気温高く、例年より早めにかき氷シーズン到来
今年は季節の進行が早く、平年よりも早いペースで気温が上昇しています。このあと6月にかけても気温は高めに推移するでしょう。西日本と東日本太平洋側は、ほぼ平年並みの時期に梅雨入りする予想で、一段と蒸し暑くなりそうです。北陸と東北は、平年より遅めの梅雨入りとなりそうですが、晴れるぶん、厳しい暑さの日が多いでしょう。かき氷が食べたくなる時期は、西日本と東日本太平洋側で6月前半、北陸・東北は6月後半と、例年（過去10年の平均）に比べて早めになりそうです。
かき氷の売上は気温で変化
ビジネス気象研究所のPOSデータの解析から、かき氷の売り上げは、5月頃から気温と連動し、概ね6月以降で日中の気温が30度近くになると急増することがわかりました。
この理由として、湿度が高くなる梅雨入り頃から同じ気温でも蒸し暑く感じること、人の基礎代謝（生きるために必要なエネルギー）が6月以降急激に低下することから、より食感が冷たく・さっぱりした低カロリーのものが好まれることが考えられます。
この結果から、梅雨入りの平年日以降（北海道は7月以降）で、日中の気温が約29度以上になる日と定義し、気象庁の予報に独自のアルゴリズムを加えて、予想を算出しました。
なお、約32度でかき氷とアイスクリームの売り上げが逆転することもわかっています。
今後の発表スケジュール
LBWビジネス気象研究所の気象予報士が急な暑さを予想し、かき氷前線の北上が急加速すると予想された場合は、随時発表いたします。
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（4）設立年月日 ：1998年1月
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