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★難聴者に福音か、ヒアラブルテクノロジーの可能性! ★難聴者の53%が「ヒアラブル端末、欲しい」 ★ヒアラブルテクノロジー応用製品に期待の声!



●難聴者の53%が、「ヒアラブル端末、欲しい」とのクロス集計分析結果が得られた。また、補聴器ユーザーにヒアリングしたところ、ヒアラブルテクノロジー応用製品に対する期待の声が聞かれた。ヒアラブル端末とは、アップルのAirPodsをはじめとする、新しいタイプのコードレス型イヤホン。ヒアラブルデバイス、スマートイヤホンとも言うことがある。

●この調査結果は、先端テクノロジーの調査会社、AQU 先端テクノロジー総研(代表、子安克昌)が、独自のアンケート調査データ(2,200人の協力)に基づき、クロス集計による相関関係分析で9月8日分かった。同社では、ヒアラブル端末(ヒアラブルデバイス、スマートイヤホン)に注目し、ヒアラブルに関するアンケート調査を実施している(8月8~10日、2,200人の協力を得て実施)。またこれをふまえて、市場分析、市場予測を行っているが(『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の市場動向、市場予測に関する調査』)、今回、新たに深い分析を行ったところ、難聴者の53%が、「ヒアラブル端末、欲しい」という結果が得られた(219人の難聴者のうち、115人)。また実際の補聴器利用者にヒアリングしたところ、中軽度の難聴に、もしも使えるようであればうれしい、との意見が聞かれた。

●ニュースリリース  http://www.aqu.com/aqu-news/2017-9-8.pdf 

●ただ、難聴者にもいろいろあり(聴力特性などが異なる)、たとえば、耳の奥にある蝸牛(かぎゅう)という「かたつむり」状の部分が死んでいる(機能していない)タイプなど、難聴者のタイプに応じたラインナップが期待される。その意味では、軽度の難聴者では、新しいスマートイヤホンの対応でカバーできる部分があるが、中度、重度の場合には、従来の補聴器メーカーの技術力が重要である。ヒアラブルデバイスの普及とともに、補聴器製品の低価格化が期待される。

●また補聴器ユーザーの例として、英語のヒアリングの勉強をしている人の場合、ノイズ除去より、聞きとりにくい周波数域のピックアップ、音量増幅の方を望んでいる。価格帯については、聴力補助器具全般、お手ごろ感はなく、障がい者にやさしくない、と言う。補聴器は比較的高価であり、一般的に補聴器も5年おきくらいに買い替える。買い替えには数十万円単位でお金を貯めておかなければならず、負担は大きい。数年前はブルートゥース付きで100 万円くらいのものがあり、欲しくても、とても手が届かなかったという。

●従来の補聴器のユーザー層と、新しいヒアラブルデバイスの需要層は一部重複すると考えられるが、とくに、難聴者に対しては、メーカーには、補聴器のテクノロジーとヒアラブルデバイスのテクノロジーを生かした製品開発、低価格化が期待される。

●ヒアラブルの可能性については、ハンズフリーで音楽が聴けたり、電話ができる、といった用途以外にナビゲーション、ノイズキャンセリング、音声フォーカス、同時通訳など、幅広い用途が広がろうとしている。聴覚に障害を持つ人(補聴器のサポートが必要な人)は、全人口の11.3%といわれている。このうち補聴器のサポートを受けている人は、13.5%に過ぎず、残りの86.5%は、補聴器のサポートを受けていない。社会の高齢化とともに、難聴などに悩む人が多くなっており、補聴器のサポートを潜在的に有している人が多く、ヒアラブル端末(スマートイヤホン)は、こうした人々にも応えられる可能性が大きい。また補聴器ユーザーにおいてもスマホとの連携を求めていることが多く、ヒアラブル端末(スマートイヤホン)の社会的使命(需要)は大きいと考えられる。


● 当該関連調査報告書

『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の市場動向、市場予測に関する調査』
-スマートスピーカー、スマートイヤホンの需要拡大をとらえる-
http://www.aqu.com/ai-speaker-hearable/

『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の需要動向に関する調査』
-スマホ・NEXTの可能性、スマートスピーカー、ヒアラブルの大潮流-
http://www.aqu.com/ai-speaker-hearable-need/


※お問い合わせ連絡先
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株式会社AQU先端テクノロジー総研
http://www.aqu.com/  
〒260-0027千葉市中央区新田町36-15  
千葉テックビル6FTEL 043-204-1258        
FAX 043-204-1316
子安、那須
info@aqu.com
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