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震災後の自粛ムードは解消傾向に、鉄道の間引き運転など節電への協力意識高い―「震災後の生活に関するアンケート」



【調査トピックス】
●生活の回復・復旧実感度は、4月と6月では、実感度がほぼ横ばい。
 「実感している(やや含む)」という回答は4月時点が52.8%、6月時点が54.6%。
● 世間全体の自粛ムード実感度は、4月と6月では、かなりの解消傾向。
 「自粛ムードを感じる(やや含む)」という回答は4月時点が89.8%、6月時点が57.6%。
● 東日本大震災以後の生活で、変化したことTOP3は、
 「ニュースを見るようになった」29.6%、「防災用品を準備するようになった」28.0%、「食品の購入時に産地を気にするようになった」27.2%。
 「変化なし」は31.8%。
● 放射線/放射性物質単位の認知者は、9割を超え、かなり認知されている。
● 放射線/放射性物質に対して、脅威に感じている人は全体の64.4%。

【調査概要】
調査名: 震災後の生活に関するアンケート
調査対象者: 1都3県在住の20~69歳の男女
有効回答数: 500s
実査期間: 2011年6月27日~6月30日
調査方法: インターネット調査
調査機関: 株式会社マーシュTEL 03-5433-0321
※アンケートモニターサイト『D STYLE WEB』(http://www.dstyleweb.com/)の登録会員を対象に実施

【調査結果掲載ページ】
https://www.asmarq.co.jp/examine/ex2306.html

【調査機関】  株式会社マーシュ

【調査結果】

Q1.現在のあなたご自身の生活について、今年3月11日に発生した東日本大震災が発生してから、回復・復旧を実感していますか。(一つ選択)
全体の半数強(54.6%)が実感している(やや実感しているを含む)と回答した。
前回調査(4月)の結果と2ヶ月以上経過した今回とを比較すると1.8ポイントの上昇に留まり、ほぼ横ばいとなっている。

Q2.では、世間全体をみて、現在自粛ムードを感じていますか。(一つ選択)
「非常に感じる」と「やや感じる」を足し上げた自粛ムード実感者は57.6%という結果となった。
前回調査(4月)の結果と2ヶ月以上経過した今回とを比較すると、自粛ムード実感者の割合は32.2ポイントと大きく減少し、完全ではないものの自粛ムードがある程度まで解消されていることが読み取れる。

Q3.東日本大震災を機に、以降の日常生活で変化したことはありますか。次にあげる項目の中で、あなたご自身に該当するものをお知らせください。(複数選択可)
「変化したことはない」という回答が最も多く、31.8%を占めた。
変化があったと回答した人では、 「ニュースを見るようになった」という回答が最も多く29.6%、次いで「防災用品を準備するようになった」が28.0%、「食品の購入時に産地を気にす るようになった」が27.2%と続く。

Q4.あなたは、普段の生活で節電をどの程度意識していますか。(1つ選択)
普段の生活での節電意識を尋ねたところ、全体の85.0%が「かなり意識している」あるいは「やや意識している」と回答した。電力不足に対して、大多数が意識している実態がわかる。

Q5.では、あなたご自身が意識的に取り組んでいる節電対策はどのようなことですか。(複数選択可)
最も多かったのは、「使わないスイッチを切る」で80.7%、次いで「エアコンの使用を控える」の68.2%、「エアコンの温度設定を調整する」の61.6%と続いている。

Q6.次にあげる一般生活における交通機関、地域、企業における節電の取り組みに対して、それぞれお気持ちに近いものをお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
現在、行われている節電対策をいくつか挙げ、それぞれの許容度を聞いたところ、どの項目も軒並み6割以上が許容できる(まあ許容できるを含む)と回答した。
節電意識と協力意識が高いことは、この結果からも伺える。
今回提示した節電対策の中で、唯一許容できるという回答が6割を下回ったのは、「銀行のATM時間短縮/休止」であった。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000034919&id=bodyimage1

Q7.あなたは、Gy(グレイ)、cpm(シーピーエム)、bq(ベクレル)、Sv(シーベルト)の単位を知っていますか。(1つ選択)
「意味まで知っている」と回答した人は、全体の10.8%であった。「聞いたことがある」と回答した人は79.8%で、 両方を合わせた認知者は、9割を超える。

Q8.では、Q7でお答えになった単位をいつ知りましたか。(1つ選択)
認知時期を東日本大震災以前か以後か尋ねたところ、「東日本大震災以後に知った」という人が84.5%と多数を占めた。

Q9.放射線量、放射性物質に関して現在、どの程度脅威に感じていますか。(1つ選択)
放射線量/放射性物質に対する意識状況を尋ねたところ、「とても/やや脅威に感じている」という人は64.4%であった。

Q10. 放射線量、放射性物質に関して、脅威に感じていることはどのようなことですか。具体的にお知らせください。
実際の回答(自由記述)の一部

●子供が小さいのと一人妊娠しているのでその子供に影響がでないかは気になる。(30代男性)
●海水浴や雨が怖くなりました。
●住んでるところがホットスポットなので、放射線量が高い。(20代女性)
●震災前からも汚染されていたのではないかと思い、今まで無知だったことが脅威である。(30代女性)
●これからの日本を背負う子供達が、水や農作物や水産物等、日々食べたり飲んだりするものが安心して口に出来なくなる状況が何時まで続くかわからない状況がとても脅威です。(60代女性)

【調査結果掲載ページ】
各設問のグラフ、Q10の自由回答も多数掲載しています。(PDFあり)
https://www.asmarq.co.jp/examine/ex2306.html

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【会社概要】
会社名: 株式会社マーシュ
代表取締役: 町田 正一
所在地: 東京都世田谷区三軒茶屋1-37-8 ワコーレ三軒茶屋64ビル8F
電話番号: 03-5433-0321
FAX番号: 03-5433-0481
設立: 2001年12月21日
資本金: 5,000万円
加盟団体: 社団法人日本マーケティングリサーチ協会(JMRA)、アジア経営者連合会
取得認証: プライバシーマーク 登録番号:12390094(03)
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【この自主調査に関するお問い合わせ】
営業推進チーム 内藤・窪田
TEL:03-5433-0321  メール: info@marsh-research.co.jp
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配信元企業:株式会社アスマーク
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