ニューデリー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ベツレヘム市長であり、ベツレヘム世界遺産委員会の委員長であるJ・ウィリアム・レイノルズ氏は、4つの歴史的なモラヴィアの共同体を代表して、2024年7月21日から31日までインドのニューデリーで開催している世界遺産委員会の会合において、モラヴィア教会の入植地が栄誉ある世界遺産リストに登録されたことを発表しました。
米国のペンシルベニア州ベツレヘム、英国の北アイルランド・グレースヒル、そしてドイツのヘルンフートにある歴史的なモラヴィア教会の入植地が今回加わり、デンマークのクリスチャンスフェルド(2015年に登録済み)とともに、これらの歴史的な入植地の優れた普遍的価値とモラヴィア教会の世界的影響力を表すひとつの世界遺産となりました。
「モラヴィア教会の入植地のためにご尽力いただいた米国、デンマーク、ドイツ、英国・北アイルランドの各政府の皆様に感謝の意を表したいと思います」と、レイノルズ市長は述べています。
詳しくは、本日リリースされたmoravianchurchsettlements.orgをご覧ください。
モラヴィア教会の入植地は 、1773年に設立され2015年に世界遺産に登録されたデンマークのモラヴィア教会の入植地クリスチャンスフェルドについて、国境を越えてその範囲を拡大したものです。モラヴィア教会は、ドイツのザクセン州ヘルンフートを中心とする、自由教会の伝統に基づくプロテスタント教派です。今回の拡大により、新たに以下の3つが追加されることになります。
ベツレヘム(米国)は1741年にペンシルベニア州に設立されました。これは、入植地建設が盛んに行われた10年の間に、モラヴィア教会が大西洋を越え、アメリカへと渡った初期の頃の側面を浮き彫りにするもので、モラヴィアがネイティブ・アメリカンに手を差し伸べていたという文化的な側面もみられます。
グレースヒル(英国 )は1759年に北アイルランドに設立されました。グレースヒルは英国におけるモラヴィア教会の重要性を示すとともに、注目すべきジェンダー軸からも明らかなように、ユニークな「理想的」都市計画を体現しています。これは、姉妹の側と兄弟の側に分断された都市計画によって表現されており、モラヴィア社会の基本的な機能構造を直接反映したものといえます。
ヘルンフート(ドイツ )は、新生モラヴィア教会の「母」あるいは「創立の町」と考えられています。1722年にザクセンに設立され、モラヴィアの教義と社会的理想の発展とともに進化しました。この町は、すべてのモラヴィア教会の入植地における原理原則を明確に表しています。
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