『世界がもし100人の村だったら』『成長の限界』で知られるドネラ・H・メドウズ著『システム思考をはじめてみよう』の発売と同書刊行記念イベント開催のお知らせ
- 2015年12月03日 13:00:00
- マネー
- Dream News
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【背景】
約半世紀前、マサチューセッツ工科大学のジェイ・フォレスター教授らが提唱した
「システム思考」が、いま再び脚光を浴びています。
従来の経験や考え方が通用せず、新しい変化が次々と起こる
いまの時代を生き抜くために不可欠なのは、「従来の経験や考え方から自由になる」ことです。
いままでの考え方や行動パターンにとらわれてしまうと、
新しい変化を素直に見つめることができず、
リスクやチャンスをありのままに捉えることができません。
そうした時代を生きる私たちが、物事を理解したり、考えたりするときの
「よりどころ」になるのが、システム思考なのです。
システム思考を通して、いま起きていることを、広く深く、ありのままに見る。
そうすることで、自分の行動や価値観を左右していた「思い込み」に気づき、
いままでの考え方や過去の成功体験から自由になることができる。
さらに、物事を素直に見つめてみることで、
今まで見えていなかった「つながり」が浮かび上がり、
自分にとって本当に大切なこと、いま最も行動すべきことを見出せるのです。
システム思考は、GEやインテルなどの優良企業が
業務改善・利益向上アプローチとして活用したことなどをきっかけに
日本企業の間でも注目され、またアメリカ、オランダを中心
とする欧米各国の義務教育のカリキュラムに指定されるなど、
ビジネス、教育、NPOや行政まで幅広い分野で実践されています。
【書籍の概要】
ドネラ・H・メドウズ著 枝廣淳子訳
新書判、ハードカバー、本文80ページ、本体価格:1,200円+税
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2219
『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズが
キャリアを捨ててまで15年書きつづけた800のエッセイから、
「つながり」に気づき、「思い込み」に驚く、名編8作を収録。
「変化が当たり前」かつ「どういう変化がいつ起こるかも不確実」という時代に、
何をよりどころに、日々の暮らしや企業活動を進めていけばよいのだろう?
従来の経験や考え方が通用せず、新しい変化が次々と起きるなかで、
どうすればリスクやチャンスを捉えることができるだろう?
『成長の限界』を発表し、ハーバード、MITに請われた優秀な研究者であり、
『世界がもし100人の村だったら』に代表される優れた伝え手でもあった
ドネラ・メドウズに学ぶ、現実を広く深く、ありのままに捉える「素直な見方」。
・ ハンバーガーを食べると好きなテレビが観られなくなる?
・ ハイブリッドカーに乗ると人生観が変わる?
・ なぜビジネスはモノポリー化するのか?
・ 不便であることが魅力的な町の条件?
