ジョージア州ランバー・シティ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --TSIとテルフェア・フォレスト・プロダクツは、ジョージア州ランバー・シティのテルフェア・フォレスト・プロダクツの施設における半炭化設備の建設を発表いたします。今回の提携により、テルフェアの優れた事業運営とTSIのクラス最高のバイオマス半炭化技術を活用し、発展途上の炭化バイオマス産業の成長を促進します。
建設予定の施設では、TSIが設計・製造したTorreactor®とテルフェアのロジスティクスを組み合わせることで、バイオマスの半炭化と緻密化を行い、産業ユーザー向けの商業用デモサンプルを提供します。これが達成されることで、化石燃料代替物としての半炭化バイオマスの実現性が証明され、重工業各社が持続可能性の目標に向けて努力を継続できるようになります。
半炭化（トレファクション）とは低酸素環境下でのバイオマスの熱処理のことで、これを用いることで従来は主に化石燃料に依存していた用途に、木材残渣や農業廃棄物などの通常のバイオマスを使用することが可能になります。
今回のプロジェクトは、持続可能なバイオマスの新たな用途を提供するだけでなく、地域社会への貢献にもなるとして州政府より支援を受けています。
「テルフェア・フォレスト・プロダクツは長年にわたり、テルフェア郡およびランバー・シティの地域社会と協力し、オクマルギー川沿いのかつての工業用地の開発促進と新たな活用に取り組んできました」と、ブレイク・ティラリー上院議員は述べています。「今回発表された760万ドルの投資により、同社と地域リーダーとの取り組みが継続されることを大変うれしく思っています。TSIはテルフェア・フォレスト・プロダクツとの協力を主導し、小型の半炭化装置の建設により、ランバー・シティとテルフェア郡に15の新規雇用と雇用維持をもたらすことになります」
一方、TSIも意気込みを見せています。「長年、この業界は鶏が先か卵が先かという問題に苦しんできました。つまり、産業ユーザーは大規模な生産施設を建設する商業的な準備態勢を整えるために大量のサンプルを必要としますが、大規模な施設がなければ大量のサンプルの生産は不可能なのです」とTSIの最高経営責任者（CEO）であるベニー・ティールは述べています。「私たちはその問題を解決するつもりです。熟練労働力、豊富な持続可能な木材、そして協力的な州政府が揃ったジョージア州は、テルフェアのランバー・シティ工場建設により、次世代の持続可能なバイオマス製品の誕生の地として理想的な場所となります」
年間1万5000トン以上の処理能力を持つこの新施設は、幅広い温度と半炭化レベルに対応できるよう設計されています。Torreactorは、熱、電力、バイオ燃料（持続可能な航空燃料を含む）の各産業での利用に役立つ軽度半炭化バイオマスから、製鉄やその他のプロセスで利用される高炭素化製品までの生産が可能であり、これにより環境保全型で持続可能性の高い未来が実現します。
建設は進行中で、2025年の早期に試運転と稼働開始を予定しています。プラントに関する詳細情報、半炭化バイオマスの注文、見学の予約などについては、torrefaction@tsi-inc.netまでご連絡いただくか、www.tsitorrefaction.comをご覧ください。
テルフェア・フォレスト・プロダクツについて
テルフェア・フォレスト・プロダクツLLCは、最高品質の北米産松材の削りくず製造を行っています。
www.telfairforestproducts.com/
TSIについて
TSIは、バイオマス乾燥システム、炉、大気汚染防止装置、半炭化反応装置（Torreactor）を世界中の企業に提供しています。
www.tsi-inc.net、www.tsitorrefaction.com
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