トラック運送業をおこなう大島運輸株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：大島弥一）は、ドライバーに必要な『準中型自動車免許』の費用を全額負担する求人募集を6月よりおこなっています。
『準中型自動車免許』は、改正道路交通法により3月に施行されました。トラックを運転するドライバーは必要な免許で、18歳から取得が可能です。当社では、全額費用を負担し、免許を持っていない未経験の若手人材からドライバー雇用を図り、人材不足の解消につなげていきます。
■若い世代の免許離れをストップ
現在、『普通自動車運転免許』の取得には30万円前後の費用がかかるため、免許取得が可能な18歳にとっては、自身の貯金だけでは難しく、両親の資金援助が必要です。また、若い世代は「車がなくても生活できる」「免許よりも趣味にお金をかけたい」「身分証明は保険証」など、ライフスタイルの変化から車への意識や関心が少なく、免許離れが深刻となっています。そのため、運送業界にとっては、ドライバー不足に直結するため、若い世代の免許取得は課題となっています。
当社は、若い世代に免許を取得してもらうために、3年勤務継続を条件に『準中型自動車免許』の費用を全額負担します。『準中型自動車免許』は『普通自動車運転免許』も賄えるので、普通自動車とトラックの運転が可能です。全額負担は『普通自動車運転免許』欲しさに3年勤務して辞めてしまうリスクを伴いますが、まずは運転未経験の若手人材を取り込むこと、ドライバー職を知ってもらうことが重要と考えています。
■免許代が高い・・・実はドライバー職を諦めるきっかけ
当社代表の大島は、長年の間、免許取得の過程で人材を逃している背景に疑問を感じていました。実際に『準中型自動車免許』以前は、18歳以上での『普通自動車運転免許』の取得で小型トラックまでは乗れましたが、それ以上は免許保有2年以上・20歳以上での『中型自動車免許』の取得が必要でした。そのため、ドライバー職は年齢制限や免許取得などに条件があるため、「免許を持っていない」「免許代の費用が高い」などを理由にドライバー職を諦める人が多くいました。経験を通じて、企業側が免許代を全額負担することがより良い解決策と捉えています。
当社では、『準中型自動車免許』をきっかけに、ドライバー職を諦めていた人材をはじめ、未経験者からのドライバー職の雇用に積極的に取り組み、次世代を担うドライバーの人材育成に力を注いでいきます。
■不採用を受けやすい人材でも、ドライバーとしては適職！？
当社の採用では、面談だけで判断せず、希望者には見習い期間を設けて判断しています。当社代表の大島は、長年、採用面接に携わる中で、「目を合わせない」「声が小さい」「会話が上手にできない」など面接で不採用を受けやすい人材でも、ドライバーとしては真面目にコツコツと働く適職な人材もいた経験もあり、面接だけで人材を判断することは難しいと捉えています。
全額負担の『準中型自動車免許』の取り組みは、今までの経験を活かしたものです。免許を持たない人材からも、ドライバーに適職な人材を見つけ、人材不足の解消につなげていきます。
【求人募集の詳細】
開始日：
2017年6月
内容：
『準中型自動車免許』の費用全額負担
（免許証取得がない場合は3年勤務継続が条件、『普通自動車運転免許』取得者が『準中型自動車免許』取得の場合は、1年勤務継続が条件）
特徴：
・ドライバー職を諦めていた人材をはじめ、運転未経験の若手人材を取り込み、人材不足の解消
・次世代を担うドライバー育成につなげる
【会社概要】
社名：大島運輸株式会社
代表：代表取締役社長 大島弥一
本社：東京都新宿区新宿1丁目25番3-503号
ホームページ： http://www.oshima-ex.co.jp
TEL: 03-3395-4881
設立： 1966年2月21日 （1957年5月創業）
資本金：1,200万円
従業員数：95名
事業内容：
1.一般貨物自動車運送業
2.貨物運送取扱業
3.上記に付帯する一切の業務
【沿革】
1957年5月 大島孝が大島運輸株式会社を創業し、その後、次男の大島信久が2代目社長に就任
1993年1月 3代目社長に三男の大島弘久（大島弥一、父）が就任
1994年4月 新宿本社が入っているビルの１階一部で寿司屋を開業
1999年2月 大島弘久が病気のため、代表者変更の手続きをおこない、4代目社長に大島弥一が就任
2000年5月 寿司屋閉店
2017年6月 西東京営業所 新設予定
＜本件に関する問い合わせ先＞
大島運輸 広報事務局
TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788 E-mail：pr@real-ize.com
担当： 杉村（携帯：070-1389-0175）
