サウジアラビア、リヤド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --サウジアラビアの文化開発基金(CDF)は、2025年4月13日から10月13日まで日本で開催される2025年大阪・関西万博において、サウジアラビア王国館の一部として参加することを発表しました。この参加は、文化セクターの発展と持続可能な経済成長への貢献に対するサウジアラビアの強い意志を示すもので、国家文化戦略および「サウジ・ビジョン2030」が掲げる経済の多角化目標と密接に連携しています。




CDFは、同国の文化分野における主要な資金支援機関としての役割を強化するとともに、サウジアラビアの豊かな文化的遺産と、ビジョン2030の歩みによって育まれた躍動的な文化アイデンティティを世界に発信します。また、国際的な投資誘致、文化的起業の促進、イノベーションの奨励を目指すと共に、文化セクターが持つ持続可能な成長への可能性を紹介します。
万博期間中、CDFはサウジアラビアにおける文化投資の機会に焦点を当てた多彩なプログラムを展開します。特に「工芸品の年」イニシアチブを通じて、文化事業とビジネスが経済成長と社会的インパクトを生む原動力となることを強調します。このプラットフォームでは、基金が支援する革新的な文化プロジェクトや成功事例を国際的な来場者と共有する予定です。
さらに、CDFは国内外の専門家と共にパネル・ディスカッションやネットワーキング・イベントに参加し、16の文化分野にわたる多様な文化的取り組みに関する洞察を提供します。これらのセッションを通じて、文化プロジェクトやビジネスに向けたCDFの財政的・制度的支援策について説明します。あわせて、文化セクターの経済的可能性を理解してもらうためのワークショップも実施されます。
文化開発基金のCEO、マジェド・ビン・アブドルモフセン・アルフゲイルは次のように述べています。
「大阪・関西万博への参加は、私たちが活力に満ちた持続可能な文化セクターを支援・構築するという強いコミットメントの表れです。私たちは、経済成長を牽引し、国内外の投資を呼び込む文化の力を信じています。万博では、基金の支援を受けたクリエイターたちの物語を通じて、サウジ文化の革新性を世界に伝えることを誇りに思います。」
また、次のように付け加えました。
「グローバルな文化シーンにおける先端的な国としての地位をさらに確立しながら、文化エコシステム全体との連携を深めていきます。今後も文化分野における資金支援の中核機関として、ビジョン2030の達成に貢献し続けていきます。」
世界各国・国際機関が参加する2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催され、イノベーションや持続可能性、レジリエンスに関するグローバルな議論を促進し、より良い未来の創造を目指します。
文化開発基金は、サウジアラビア国内の文化的環境のさらなる活性化を目的として2021年に設立されました。国家開発基金に組織的に連携しながら、国家文化戦略およびサウジ・ビジョン2030に即した自立型の文化セクターの育成を進めています。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
出典:AETOSWire
Contacts
Ayat Ibrahim
aalbrahim@cdf.gov.sa