認知症の人に落ち着いて欲しい。そんなとき、私たちはどうしたらいいでしょう？
認知症の人は、病気によって記憶が失われていく「引き算の世界」に住んでいます。だから私たちは、その世界に合わせて「引き算」を使った言葉かけや対応をする必要があります。 この「引き算の世界」では、私たちの常識や理屈はほとんど通じません。認知症の人たちの世界に合わせた言葉かけをしたほうが、うまくいくのです。 介護保険制度が導入されて15年が過ぎましたが、認知症で困る人の数は増える一方です。「何か変だ」とひとりで悩むお年寄り、介護を抱え込んで疲れ切った家族、認知症の人の理解不能な行動に振り回される現場の介護職員― どれも、今に始まった光景ではありません。
こうした状況に対する一助になることを期待し、認知症の人に落ち着いてもらえる言葉のかけ方・接し方を、みなさんに提案するために『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』（講談社）は執筆されました。
当社、執行役員である右馬埜節子（うまの せつこ）は 。非常勤の認知症専門相談員として中野区役所（東京都）の高齢福祉課で働き始めました。介護保険が始まった２０００年にケアマネジャーとして民間の介護事業所へ転職し、２００３年に認知症専門のデイサービス「デイホー
ムゆりの木中野」（株式会社日本エルダリーケアサービス）を立ち上げました。その後、当社以外の介護職や、家族から認知症に関する相談が持ち込まれるようになり、２００４年に「ゆりの木」に「認知症相談センター」を併設しました。対応したケース数は２０００をゆうに超えており、この本はそうした多数のケースの中から生まれたものです。
『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』右馬埜節子
ISBN978-4-06-282471-2
定価：本体1400円（税別）
講談社刊
2016年3月23日発売（地域によりずれることもあります）
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【目次】
第1章 認知症の人は「引き算の世界」に住んでいる
第2章 認知症の人が落ち着く 「引き算」を使った言葉かけ
第3章 使い分けで「引き算」の名人になろう
第4章 介護者が困る行動別 「引き算」を使った言葉かけガイド
第5章 認知症とのつき合い方
【著者プロフィール】
右馬埜節子（うまの せつこ）
1943年、岡山県生まれ。「認知症相談センターゆりの木」代表、株式会社日本エルダリーケアサービス執行役員。1993年から認知症専門の相談員として介護の仕事に携わる。2003年、自身が担当する認知症の人の居場所として「デイホームゆりの木中野」を設立。その後、家族介護者の拠り所として「認知症相談センターゆりの木」を開設した。現在、「中野区地域連携型認知症疾患医療センター」（東京都）の専門相談員を兼務するほか、研修・指導・講演にも携わっている。
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本プレスリリースに関するお問合せ
□ 会社名 : 株式会社 日本エルダリーケアサービス
□ 所在地 : 東京都港区芝公園三丁目4-30 32芝公園ビル7階
□ ＴＥＬ : 0120-808-563
□ ＵＲＬ : http://www.elderly.jp/
□ 事 業 : 訪問介護事業所86拠点
居宅介護支援事業所43拠点
通所介護事業所19拠点
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