ルイジアナ州プラークミンズ郡--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ベンチャー・グローバル(NYSE:VG)は、ルイジアナ州ニューオーリンズ南部にあるプラークミンズLNG施設における既設設備の拡張(ブラウンフィールド)計画を発表しました。この発表には、ベンチャー・グローバルに加え、クリス・ライトエネルギー長官、ダグ・バーガム内務長官、ジェフ・ランドリールイジアナ州知事、そして連邦政府、州政府、地元の政府関係者や利害関係者が参加しました。プラークミンズの拡張計画は24のトレインからなり、ルイジアナ州に対して約180億ドルもの追加投資が予定されています。これにより、ベンチャー・グローバルの米国における現在および計画中のプロジェクトへの投資総額は750億ドルを超えることになります。


プラークミンズLNGは、第一期トランプ政権下で承認されたもので、米国で稼働中のLNG輸出施設としては最も新しいものであり、年間約2,700万トン(27MTPA)の生産が見込まれています。ベンチャー・グローバルは本日、同施設の生産能力をさらに18MTPA以上拡大し、プラークミンズ全体の生産能力を45MTPA以上に引き上げることを発表しました。
「今回のプラークミンズの拡張計画により、同施設は北米で建設されたLNG輸出施設として最大規模となります。同盟国にLNGを供給すると同時に、米国の貿易収支に多大なる影響をもたらすでしょう」と、ベンチャー・グローバルの最高経営責任者(CEO)であるMike Sabelは述べています。「この柔軟な生産能力の拡大を実現することで、市場の成長シグナルに迅速に対応できる準備が整います。資本集約型のコモディティ(商品)産業では、最も競争力のあるプロジェクトに資金が流れるのが常であり、プラークミンズの拡張は、LNG需要の増加に迅速に対応できる最も経済的効率に優れた機会であると考えています。当社は、米国の重要なエネルギーインフラの整備に尽力するトランプ政権に感謝しています。過去数十年で最も良い規制環境になるものと確信しています。」
今回の拡張により、プラークミンズLNGはルイジアナ州における数百もの新たなパーマネント雇用と、ルイジアナ州をはじめ30以上の州の数万におよぶ間接的な下請け、パートタイム雇用、フルタイム雇用を継続的に支えていくことになります。プラークミンズは建設のピーク時において、数千もの建設業の雇用に対する直接な受け皿となります。ベンチャー・グローバルは、CP2での初回生産に続いて、今回の拡張に関する最終的な投資決定が下されることを期待しています。
ベンチャー・グローバルについて
ベンチャー・グローバルは、北米の資源豊富な天然ガス盆地から産出される米国産液化天然ガスを長期的に低コストで供給している企業です。ベンチャー・グローバルの事業には、LNG生産、天然ガス輸送、船舶輸送、再ガス化など、LNGサプライチェーン全体にわたる資産があります。ベンチャー・グローバルの最初の施設である米国カルカシュー・パスは、2022年1月に液化天然ガスの生産を開始しました。同社の2番目の施設であるプラクミンLNGは、2024年12月に最初のLNGを生産しています。同社は現在、クリーンで安価なエネルギーを世界に供給するため、100MTPAを超える生産能力を建設・開発しています。ベンチャー・グローバルは、それぞれのLNG施設で炭素回収・隔離(CCS)プロジェクトを展開しています。
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