――身近な話題をとおして、「システム思考」の本質に迫る。
● 著者 ドネラ・H・メドウズ
1941年~2001年。化学と生物物理学(ハーバード大学で博士号を取得)を修め、
その後マサチューセッツ工科大学(MIT)の特別研究員。
1972年、『成長の限界』(ダイヤモンド社)の主執筆者として、
限りある地球の人口と経済成長のダイナミクスを一般の人々に向けて解説。
『成長の限界』は37の言語に翻訳され、地球が人間活動を支えられる力や
人類の選択に関する論争を世界中で巻き起こす火付け役となった。
その後、グローバル・モデリングと持続可能な開発に関する本を9冊書き、
社会情勢や世界における複雑なつながりをじっくり振り返って考えるコラム
『The Global Citizen(地球市民)』を15年間、毎週書き続けた。
1990年には『世界がもし100人の村だったら』の原案となったコラム
「村の現状報告(State of the Village Report)」を執筆。
1991年、ピュー財団の保全・環境分野の研究者として認められ、
1994年にはマッカーサーフェロー賞を受賞。1996年、サステナビリティ研究所を設立し、
システム思考や組織学習を用いて、経済、環境、社会分野の課題に取り組む。
1972年から2001年に亡くなるまで、ダートマス大学の環境研究プログラムで教鞭をとった。
『世界はシステムで動く』ほか著書多数。
【刊行記念イベント ~ 日々の暮らしに、システム思考を ~ 】
日時:2015年12月16日(水)19:00~21:00(開場 18:45)
会場:ブックファースト新宿店 地下2階Fゾーン イベントスペース
定員:30名
スピーカー: 枝廣淳子氏(同書訳者)、前野隆司氏(慶應義塾大学大学院・教授)
※下記略歴参照
※イベントやスピーカーへのご取材は下記お問い合わせ先までご相談ください。
● 枝廣淳子 (えだひろ・じゅんこ)
幸せ経済社会研究所所長。イーズ代表。チェンジ・エージェント会長。東京都市大学教授。
環境問題に関する国内外の動き、新しい経済や社会のあり方、幸福度、
レジリエンスを高めるための考え方や事例等を伝えることで変化を創り、
つながりと対話で、しなやかに強く幸せな未来の共創をめざす。
2012年からブータン国王が主宰する豊かさと幸福を考える国際専門家作業グループに参加。
デニス・メドウズをはじめとする世界のシステム思考家とのネットワークを築き、
『世界はシステムで動く』(英治出版)、『成長の限界 人類の選択』(ダイヤモンド社)などを翻訳。
近著に『レジリエンスとは何か』(東洋経済新報社)。
● 前野隆司 (まえの・たかし)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。
東京工業大学卒、同大学院修士課程修了。キヤノン入社後、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、
ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授などを経て現職。博士(工学)。
専門は、システムデザイン・マネジメント、ロボティクス、幸福学、感動学、協創学など。
『システム×デザイン思考で世界を変える』(編著、日経BP社)、『幸せのメカニズム』(講談社)、
『思考脳力の作り方』(KADOKAWA)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房)、など著書多数。
【先行販売】 以下の書店で『システム思考をはじめてみよう』の先行販売を行っています。
紀伊國屋書店 新宿本店(東京都新宿区新宿3-17-7)
紀伊國屋書店 ららぽーと豊洲店(東京都江東区豊洲2-4-9)
ブックエキスプレス エキュート上野店(東京都台東区上野7-1-1)
ブックファースト 新宿店(東京都新宿区西新宿1-7-3)
ブックファースト 二子玉川店(東京都世田谷区玉川2-22-13)
三省堂書店 神保町本店(東京都千代田区神田神保町1-1)
ジュンク堂書店 池袋本店(東京都豊島区南池袋2-15-5)
丸善 丸の内本店(東京都千代田区丸の内1-6-4)
八重洲ブックセンター 本店(東京都中央区八重洲2-5-1)
三省堂書店 名古屋高島屋店(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4)
紀伊國屋書店 梅田本店(大阪府大阪市北区芝田1-1-3)
紀伊國屋書店 本町店(大阪府大阪市中央区安土町2-3-13)
ジュンク堂書店 大阪本店(大阪府大阪市北区堂島1-6-20)
ジュンク堂書店 千日前店(大阪府大阪市中央区難波千日前12-7)
ブックスタジオ 新大阪店(大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1)
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店(大阪府大阪市北区茶屋町7-20)
ジュンク堂書店 三宮店(兵庫県神戸市中央区三宮町1-6-18)
ブックファースト 三宮店(兵庫県神戸市中央区加納町4-2-1)
ブックファースト 阪急西宮ガーデンズ店(兵庫県西宮市高松町14-2-405)
大垣書店 烏丸三条店(京都府京都市中京区烏丸通三条上ル御倉町85-1)
【本件に関するお問い合わせ先】
英治出版株式会社
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル 4F
TEL:03-5773-0193 FAX:03-5773-0194
担当者 : 山下(yamashita@eijipress.co.jp) / 山見(yamami@eijipress.co.jp)
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