Xceedanceのエージェント・スタジオを活用した本番導入事例では、稼働開始時点で約35%の効率向上を実現しており、初期に導入した事例の一部では継続的な最適化と運用から得た知見により、効率向上率が50%に近づいている。


フロリダ州フォート・ローダデール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --Xceedanceは、同社の業務モデルである「Orchestrated Intelligence」と、保険向けエージェント・スタジオ「IAN」を通じて、AIオーケストレーションが実運用中の保険業務で測定可能な効率向上をもたらしていると発表しました。
代理店・ブローカー業務では、IANに移行したプロセスによって、稼働開始時点で約35%の効率向上を実現しました。これらの導入事例では、運用の成熟に伴い、現在、一部で効率向上率が50%に近づいています。Xceedanceは、エクセス・アンド・サープラス・ラインを扱う保険会社向けの保険引受業務の支援でも、同様の傾向を確認しています。同社はまた、繰り返し発生する定型業務の量が多い保険金請求のTPA(第三者管理機関)業務でも、AIを大規模に導入しています。
効率向上の相当部分は、XceedanceのチームメンバーがAIを活用したワークフローを継続的に改善していることによるものです。チームメンバーは、出力内容を修正し、AIでは処理できない例外に対応するとともに、そこで得た知見をワークフローとエージェント設定に反映しています。プロセスが成熟するにつれて、定型業務のうち自動で完了できる割合が高まり、チームはより付加価値の高い業務に集中できます。
Xceedanceは1年以上にわたり業務全般にAIを導入しており、この取り組みによって、同社のサービスの販売方法と価格設定が変化しています。同社は、工数ベースの契約から、処理単位・成果ベースの契約へと移行しています。顧客が、作業時間ではなく、保険証券の発行、保険金請求の処理、引受申込案件の審査前確認の完了といった業務1件ごとに料金を支払うケースが増えています。効率化が想定どおりに進まない場合のリスクはXceedanceが負い、顧客は価格面でその恩恵を受けます。
Orchestrated Intelligenceは、人間の判断、AI、ソフトウエアを組み合わせ、同じ業務に適用します。3つのいずれかを選ぶというものではありません。タスクごとに適した組み合わせを用いることで、業務を正確に遂行しながら、1件当たりのコストを最小限に抑えます。適切なバランスは、これらのワークフローを設計・監督するXceedanceの保険実務の専門家の知見を踏まえて判断されます。
IANは、エージェントを構築・管理する環境です。各エージェントの役割を明確な範囲に限定することが、その設計原則です。各エージェントは、範囲が限定され、明確に定義された保険業務上のタスクを担い、登録・バージョン管理され、自らの判断を説明できます。担当範囲を限定することで、本番稼働中の業務プロセスにおけるトークン・コストも抑えられます。各エージェントがタスクに必要なコンテキストとプロンプトのみを使用し、必要なモデル呼び出しのみを行うため、コストを予測しやすい状態に保てます。
Orchestrated IntelligenceとIANの組み合わせにより、保険金請求業務、引受業務、カタストロフィー・モデリング、財務・会計、データ関連業務に対応する120を超える保険業務向けエージェントのカタログが構築されています。各エージェントは、引受申込案件の分類、損害履歴報告書からのデータ項目の抽出、財務データの照合など、保険業務における細分化された単一のタスクを実行するために構築されています。構築済みのエージェントを収めたカタログは、すぐに利用できる形で提供されており、ほとんどの顧客は、すでに本番環境で実際の業務量を処理しているエージェントから利用を開始できます。Xceedanceがより多くの保険業務プロセスやワークフローにIANを適用するにつれて、このカタログは継続的に拡充されています。
「保険業界で難しいのは、エージェントを構築することではありません。エージェントが何をすべきかを見極め、そのうえで統制を維持したまま数百のエージェントを運用することです」とXceedanceのグループ会長兼最高経営責任者であるアルン・バラクリシュナンは述べました。「私たちは、そのためにIANを構築しました。当社は、特定の保険業務だけを担うエージェントの設計から、実際の業務での稼働、大規模な管理までを、四半期単位ではなく数週間で実現できます。また、13年にわたり自らこうした業務を担ってきたため、エージェントをどの業務に適用すべきかも把握しています。人、エージェント・スタジオ、ソフトウエアを一体化するのがOrchestrated Intelligenceです。当社のチームメンバー、エージェント・スタジオ、ソフトウエアが一つの業務の中で連携し、成果を生み出します。」
Xceedanceについて
Xceedanceは2013年以来、一貫して損害保険分野に特化し、人間の判断、AI、ソフトウエアを連携させて活用するOrchestrated Intelligenceを通じて、保険事業者が業務の進め方を変革できるよう支援してきました。同社は米州、欧州・中東・アフリカ(EMEA)、アジア太平洋に5,500人以上のチームメンバーを擁し、企業向け保険、個人向け保険、スペシャルティ保険を扱う保険・再保険会社、相互保険会社、保険プログラム管理者、ブローカーおよび代理店、ロイズ・オブ・ロンドン関連事業体など、350以上の顧客組織を支援しています。
詳細については www.xceedance.com をご覧ください。
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