最大4500MWの再生可能エネルギー容量がAMグリーンの新たなグリーンアンモニア施設に供給される
SJVNグリーンによる再生可能エネルギー・プロジェクトの中で過去最大の投資となる見込み
インド、ハイデラバード--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --AMグリーンとSJVNの完全子会社であるSJVNグリーンエネルギー・リミテッド(SGEL)は、再生可能エネルギーの供給および調達に関する長期契約のための了解覚書(MoU)を締結しました。
2024年6月26日にニューデリーで締結された本契約の下で、SJVNグリーンエネルギー・リミテッド(SGEL)はAMグリーンの新しいグリーンアンモニア施設に最大4,500MWのカーボンフリー・エネルギーを供給します。SGELが太陽光および風力発電でこの容量を提供すると同時にAMグリーンがそれを揚水発電と統合することで、AMグリーン施設への安定したグリーンエネルギー供給を確保します。
本契約は、SJVNリミテッドの財務部長であるAkhileshwar Singh氏、SGELの最高経営責任者(CEO)であるAjay Kumar Singhと最高財務責任者(CFO)であるA・M・Jha、SJVNリミテッドの財務・会計部門責任者であるJitendra Yadhav氏、AMグリーンのシニア・アドバイザーであるB・C・Tripathiとアシスタント・バイス・プレジデントであるDharampal Reddyの立ち会いのもとで署名されました。
SJVNはこのプロジェクトを三段階で実行する計画で、最初の段階では2年以内に1,500MWを供給する予定です。この取り組みはSJVNのインドにおける再生可能エネルギーの拡大において重要なマイルストーンであり、2030年までに25,000MW、2040年までに50,000MWを達成する目標を支援するものです。
グリーンコの創設者によって推進されたAMグリーンは、2030年までに年間500万トンのグリーンアンモニア生産を目指しています。これは年間約100万トンのグリーン水素に相当するもので、インドの国家グリーン水素ミッション下でのグリーン水素生産の目標に対して5分の1、またヨーロッパが2030年までに目指すグリーン水素の輸入量の10%を占めます。
グリーンコ・グループおよびAMグリーンの創設者であるMahesh Kolliは次のように述べました。「私たちは、カーボンフリーの再生可能エネルギー供給で世界最大級の契約でSJVNと提携できることを大変うれしく思います。この提携は、AMグリーンがグローバルなクリーンエネルギー転換ソリューションのプラットフォームとして新たにリーダーシップを発揮する立場を示しています。そして、世界的な産業の脱炭素化を加速させる、安定的かつ持続可能で最もコストのかからないグリーン分子とその誘導体の輸出国として台頭するというインドの野心に貢献するものです。」
SJVNグリーン最高経営責任者(CEO)のAjay Singhは次のように述べました。「私たちは、AMグリーンと本連携に乗り出すことに大きな喜びを感じています。今回の提携は、インドにおける再生可能資産の開発を加速させる大きな可能性を秘めています。なおSJVNは、本プロジェクトで初めて民間企業への電力供給に進出します。SJVNは容量追加に野心的な目標を掲げて幅広い分野でその機会を積極的に追求しており、AMグリーンとの契約を前進させたいと考えております。」
ジェンタリSdn Bhdは2023年10月に、完全子会社であるジェンタリ・インターナショナル・リニューアブルズPte Ltdを通じて、AMグリーンと共同でAMグリーンアンモニア・ホールディングスBV(AMGアンモニア)へ段階的に投資する契約を締結しています。シンガポールの政府系投資ファンドであるGICもAMGアンモニアの投資企業です。
AMグリーンは、NTPCリニューアブルズやジェンタリなどと強固な電力引取契約を多数有しており、これによりグリーン水素の目標を支えています。これらの契約により、AMグリーンは今年初めにグリーンアンモニア・プロジェクトでまず年間200万トンを生産するための最終投資決定(FID)に向けて迅速に進んでおり、インドおよび世界でグリーンアンモニアの生産能力の獲得を目指す他企業よりも一歩先を行く位置を確立しています。
AMグリーンについて
AMグリーンは、ハイデラバードに拠点を置くグリーンコ・グループの創設者であるAnil ChalamalasettyとMahesh Kolliによって設立された、インド有数のエネルギー転換ソリューション・プロバイダーです。起業家活動の実績を活用し、エネルギーの未来を形作る新たな技術や進路を開拓してきました。当社は、グリーン水素、グリーンアンモニア、その他のグリーン分子の生産において、世界で最もコスト競争力のあるメーカーの1つになることを目指しています。AMグリーンはインドにおいて、グリーン分子(グリーン水素、グリーンアンモニア、バイオ燃料、e-メタノール、持続可能な航空燃料、さまざまなダウンストリーム高価値化学品)の生産能力を増強し、炭素排出の削減が困難な産業(Hard-to-Abate産業)における脱炭素化を目指します。当ベンチャーはまた、国際的な再生可能エネルギー・貯蔵事業を立ち上げ、ベルギーのジョン・コッカリルと電解槽製造のジョイントベンチャー(JV)を設立する予定です。
SJVNグリーンについて
SJVNグリーンエネルギー・リミテッドは、SJVNリミテッドの完全子会社です。SJVNリミテッドは、インド政府(GoI)の電力省(MoP)管轄のミニラトナおよびスケジュールAの中央公共部門企業(CPSU)であり、GoIとヒマーチャル・プラデーシュ州政府の合弁企業です。SJVNグリーンは、SJVNグループの再生可能エネルギー部門として設立されており、グループにとって非常に重要な戦略的役割を担っています。SJVNグリーンは、2030年までに25,000MWの設置容量、2040年までに50,000MWの設置容量を達成することを目標にしています。
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