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AIスピーカー、ヒアラブル端末、4人に1人が「欲しい」、関心度高い!ヒアラブルのアプリ関心は、ナビゲーション、同時通訳が50%を超える!ヒアラブル関連需要調査報告書まとまる!



今回の調査は、インターネットを利用して、2,200人の協力を得て、8月8~10日に行われました。AmazonのEchoなどで知られる、AIスピーカー(スマートスピーカー)が日本でもいよいよ、本格発売される動きとなってきています。海外でヒットしているAIスピーカー(スマートスピーカー)は日本市場ではどのような需要があるのか? また、「ヒアラブル」という言葉が注目されはじめていますが、これは、Hear(聞く)とWearable(身に着ける)を掛け合わせた用語で、人工知能などとの組み合わせにより音楽を聴く以外にもナビゲーションや同時通訳などの用途があります。そのヒアラブル端末(ヒアラブルデバイス、スマートイヤホン)に注目し、ヒアラブルはどのような用途に可能性が広がろうとしているのか?今回、2,200人の協力を得て需要調査を実施しました。

結果として注目される点は、AIスピーカーとヒアラブル端末についての欲求度をとらえたところ、と「AIスピーカー欲しい」27.4%、「ヒアラブル端末欲しい」26.2%となりました。4人に1人強の人が、「欲しい」、ということであり、商品の内容を理解できれば、一般に予想以上に普及してゆく可能性があります。また、ヒアラブルにおける関心のある利用シーンを尋ねたところ、ヒアラブルのアプリの関心は、ナビゲーション、同時通訳が50%を超える、ということが分かりました。
ヒアラブル(イヤホン型コンピュータ)に対する期待として、どのようなことができるとよいかを尋ねたところ、ヒアラブル端末として、同時通訳やナビゲーション、秘書機能などさまざまな利用への期待が寄せられました。とりわけ、「同時通訳できるのは魅力的です。」(25才、女性、会社員)、「同時通訳は嬉しい機能。」(59才、男性、会社員)というような、同時通訳、翻訳機能に期待する人が多くいました。国際化が進展する中、翻訳機能、同時通訳の需要は大きなものがあると考えられます。また「聴覚障害者の方が補聴器としても使えるとよい。」(67才、女性、専業主婦)、「補聴器の機能があれば良いと思います。」(58才、男性、会社員)というように、聴覚障害、難聴の人にも使えるとよい、とする意見も多くありました。ヒアラブルの機能として、ナビゲーション、ノイズキャンセリング、音声フォーカスなどに期待する声も聞かれました。また耳周辺の体温、脈拍などの生体情報を把握できることから、ヒアラブルは高齢者の見守りシステムなどへの応用も一部構想されており、用途に可能性が広がっています。

高齢化社会を意識したコメントは、AIスピーカー(スマートスピーカー)においてもありました。「高齢化社会を迎えるにあたって単身の老人達の見守りや買い物代行などに役立ててほしいですね。孤独死などをできるだけ防いでほしいので期待しております。」(30才、女性、会社員)、「将来一人暮らしになったとき、話し相手になって欲しい。簡単な挨拶など。」(58才、女性、パート・アルバイト)、「一人暮らしのお年寄の話し相手ができると孤独感がいやせそう。」 (70才、女性、専業主婦)といった声も聞かれました。また、AIスピーカーの利用は日常生活に浸透してゆく可能性があります。「世界・国内ニュースをまとめて聞ける。家電を操作して時短にしたい。音声ショッピングや電子書籍(特に小説)の読み上げ。」(29才、女性、自営業)、「スマートスピーカーを使いながら料理をしてみたい。(31才、女性専業主婦)、「赤ちゃんがいるので、家事がはかどるように相手をしてくれるとよい。童謡など歌ってくれたり、読み聞かせをしてほしい。」(39才、女性、専業主婦)といった声などもありました。

なお、同社では、今回の調査を通して、AIスピーカー、ヒアラブル端末などの音声アシスト機能のある製品群の需要は大きいとみており、「近い将来、日常的に装着するものにいずれ、大きな変化がやってくる。スマートフォンの次の潮流はヒアラブル端末(ヒアラブルデバイス、スマートイヤホン)の可能性が高い。」としています。


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『AIスピーカー及び、ヒアラブル端末の需要動向に関する調査
-スマホ・NEXTの可能性、スマートスピーカー、ヒアラブルの大潮流-』
http://www.aqu.com/ai-speaker-hearable-need/
◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 140頁
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