シカゴ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --モトローラとレノボ財団は、誰もが利用できる包括性とスマートなテクノロジーの実現という共通の目標を掲げ、このたび、先住民言語支援イニシアチブの拡大を発表しました。モトローラは、先住民コミュニティへの意識向上と支援活動の一環として、イタリアのドロミテ山塊地方(南チロル)で話されている少数民族言語「ラディン語」を、90以上の言語に対応するスマートフォンに追加することを発表しました。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の推計によると、2週間ごとに世界中から1つの先住民言語が消滅し、今世紀末には約3,000の固有言語が失われるとされています。この危機的な状況を受け、過去3年間、モトローラは世界中の絶滅危惧言語の活性化を推進し、この重要な使命の最前線に立ってきました。
モトローラは、欧州における先住民言語支援イニシアチブの最新フェーズにおいて、マイノリティ言語や絶滅危惧言語の支援が必要な言語を特定するために、広範な調査を実施しました。調査の結果、ラディン語が有力な候補として選ばれました。ラディン語は、イタリアで正式に認められている12の少数民族言語の1つですが、そのうちラディン語を含む3つの言語は、同族グループが居住する地域に近接する独立国家を持たないという状況にあります。ラディン語話者はわずか3万人であり、ユネスコによって絶滅危惧言語に指定されています。
モトローラのソフトウェア グローバリゼーション部門の責任者であるジャニン・オリベイラは、次のように述べています。「過去数年で、私たちは言語の保存と促進に情熱を注ぎ、献身的に取り組む話者や研究者コミュニティと緊密に協力することが不可欠であることを学びました。ラディン語のコミュニティにとってもそれは同じであり、だからこそデバイス上でこの言語をデジタル化することについて、迷いなく決断することができたのです。」
モトローラは、レノボ財団とラディン語研究所(Micurá de Rü)の翻訳者・校正者チームと協力して、ラディン語のデジタル化プロジェクトに取り組みました。このチームを率いたのは、ボルツァーノ自由大学(UNIBZ)でロマンス語学教授を務めるパウル・ヴィデソット教授です。教授は次のように述べています。「ラディン語をはじめとするマイノリティ言語のデジタル化は、その可視性を高め、未来へと繋ぐ重要な取り組みです。スマートフォンは、21世紀における鉛筆のような存在です。ラディン語などのマイノリティ言語が motorola edge 50 シリーズに搭載されていることは、書籍に言語が掲載されているのと同じくらい重要です。」
モトローラは、先住民の人々がモバイルテクノロジーを活用していることを深く理解しており、多様な顧客基盤を構成する重要な存在であると考えています。このプロジェクトの目的は、先住民文化の独特な歴史をデジタル化することで、次世代に継承すると同時に、他の地域や文化における同様の取り組みを促進することにあります。私たちは、多様性を尊重し、言語の多様性を推進する責任を担っています。先駆者として、この責任を果たすために、私たちは積極的に取り組んでいます。その一環として、モトローラは2024年6月までに、100万語以上の先住民言語をオープンソース化しました。他の企業は、これらの言語をインターフェースに導入することで、世界中の言語復興活動をさらに推進することができます。また、レノボ財団とユネスコとの協働によるHello Indigenous白書の最新版を公開できることを大変嬉しく思います。この白書は、先住民コミュニティへのデジタル技術のアクセシビリティ向上に向けた取り組みの指針となるものです。
モトローラは、絶滅危惧言語の保護に取り組み、新たに「ラディン語」をスマートフォンインターフェースに追加しました。これまでにも、インドのクウィ語とカーングリー語、アメリカのチェロキー語、ブラジルのカインガング語語、アマゾンのニェエンガトゥ語など、複数の絶滅危惧言語をスマホに搭載してきました。モトローラは、テクノロジーを通じて言語の壁を打破し、より多様でつながりのある世界を実現するという、包括性と文化保存へのコミットメントを堅持します。各絶滅危惧の言語のデジタル化されたデータセットにアクセスするには、以下のウェブサイトをご覧ください:https://www.motorola.com/us/about/endangered-indigenous-languages-data-set。
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モトローラおよびレノボについて
レノボは、年間売上570億ドルを誇る世界的なテクノロジー企業であり、フォーチュン500ランキングで217位にランクインしています。180の市場で数百万人の顧客に日々サービスを提供しています。すべての人のためにスマートなテクノロジーを提供するという大胆なビジョンを掲げ、AI活用、AI対応、AI最適化デバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、エッジ、高性能コンピューティング、ソフトウェア定義インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスを網羅した「ポケットからクラウドへ」のポートフォリオを構築してきました。レノボは、世界を変えるイノベーションへの継続的な投資を通じて、どこにいても誰も平等にアクセスでき、信頼できる、よりスマートな未来を築いていきます。レノボは、香港証券取引所にLenovo Group Limited(HKSE:992)(ADR:LNVGY)として上場しています。詳しくは、https://www.lenovo.comをご覧ください。当社の最新ニュースについては、StoryHubをご覧ください。モトローラ・モビリティ(Motorola Mobility LLC)は、2014年にレノボ・グループ・ホールディングスによって買収されました。 モトローラ・モビリティはレノボの完全子会社であり、MotoおよびMotorolaブランドのすべてのモバイルハンドセットとソリューションの設計・製造を担当しています。詳しくは、https://www.lenovo.comをご覧ください。また、最新ニュースについては、StoryHubおよびMotorola Global Blogをご覧ください。
レノボ財団について
レノボ財団は、世界180の市場で数百万人の顧客に日々サービスを提供する、年間570億米ドルの収益を誇る世界的なテクノロジー企業であるレノボの慈善活動部門です。すべての人のためにスマートなテクノロジーを提供するという大胆なビジョンを掲げ、AI活用、AI対応、AI最適化デバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラストラクチャ(サーバー、ストレージ、エッジ、高性能コンピューティング、ソフトウェア定義インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスを網羅した、など、「ポケットからクラウドへ」のポートフォリオを構築してきました。レノボは、世界を変えるイノベーションへの継続的な投資を通じて、どこにいても誰も平等にアクセスでき、信頼できる、よりスマートな未来を築いていきます。レノボは、香港証券取引所にLenovo Group Limited(HKSE:992)(ADR:LNVGY)として上場しています。詳しくは、https://www.lenovo.comをご覧ください。当社の最新ニュースについては、StoryHubをご覧ください。
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