会社と
CSRコミュニケーションの調査・アドバイザリーを行っている
一般社団法人 CSRコミュニケーション協会(代表理事:安藤光展、以下・当協会)が共同で
【日本初】マルチステークホルダー評価による「CSRモバイルサイト・アワード2017」を発表いたしました
10月2日
■「CSRモバイルサイト・アワード」とは
CSRコミュニケーションの調査・アドバイザリーを行っている一般社団法人 CSRコミュニケーション協会
(代表理事:安藤光展、以下・当協会)は、国内大手企業におけるCSRウェブコンテンツの
モバイル端末対応度を調査した「CSRモバイルサイト調査」(以下、本調査)を実施し、
評価点数と審査員推薦の総合評価による「CSRモバイルサイト・アワード2017」(以下・本アワード)を
発表しましたのでお知らせいたします。
本調査の特徴は、既存のCSR関連ランキングとは異なり、日本初の評価方法として様々な立場
(専門家、NPO、大学生、CSR担当者、ウェブマーケター、など)の方がそれぞれの立場や視点で評価する
「マルチ・ステークホルダー・プロセス」を採用している点です。
専門家だけではなく様々な視点からCSRウェブコンテンツ評価を実施することで、
より実際の情報の受け手となるステークホルダー/エンドユーザーに近い評価結果が得られ、
精度の高い企業評価および課題抽出を実現しました。
■アワード受賞企業(順不同)
◯大賞: りそなホールディングス
◯優秀賞:日立製作所、ヤフー、NTTドコモ
◯優良賞 :KDDI、SOMPOホールディングス、大和ハウス工業
◯審査委員特別賞:コーセー、キッコーマン、NTT都市開発
※アワード概要
大賞:最も優れ他の模範となるCSRモバイルコンテンツを運用する企業
優秀賞:大賞に次いで優れたCSRモバイルコンテンツを運用する企業
優良賞:大賞・優秀賞ではないが高水準なCSRモバイルコンテンツを運用する企業
審査委員特別賞:特徴が際立った独自性のあるCSRモバイルコンテンツを運用する企業
■講評
(1)大賞
りそなホールディングス: CSR活動を統一感のある見やすいコンテンツにうまくまとめられている。
金融機関特有の馴染みのない用語等もほとんどなく、自己評価によるポジティブ/ネガティブの両面提示もあり、
エンドユーザーや専門家など幅広いステークホルダーへの訴求がわかりやすい。
フレンドリーなイメージ作りには、細かなキャラクター活用が貢献しているようだ。
CSR紹介動画をはじめとしてソーシャルメディアでのコンテンツ運用までの動線もよくまとまっている。
モバイルサイト全体のCSRの扱いも大きく、企業姿勢としてCSR対応に積極的があるという前提があることも、
評価向上に貢献している。
(2)優秀賞
日立製作所:デザイン、コンテンツ構成は申し分ない。ページの構成も、
閲覧しているページだけではなく関連するコンテンツへのリンクもあり、ストーリー展開が非常に良い。
ヤフー:必要な情報をひととおり抑えつつも、表現としてはメリハリがあり、
閲覧しやすく見る楽しさを感じさせるコンテンツとなっている。企業風土にあった独自性が感じられる。
NTTドコモ:網羅性が高く完成されたサイト構成。特設サイトでは、データをうまく使い、
独自性の高い切り口による、社会課題と自社の取り組みのリンクの作りが優れている。
(3)優良賞
KDDI:すべての評価項目において高いレベルで対応できている、最も優れた企業の一つ。
独自のコンテンツも特徴付けてうまく表現できている。
大和ハウス工業:CSRのスローガンがキャッチーで分かりやすい。CSR関連情報のウェブマガジンなど、
特設コンテンツが多く“読み物”として、非常によく表現でている。「ダイワログ」など造語もあり、
随所に独自性を感じられる。
SOMPOホールディングス:この評価基準において最もバランスがよい企業。「CSRコミュニケーション」という
大見出しのコンテンツもあり、ステークホルダー・エンゲージメントに積極的に取り組む姿勢が高評価だ。
(4)審査員特別賞
コーセー:デザイン、コンテンツ構成、メッセージ、など全体的なセンスの良さや独自性が際立っていた。
今後の情報開示にも期待ができる。
キッコーマン:マンガでの解説などCSRの予備知識がない人にもりかいしやすいコンテンツがよい。
また「経営・環境・社会」というあまり見ないカテゴリ分けが見やすい、探しやすい。
NTT都市開発:戦略や方針など俯瞰した情報から、個別具体の取り組み事例までわかりやすく掲載されている。
コンテンツに対するアンケートや用語集も用意され、コミュニケーションを重視している点も高評価。
■評価実施概要
CSRコミュニケーション協会・調査事業部が作成。調査期間は「2017年7月1日~2017年8月31日」、
調査対象は「JPX日経インデックス400対象企業(2017年7月1日時点)」、
評価項目は「コーポレートサイトおよび特設におけるCSRウェブコンテンツ・モバイルページ」、
評価データは、HTMLベースの日本語による情報のみ(PDF情報は除外)としました。
評価項目および選定方法は、CSRモバイルコンテンツのコンテンツ充実度とユーザビリティを重視した
「戦略/方針」「目標/目的」「活動内容」「ブランドイメージ」「ステークホルダー視点」「デザイン」
「ユーザビリティ」など合計10項目を評価。
マルチ・ステークホルダー・プロセスによる総合的なモバイル端末(スマートフォン)による調査を通じ、
調査結果上位となった企業から審査員選出と協議により受賞企業を決定しました。
■RAULについて
RAUL株式会社は、環境/エネルギー領域を中心とした「デジタルソリューション事業」を展開する企業です。
「環境 × IT」をテーマに、最先端のデジタルテクノロジーを活用して、エネルギー自由化やCSRを支援・推進し、
資源循環型社会を目指し活動をしています。
URL : http://www.ra-ul.com
■CSRコミュニケーション協会について
一般社団法人CSRコミュニケーション協会は「CSRコミュニケーションをアップデートする」をミッションとし、
CSRコミュニケーションに関する調査・アドバイザリー事業を通じて、CSRコミュニケーションの品質向上支援
および啓発・促進を行い、健全で持続可能な社会・経済の発展に貢献する活動を行っています。
URL:http://csr-ca.net
■本件に関するお問合せ
CSRコミュニケーション協会 調査事業部
E-Mail: info@csr-ca.net
問合せフォーム: http://csr-ca.net/contact
ラウル株式会社
TEL:03-6411-0858/Fax: 03-6856-4305
E-mail:info@ra-ul.com
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